概要
『ONEPIECE学園』3巻に登場する新世界中学2年6組の生徒。
七三分けのモジャモジャロン毛が特徴的な男子生徒で、いつも顎マスクをしている眼鏡の少年。
若干オタクっぽい外見で、ヘタレだが誰とでも馴れ馴れしく接する陽キャ。運動音痴でドジで泣き虫。
ルフィたちとはゲームセンター「トレジャープラネットランド」前で遭遇し、一緒に遊びに行った。
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以下、ネタバレ注意
バギー「聞け! 麦わらァ! そいつは…服部ヒョウ太なんかじゃねェ!」
ナミ「どういう事よそれ!?」
バギー「戻ってきやがったんだ…! 理由はわからねェが長らく学校を空けてたヤツがいる…間違いねェ…」
バギー「奴は…」
実はロブ・ルッチが素行不良の生徒を粛正するために変装した姿であった。
冷静に見てみると
- 「服部」という苗字:ルッチの愛鳥「ハットリ」
- 「ヒョウ」という名前、顎マスクのヒョウ柄:ネコネコの実モデル豹(レオパルド)
- 常に七三分けの前髪:ルッチのLの字型の眉毛を隠すため
- 顎マスク:特徴的な顎髭を隠すため
と、ルッチを表す伏線が巧みに張られている。
元々ルッチはウォーターセブン編において自身の凶暴な性格を徹底的に殺し、不愛想な奇人変人を装っていたが、もし劇中のブルーノ(酒場の店主)よろしく陽気で鷹揚なキャラを演じていたらどうなっていたかというIFの姿がこの服部ヒョウ太と言える。
『ONEPIECE学園』のルッチは去年の文化祭で最優秀主演男優賞を受賞するほどの天才役者であり、作中で正体が露見した後も、騒ぎを聞きつけてやってきた警官に対し、一瞬でヒョウ太に変装し、ルフィに罪を擦り付け逃げ惑い嘘泣きするという本編ではまず考えられないほどヘタレな演技を行っており、ナミやコビーを驚愕させるに至っている。
そういう事もあってか、この「服部ヒョウ太」は本作の知名度が強烈に上がるのに貢献したキャラとも言える。
上記の一件後も情報収集のため、この変装をしているがルフィはルッチだと言うことを忘れている(ウソップ曰く頭の中で一致してねェだけ)ため、普通に接しており、ルッチの方も他のメンバーに口止めし、情報収集しながらヒョウ太として接している。