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ロブ・ルッチ

ろぶるっち

ロブ・ルッチとは、少年漫画『ONEPIECE』に登場する人物である。ここではついでに彼のペットのハットリについても記述する。
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「死にたくなければ、3秒で答えろ」

「世界政府の志向を邪魔するあの女は、地の果てまで追って俺が消し去る・・・!!!
 "闇の正義"の名のもとに!!!

概要

ハットリを連れた、寡黙なガレーラカンパニー1番ドッグ木びき・木釘職職長。


しかしその正体は世界政府付属機関である諜報機関サイファーポールの1つ、CP9の諜報部員である。
桁違いの戦闘能力・任務のためには一切の情を捨て去る冷酷さからCP9史上、もっとも強く冷酷な「殺戮兵器」と呼ばれている。
その実力は王下七武海からも一目置かれており、バーソロミュー・くまゲッコー・モリアも、ルッチがルフィに敗北する事は予想できなかったと語っている。
常にシルクハットを被っている。

プロフィール

本名ロブ・ルッチ
肩書きCP9諜報部員→CP‐0 総監(「オフィシャルムービーガイド」より)
能力ネコネコの実モデル豹(動物系)
道力4000(2年前)
年齢28歳→30歳
主な部下スパンダム
CV関智一


人物

政府の英才教育により完全な殺し屋気質となっており、正義を掲げ、任務遂行のためならどんな犠牲を出すこともためらわず、任務遂行の邪魔だと判断すれば味方にも手を下す冷酷な性格である。
13歳の時、王国で兵士500人が海賊に人質に取られた事件に派遣された際には、海賊の拿捕より先に人質の兵士500人を皆殺しにした。これは、本来民を守るべき兵士が逆に海賊に囚われ国を危機にさらしている以上、「弱き正義」に生きている価値はないとルッチ自身が判断したためである。

昇格や称号に一切興味が無く、世界政府に所属するのも、血や殺しが正当化されるからだと語っている。
世界政府の命令にこそ忠実に従うが、自分より人間的にも劣っている上司や世界貴族への忠誠心は皆無である。
今までの敵役はなんらかの野心を抱いている者が多かったが、純粋に強者と戦い殺す事に喜び、残忍な笑みを浮かべるのがルッチの特徴。

その冷酷な性格の一方で、ルフィとの戦闘で意識不明の重傷を負い、CP9を解職同然になってしまった時には、仲間達が自分を救おうと医療費稼ぎをしてくれ、復活後何の義理もないの人々を海賊から救う、故郷に海軍の追手が来た際には「騒ぎは故郷へ持ち込ませない」として撃退するなど、それなりの正義心と仲間達からの信頼は持っている様子。

また、幼少時からハト(ハットリ?)を連れているなど、ペットにも思い入れはある様子。

戦闘能力

人獣


名前ネコネコの実 モデル(レオパルド)
解説体を豹に変化させる
種類ゾオン(動物)系

豹に変身する事ができる「豹人間」。
肉食動物に変身する動物系の能力者はその能力を開放すると凶暴性も増すという。
柔軟で強靭な肉体を誇る豹の能力とルッチ本人が秘める「六式」を主とした戦闘力は非常にマッチしている。

能力を使わない人間型でも驚異的な身体能力を誇り、エネルギー全開のフランキーの拳を受け止め、逆にフランキーを真正面から叩き伏せる事ができるほど。
作中、純粋な体術においてルフィを圧倒した初めての敵でもある。
僅か13才にして500人もの兵隊素手で瞬く間に葬るなど、彼に関する逸話は伝説的ながらも恐ろしいものである。

獣人型に変身すると人間型より二回り以上も巨大化する。筋肉も大きく膨れ上がり、あらゆる攻撃の威力が段違いに跳ね上がる。
ルッチ曰く、純粋に身体能力が大きく強化されるのが動物系の能力の特徴であり、「迫撃」においては自然系ではなく動物系こそが最強であるという。
実際、獣人型で繰り出される「六式」の威力は凄まじく、建物軍艦さえも派手に破壊してしまう。さらに獣型に変身して相手に喰らい付いたり、尻尾を相手の体に巻き付けて動きを制限する搦め手を用いたりと、ただ真っ向から戦うだけでは終わらない。

加えて「六式」だけでなくクマドリと同様に生命帰還を体得している。筋肉量などを制御し、相手や状況に合わせて攻撃力や速力を自分で調節する事ができる。

2年後、新世界篇では覇気を習得。もっとも、2年前時点においてもルフィとの戦闘シーンにおいては明らかに打撃でダメージを与えていたことや、覇気すらないにしては政府や海軍からの信頼度が高すぎるため、もともと習得していたとしてもおかしくはない。
「”迫撃”においては動物系こそが最強」という彼の持論を証明するがごとく、映画『FILM GOLD』では、サボと渡り合う技量を見せていた。

主に六式及びその派生技を操る。悪魔の実の能力を直接利用した技はあまり無いが、人獣型のパワーや鋭い爪を活かした攻撃は極めて強力で、指銃の一撃で人体を貫通してしまうほどの威力を持つ。

指銃 ”黄連(おうれん)”
片手で指銃を連射して相手を蜂の巣にする。
両手版の指銃 ”斑”も存在する。

剃刀
鋭い軌道とスピードで空中を翔る移動技。
六式の移動技「剃」と「月歩」を融合させたものと思われる。

嵐脚 ”豹尾(ヒョウビ)”
豹の尾のように渦を巻くような軌道で飛ぶ嵐脚。
他の嵐脚と比べてかなり独特な軌道を描き、完全に避けるのは難しい。

鉄塊 ”空木(うつぎ)”
相手の攻撃に合わせて「鉄塊」を発動させ、逆に弾き飛ばすカウンター技。
そのダメージは常人の拳なら砕き割れるほど。

飛ぶ指銃 ”撥(バチ)”
デコピンの要領で空気の弾丸を発射する「飛ぶ指銃」。
鎌鼬・飛ぶ斬撃に近いようで、通常の指銃なら効かないはずのルフィにもダメージを与えていた。
アニメ版では派生技として、三連続で放つ「飛ぶ指銃”三ツ撥”」(3連続で放つこと自体は原作でも行った)、相手に着弾すると発火し爆発する「飛ぶ指銃”火撥”」が登場した。

嵐脚 ”凱鳥(がいちょう)”
体ごと回転させながら放つ、巨鳥のような大規模な斬撃。
「嵐脚」の中ではカクの最強技”周断”に次ぐ威力と規模を誇り、鉄製の軍艦の外板に一撃で亀裂が入るほど。

紙絵武身(カミエブシン)
生命帰還を利用して筋肉量を絞り、自身の肉体を軽量化する。
攻撃力は幾分落ちるが、代わりに俊敏性と機動力は跳ね上がり、ギア2状態のルフィにも引けを取らないほどの素早さで戦える。

六王銃(ロクオウガン)
両手の拳を相手に押し当て、衝撃貝の数倍もの威力を持つ強烈な衝撃を直接体内に叩き込む。
六式を極限まで高めたものだけが使える最強の奥義であり、CP9のメンバーの中でも使用できるのはルッチただ一人。
なお、ルッチにとって本当の意味での最強の技は、人獣型のパワーを最大限に活かした状態で繰り出す”最大輪 六・王・銃(さいだいりん ロクオウガン)”である。

活躍

過去

幼少期より、世界政府管轄下の修練上にて、CP9にされるべく集められた孤児達と共に、7歳上のジャブラブルーノらと共に修練を行っていたことが0巻で語られている。


そしてエニエスロビー事件の15年前、すなわち13歳の時には既にサイファーポールに入隊しており、とある王国兵士500人が海賊人質に取られた事件の解決を依頼された時には、「国民を守るべき兵士が国を危機に陥れるということ自体が」と兵士を皆殺しにし、海賊の首領の首を取って事件を収めた。
背中の5つのはその時、彼を殺そうとした海賊の砲撃を受けてついたもの。


偉大なる航路

ウォーターセブン

スパンダムの命令により、古代兵器の設計図入手のため、同僚数人と共にウォーターセブンで数年間の諜報活動を行う。
そして、古代兵器の設計図とニコ・ロビンフランキーの身柄を手に入れ、ロビンを追ってきたルフィゾロを撃破した。その後、2人の身柄と設計図と共に、本来の拠点である世界政府直轄の司法の島エニエス・ロビーに帰還した。

エニエス・ロビー編

ロビンを追ってエニエス・ロビーにやって来たルフィと再度対戦し、命を削るドーピングといえるギア2を発動したルフィに対して地力の差でじりじりと追い詰めるが、最後はルフィ渾身の「ゴムゴムのJET銃乱打(ジェットガトリング)」で叩きのめされ敗北。


バスターコールに巻き込まれた際には気を失っていたが、ブルーノにより救い出され亜空間に閉じ込められて難を逃れるものの、エニエス・ロビー壊滅の全責任をスパンダムから押し付けられたため、政府から逃亡し、CP9の面々はセントポプラに逃亡。

ルフィから受けた傷が深く、ルッチは意識を取り戻せなかったが、CP9の他の面々が大道芸やアルバイトで治療費を稼ぎ、ルッチは無事治療を受けられて意識を回復。

退院後はセントポプラで束の間の娯楽に興じるが、町をキャンディー海賊団が襲撃。
海賊を撃退するが、意識不明の海賊相手にすら一切の容赦ないあまりに残忍な制圧ゆえに町人にから恐れられ、町を去ることになる(海賊から助けられた少女にはお礼として一輪の花をもらった)。

その後はキャンディー海賊団の船でCP9の養成地である故郷に一度帰還し、次世代の育成される姿を見学。
海軍の追っ手が来襲するも「騒ぎは故郷へ持ち込ませない」として撃退。
スパンダムにお礼参りの宣告をし、仲間と共に姿を消した。

新世界篇

ドレスローザ

ドンキホーテ・ドフラミンゴが捕縛され、ドレスローザの騒乱が終息した後、町の一角でやたらと小物臭い印象の部下を連れ、肩には同じような仮面を付けたハトがいるCP‐0のメンバーが年寄りめいた口調の誰かに電伝虫で連絡を取っている姿があった。

スパンダインが病床に臥せって権力が弱ったことや、ルッチ達自体の価値もあってエニエス・ロビーの一件は不問となり、CP-0に所属するようになったとのこと。

劇場版ONEPIECE FILMGOLD

CP‐0の一員となったことが改めて明らかになった。

海軍本部元帥サカズキに、ギルド・テゾーロが用意した天上金護送任務の名目で強引に軍艦10隻を用意させ、ギルド・テゾーロの元へ向かう。
いざテゾーロの旗艦グラン・テゾーロにつくと、テゾーロが暴れていたこともあってか砲撃を開始。グラン・テゾーロの天竜人お構いなしという相変わらずの姿勢を見せていた。

しかし、グラン・テゾーロにいるルフィ達を守るべくサボが砲撃を妨害。
彼を相手に戦闘を繰り広げていたが、テゾーロがルフィに敗れると彼を捕縛し目的を果たしたため撤退した。

ハットリ

ハト誕


声:関智一
ルッチが肩に乗せて連れている、ペットの。ネクタイをつけている。

船大工として潜伏していた頃のルッチはこのハットリを連れて腹話術を用いて会話していた。腹話術の実力も凄まじく、ルフィ達も最初はハットリが喋っていると思い込んでいた。

正体を明かすまでの間はルッチ本人が喋ることは無かったが、これによりパウリー仮面をつけた敵の正体がルッチであることを見抜けなかったと思われる。事実正体が判明した際にパウリーは声でルッチと仮面の敵が同一人物であることを認識した。カクに関しては謎であるが。


余談

  • ボスキャラクターとなった経緯

『ONE PIECE 総集編 THE 22ED LOG』ではルッチのキャラ造型の経緯が明かされた。
ウォーターセブン編で当初決まっていたことは、「フランキーが加入」「ゴーイングメリー号との別れ」の二つのみ。
そのため、船大工としてだれが加入するか分からなくさせるためにルッチやパウリーカクなど多くの個性的な船大工が登場。
そこでようやく「誰を敵にしようかな?ハトをのせた変な奴に決定」と、適当なビジュアルを持つキャラとして選ばれたとのこと。

「オフィシャルムービーガイド」にて登場の経緯が語られている。サボやルッチの登場そのものは、スタッフ側からの提案。
しかし作者尾田栄一郎氏は、映画『ONEPIECE FILM Z』でクザンが原作の新世界編に先駆けて先行登場を果たしたことに対し、「原作で登場させれば驚かさせられただろうに、原作の読者にやんわり伝わってしまったことが残念だった」とのこと。
そのため、映画『ONEPIECE FILM GOLD』公開前に、原作ドレスローザ編ラストでロブ・ルッチらを登場させる形をとったという。


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ブルーノクマドリフクロウカリファ
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