立ち上がれ、全勢力
概要
作品名 | ONE PIECE STAMPEDE |
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監督 | 大塚隆史 |
脚本 | 大塚隆史、冨岡淳広 |
作画監督 | 佐藤雅将 |
ゲスト | ユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太 ほか多数出演 |
主題歌 | WANIMA「GONG」 |
公開日 | 2019年8月9日 |
上映時間 | 101分 |
興行収入 | 55.5億円 |
前作 | ONE PIECE FILM GOLD |
次作 | ONE PIECE FILM RED |
テレビアニメ『ONEPIECE』放送20周年記念作品であり、令和時代初の劇場版。
STAMPEDE(スタンピード)とは日本語で熱狂、暴走を意味する。
今作も原作者である尾田栄一郎は監修として制作に参加しており、原作キャラクターの衣装やオリジナルキャラクターのデザインなどもを手掛けている。
監督は2017年放送のスペシャルアニメ『エピソードオブ東の海』の監督を務めた大塚隆史。脚本は大塚と2015年放送のスペシャルアニメ『アドベンチャーオブネブランディア』の脚本を担当した冨岡淳広が担当する。
FILMシリーズとの関わり
『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』以降の作品でタイトルに取り入れられていた「FILM」の語句は本作には含まれていない。その為、原作者が制作総指揮に関わる劇場版シリーズであるFILMシリーズからは除外されるが、本作では後に原作に関わる設定が明かされており、FILMシリーズ同様にONE PIECEという物語を語る上では重要な作品となっている。
その為、ファンの中には本作もFILMシリーズの一部と考えている者もおり、そうでなくてもFILMシリーズと同列に扱われる傾向にある。
特徴
本作の特徴は「全勢力」が集うオールスター作品。
海賊、七武海、海軍、世界政府、革命軍といった多種多様な人種がある目的のもと海賊万博に参加。その混乱の中で一騎当千の強豪たちをも退ける本物の「化物」を相手に一致団結するというのが物語の主軸となっている。
時代の覇権を巡る熱狂、開幕
あらすじ
海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典「海賊万博」。万博の目玉は「海賊王の残した宝探し」。
「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にした麦わらの一味。会場には、最悪の世代をはじめとする多くの海賊たちも群がっていた。しかし、その万博の裏には別名「最悪の戦争仕掛け人」フェスタの凶行が張り巡らされ、海賊たちを一網打尽にすべく海軍までもが動き始めていた。
そんな時代の覇権を左右するお宝争奪戦が熱を帯びる中、突如、元ロジャー海賊団「“鬼”の跡目」と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入。ルフィたちの前に恐るべき脅威となって立ちはだかる!
狂乱する海賊、事態の収束を諮る海軍、巧妙に海を生きる王下七武海、独自の思惑を持つ革命軍が参戦し、敵味方入り乱れ類を見ない大乱戦が巻き起こる。お宝争奪戦と海賊万博は予測不能の大混乱へと陥って行く!!
登場キャラクター
今作はオールスター出演と名を打ってるのもあって、総勢200人以上のキャラクターが登場する。
麦わらの一味
海賊
最悪の世代
- トラファルガー・ロー:神谷浩史
- ユースタス・キッド:浪川大輔
- キラー:浜田賢二
- スクラッチメン・アプー:真殿光昭
- カポネ・ベッジ:龍田直樹
- ウルージ:楠大典
- X・ドレーク:竹本英史
- ジュエリー・ボニー:高木礼子
- バジル・ホーキンス:宗矢樹頼
- マーシャル・D・ティーチ:大塚明夫
王下七武海
その他の海賊
革命軍
海軍
- スモーカー:大場真人
- たしぎ:野田順子
- ヒナ:中友子
- コビー:土井美加
- ヘルメッポ:永野広一
- モモンガ:太田真一郎
- 戦桃丸:伊倉一恵
- センゴク:大川透
- モンキー・D・ガープ:中博史
- サカズキ:立木文彦
- イッショウ:沢木郁也
- ボルサリーノ:置鮎龍太郎
- ブランニュー:山田真一
- バスティーユ:小山剛志
- メイナード:花田光
- ドーベルマン:竹本英史
- ダルメシアン:服巻浩司
- パシフィスタ
CP‐0
その他
今作オリジナルキャラクター
- ダグラス・バレット:磯部勉
- ブエナ・フェスタ:ユースケ・サンタマリア
- 歌姫アン:指原莉乃
- ドナルド・モデラート:山里亮太
- フェスタの部下・タビ、伝令海兵・ホロ:竹中直人
- 女海兵:ロン・モンロウ(栗子)
- フィッシャーズ海賊団:Fischer's(シルクロード、マサイ、ンダホ、ダーマ、ザカオ、モトキ、ぺけたん)
余談
- パラレル
なお今回も本編と食い違う時間軸のため、パラレル扱いである。そうはいっても本編からあまりに逸脱することも出来ないためか麦わらの一味の仲間とは言えど当時安否不明だったジンベエや世界会議で事件に遭遇したと思われるネフェルタリ・ビビは直接の登場はしていない(ジンベエはウソップの回想シーンの1シーンで、ビビは本人は登場しないが『仲間の印』が1シーン登場する場面がある)。ジンベエは次回作で劇場版初登場を果たした。
- 前日譚
アニメ本編では本作に連動するストーリーとして、2019年7月28日・8月4日にオリジナルストーリー「シードル・ギルド編」が放送された。
関連イラスト
どうしてこうなった