ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

おかわりまだか!? なくなりそうだ!!!

ピザお~か~わ~り~!!!


※この項目はアニメ未放送のネタバレ情報を含む場合があります。

概要

南の海出身の女海賊。2年前は麦わらの一味と同時期にシャボンディ諸島に上陸した大物ルーキー「11人の超新星」に数えられ、2年後は「最悪の世代」の一角として危険視されている。

 

マリンフォード頂上戦争の終結後、新世界黒ひげ海賊団に敗北。自身の部下達と共に一度は海軍に拘束されるが脱走し、現在は1人で逃亡生活を送っている。

かつては世界政府の管理下に置かれていた、ないし監視されていた様子。サカズキ曰く「彼女の逃亡は政府にとって重大な事態」。


プロフィール

本名ジュエリー・ボニー
異名大喰らい
年齢22歳?→24歳?(外見からの推定年齢)
身長174cm
懸賞金1億4000万ベリー→3億2000万ベリー
肩書き最悪の世代、元ソルベ王国王女
所属ボニー海賊団船長
所属船ジュエリー・マルゲリータ号
悪魔の実トシトシの実超人系
出身地南の海
誕生日9月1日(大喰らい=0091)
星座おとめ座
血液型F型(現実におけるB型)
趣味食事、ジェンガ
好きな食べ物ピザマルゲリータ
嫌いな食べ物にんじん
イメージ国オーストラリア
イメージ職業ピザ屋
イメージ花フリージア
イメージ動物鹿
初登場単行本51巻 第498話『11人の超新星』
WT10085位(9929票)
CV木内レイコ(第392~736話)→高木礼子(第888話~)

人物

一人称はあたし

容姿はピンク髪で紅一点のお約束か、非常にセクシーで抜群のプロポーションを誇る美女である。特徴的な帽子や茶色い毛皮のコートにサスペンダーを着用し、ホットパンツや柄のあるニーソックスを履いた太ももが目を引く長い美脚が魅惑的。

センシティブな作品

性格や言動は男勝りでかなり気が強い。

また「大食らい」の異名通りモンキー・D・ルフィにも匹敵する大食いで、片っ端からドカ食い。

上記の通り言葉遣いも食べ方も非常に豪快である一方、初対面のゾロを身を張って救っては諌め、新聞を読んで情報のチェックも欠かさず行うなど、意外に思慮深い上に情報通で、洞察力に富んだ行動や一面を持つ(恐らく世界政府に監視されていた過去からだろうか)。

また、各地で事件を起こす同世代の活躍を知った時は嬉しそうにしたりと、彼女なりに海賊ライフを楽しんでいる様子。


ルフィとはエッグヘッドで初めて邂逅。

互いを「同世代の海賊であり、同時に敵である」と認識している・・・が、直前に麦わらの一味に救われた経緯や、その時点では特に積極的に敵対する理由が皆無である、そして何よりお互い妙に波長が合った様子で、僅か2、3話の間(劇中時間で恐らく数時間にも満たない短時間)で読者の視点では「『敵』どころか『同盟』さえも通り越して『仲間』なんじゃないか?」と錯覚しかねないほど仲良くなった

ちなみに虫が苦手らしく、ある理由から虫が大量に寄ってきた際は、絶叫した後に泡を噴いて失神している。


名前の由来は、実在したカリブ海の海賊『アン・ボニー』。


戦闘能力

悪魔の実

乔艾莉·波妮ボニーさんチョコください。


自分の肉体や、対象の相手の肉体の年齢を操作できる「年齢自在人間」

実の名前は107巻SBSにて判明。

相手に使えば、敵を子供にしたり老化させて戦闘力の低下・無力化に陥らせる芸当も可能と、直接的な攻撃力は持たないがかなり厄介。

ただし、生物に対して永続的な効果はないので、一定時間で解除される模様。

対象は人間のみならず動物や無機物にも使用ができ、映画『ONE PIECE STAMPEDE』では低速にしないと判り難いが、を能力で急成長させ瞬時にに羽化させて、それを目晦ましに利用する応用技を披露している。


また、自身にも行使して老婆や子供になるのも可能。

こちらは戦闘に役に立たないように思えるが、容姿が変わるため変装としての利用が可能で、逃亡や食い逃げ、潜入にはもってこいな能力。

本人の機転と演技力次第では、銃などの乱用も厭わぬ厄介者から第三者を守るのにも活用可能と、マネマネの実のような有用性も持ち併せている。

一方、自身の身体の年齢操作はかなりのエネルギー消費が掛かる様で、並外れた大喰らい振りもこの能力に起因している模様(つまり実年齢の姿が最も消耗が少ない)。


年齢を未来へ操作する場合、操作後の姿は能力者のイメージによって変化をつけることが可能。

(過去へ操作する場合もイメージによって変化をつけられるかは現状不明)

このため能力者の想像力によっては血縁のない他人や、異なる種族の特徴を得る芸当も可能。(恐らく技の「歪んだ未来」はこの性質の応用)


ただし、危機的状況に陥って絶望したり戦意を失うなどで、精神が不安定になると選べる未来が狭まってしまい、それに伴って技の威力が弱体化してしまうのを弱点とする。


アインモドモドの実しのぶジュクジュクの実を合わせたような能力だが、


  • これら2つと違って生物に永続的な効果がない
  • イメージによって年齢操作に指向性を持たせる芸当が可能

などの点が大きな差異となっている。


基礎戦闘力

直接的な戦闘描写はほとんどないため詳細は不明。ただ、前述の『ONEPIECE STAMPEDE』では、大量の小鳥の群れに紛れる目晦ましで近づいてダグラス・バレットを怯ませるほどの蹴りを放つ。

バレットに思い切り岩盤に叩きつけられても、その後立ち上がるタフさなども相まって『「最悪の世代」の一角』に相応しく、相応の実力は間違いなく有しているものと思われる。

しかし、劇中では不運にも黒ひげ黄猿五老星の一角本作でも別格クラスの猛者との交戦が多く、劣勢に追い込まれる場面も散見されている。


  • 歪んだ未来(ディストーションフューチャー)

能力を発動し、使用対象を本来の成長とは異なる方向で成長させる。

本編ではボニー自身が上半身を筋肉でビルドアップさせた姿になったり、ルフィがSBSで描かれたある方向の未来(なにかあった未来)の姿(70代)になったりした。


  • 跡死突き(トシつき)

パイプなどを用いた突き技で、受けた相手の年齢を具現化させて身体から弾き出す。


無機物に使用する技。対象を経年劣化させて破壊できる。

「老いるショック」と「石油危機」をかけたギャグみたいな技名であるが、彼女の出自を判断するとある海賊の技にちなんでいる可能性が高い。


銃撃した相手に「体が溶けて白骨化していくような感覚」を体験させる。肉体的なダメージは受けないが、並の相手ならあまりの恐怖に気絶してしまう。

名前の由来はそのまま「NDE("Near Death Experience":臨死体験の略称)」から。


活躍

第1部 サバイバルの海 超新星編

シャボンディ諸島頂上戦争

シャボンディ諸島で11人の超新星の1人として登場。カポネ・ベッジバジル・ホーキンスなども滞在した店でピザを大量に平らげていた。

ゾロが天竜人であるチャルロス聖の真正面を歩いた上、発砲に対し反撃しようとするのを目撃した際は、海軍大将が諸島に呼び出される事態を回避すべく、能力と持っていたワインを行使してゾロを死んだように見せかけた。

その後モンキー・D・ルフィがチャルロス聖をぶっ飛ばしてしまったため、結局はボルサリーノ率いる海軍が諸島に襲来。ボニーは能力で海兵を無力化させ、無事に逃げ切ってみせた。


天竜人の騒ぎから1週間程経過した後、マリンフォード頂上戦争が勃発。戦争の中継をシャボンディ諸島で眺めていたが、海軍が50体ものパシフィスタによる攻撃を開始し、“白ひげエドワード・ニューゲートスクアードに刺された後に映像が途切れた際には、何故か大粒の涙を流していた。

その後戦争の終幕をマリンフォード沖で見届けた後、ボニーは自身が涙を流すに至った元凶を探し出すべく、新世界へ進出する。


しかし、新世界の燃える島にて黒ひげ海賊団と交戦し敗北。

ボニーは囚われの身となり、“黒ひげマーシャル・D・ティーチの勧誘を蹴ったため海軍との取引のネタに使われてしまう。

海軍の強硬姿勢のため取引は失敗に終わるのだが、そのまま取引場所に放置されたボニーはやって来たサカズキに捕縛された。

上記の経緯に加え、第2部からはボニーの単独行動しか見られていない現状から察するに、彼女が率いる海賊団は事実上これで壊滅したと思われる。


サカズキ「お前が政府から逃げたと聞いた時はひやりとしたがのう…… だがもう 終わった」

ボニー「お前たち……! 絶対許さねェからな!!」


第2部 最後の海 新世界編

パンクハザードドレスローザ

燃える島で海軍に捕まるも経緯は不明ながら逃亡に成功したようで、自分の能力を駆使して食い逃げをしながら逃亡生活を送っていた。

2年の間に何らかの事件を起こしたのか定かではないが、彼女もまた大きな事件の時に必ず名を含まれていた最悪の世代に含まれている。ただし、ボニー海賊団の仲間達の姿は確認されていない。

モンキー・D・ルフィがトラファルガー・ローと共にドンキホーテ・ドフラミンゴを討ち取ったニュースを読んだ際には「同期として嬉しい」と発言した。


世界会議

ソルベ王国の王太后コニーに変装し、世界会議が行われる聖地マリージョアに単独で潜入する。その際『無敵奴隷』として天竜人に弄ばれるバーソロミュー・くまの衝撃的な姿に涙するなど、浅からぬ因果関係があるかのような描写を見せた。


ボニーが危険を冒してまでマリージョアに潜入した目的は明かされなかったが、世界会議解散後には特に負傷もなく脱出した模様。また、潜入中にサボに会い、サボもボニーの素性を知っており、サボら革命軍と自身の目的が『くまの解放』であった事情から利害が一致により手を組み、くまの解放を革命軍に託し、自身は「くまの意識を取り戻す方法をベカパンクから聞くためにエッグヘッドに行く」とサボに告げ、彼と別れエッグヘッドに向かった。


エッグヘッド

ワノ国を出港した麦わらの一味の前に、海で溺れている所を救助される。その直後、彼女を追って巨大な改造されたサメが麦わらの一味に襲い掛かり、一味はなし崩し的にボニーを救助したルフィ、チョッパー、ジンベエのチームと、それ以外のチームとに分かれる。

その後、昔訪れたことがあるエッグヘッドに流れ着くと、ボニーはルフィ達に救助の礼を口にしながらも、自身を「ルフィ達の敵だ」と断言、そして同時に「エッグヘッドに研究所を構えるDr.ベガパンクに用がある」旨を告げる。


エッグヘッドの工場層に登り、ベガパンクの猫「アトラス」に出会った後、服装を未来風のものに一新してベガパンク本人の元へ向かおうとするが、そこへ無銭飲食及び衣類窃盗の罪で捕えようと襲ってきた警官姿のくまが来訪。迎撃しようとしたルフィを妨害し、レーザーで撃たれそうになりながら自身が「バーソロミュー・くまの娘である」事実を明かし、父を傷つけないよう懇願した。その際の口調は普段の男勝りなものではなく、幼げな口調であった。


ルフィ達に自身とくまの関係を明かした後は、工場層の「伝説の鉄の巨人」が保管されている場所で遂にくまの自我を奪った張本人のベガパンクと再会。

フレンドリーでありながら「人類の科学の発展の為ならば多少の犠牲は厭わない」とも受け取れる発言と姿勢を見せたベガパンクに対し、ボニーは道中拾ったビームサーベルでくまを元に戻すよう脅しをかける。しかし、そのビームサーベルは失敗作だった為、刀身に自身の苦手な虫が大量に集まってしまい、その場で気絶してしまう。


その後、ルフィたちがCP‐0の一悶着を経て研究層に到着したタイミングで目覚めると、再びベガパンクを追跡。

能力で彼を追い詰めるが、当のベガパンクは「くまを元に戻すことは出来ない」「自我を失うという決断はくま本人が下した」と告げられる。

その事実を信じられなかったボニーはベガパンクとしばらく口論を続けていたが、途中で肉球の印が施された扉を見つけ、能力でセキュリティを突破して「ルームNIKYU」に侵入。そしてくまの能力で弾き出された「くまの記憶の結晶」を発見する。


結晶に触ろうとする自身を止めようとするベガパンクを部屋から追い出すと、ボニーは結晶に触れてくまの過去を知り始める。


その後は真実を知りベガパンクと和解したボニーは矛先を変え、エッグヘッドからの脱出に協力するが、侵入してきたボルサリーノの光速蹴りを食らい、外にいる戦桃丸のところまで飛ばされてしまった。

ただし、この直後に突入してきた海兵達を能力で翻弄し、隠れ通す余力を残していたため、ボルサリーノが故意に手加減した可能性が高い。


サターン聖からは「既に用済みだから放っておけばいい」など、優先的な攻撃対象とはみなされていない。

その後、上陸してきたサターン聖に父の敵だと刀を突き刺すも、敵わず捕まってしまう。

能力で対抗し逃れようとするが、絶望的状況とニカを信じる思いが半信半疑になり力が弱まってしまう。

更には自身の出生や母親の死の真相を聞かされ、サターン聖の残虐な本性に恐怖し戦意どころか、生きる意欲をも喪失。

自らの死を覚悟するも、突如エッグヘッドに現れたくまが身を挺してサターン聖の攻撃からボニーを守り救出された。


余談

  • 涙の理由

頂上戦争の中継を見ていた際に涙を流していたため、読者の間では戦場で死亡したポートガス・D・エースや“白ひげ”エドワード・ニューゲートとなんらかの関係があるのではと注目されていたが、実際は人格を失い海軍の人間兵器と化したくま=パシフィスタに対してのものだった。

尚、ボニーはベガパンクがくまの人格を奪った事実に対して怒りを募らせており、くまの姿をしたパシフィスタの開発については理解を示している模様。

『ONE PIECE』の公式キャラブックの「VIVRECARD ONEPIECE図鑑」の設定画に「ベガパンクに父を元通りにさせる」一文が掲載されており、早期からくまとの関係は構想されていたと思われる。

ちなみにルフィはボニーと出会った当初、「ボギー」と定番の間違えた名前で呼んでたが、父であるくまがサイボーグ化されたという話を聞いてチョッパーと共に「カッコイイ!」とはしゃいでいたものの、その真相とボニーの心情を知って流石に反省したらしく「ボニー」と訂正して呼ぶようになった経緯がある。


  • 海賊になった経緯

エッグヘッド編でくまと親子の関係であることが明かされたため、ボニーはかつて世界政府正式加盟しているソルベ王国の元王女で、何故か王位を放逐され、親子ともども海賊に身を落としてしまったと推察されていた。


  • 悪魔の実の名称

ネット上ではその能力から「トシトシの実」ではないかと予想されていたが、長らく名前は明かされなかった。107巻のSBSによると、作者の尾田先生本人もすっかり言ったつもりでいたようで、そちらで漸く判明した。本編でも1099話で名称が語られた。


  • ボニー海賊団のメンバー

ボニー海賊団のメンバーはくまの過去編で登場したソルベ王国南部に暮らすくまの知己・友人達に似た姿をしているが、ボニー海賊団出航時の回想にて船員は彼ら本人であり、海賊団のメンバーとして彼女を支えていた実態が明らかとなった。

そんな船員達にとってボニーは娘のような存在であるため、出航後もボニーを今まで通り名前で呼んでいたが、海賊らしく振る舞いたい彼女の要望を受けて呼び方を「船長」と改めた。


関連イラスト

2年前

ボニーさんボニー

2年後

Bonneyジュエリー・ボニー

STAMPEDE

Jewelry Bonney | ONE PIECE9.1 HB Bonney✨


関連タグ

ONEPIECE


11人の超新星 最悪の世代


バーソロミュー・くま:父親。ボニーが老化した姿はソルベ王太后コニーと瓜二つであるため、外見は全く似ていないが血縁はあると思われたが・・・?


アインしのぶ:この2人の能力を合わせると、ボニーの力に近い(端的にはタイムふろしきの表と裏)。ただし、半永久的に続くモドモドの実や永続するジュクジュクの実とは異なり、ボニーの能力には時間制限がある。


リリー・エンストマック:似たような異名を持つアニオリの女海賊。











ここから先は、ネタバレ注意




























































  • 出生の経緯

第1098話 “ボニー誕生” にて、生い立ちが非常に訳ありであった実状が判明した。

元・革命軍の幹部で元・七武海の1人でもあったバーソロミュー・くまの娘とされるボニーであったが、実はくまは「養父」に当たり、彼の種族であるバッカニア族の血も引いていない。

くまの養子となるに至った経緯は、自身の母であるジニーは彼と幼馴染みであったからで、くまは彼女やエンポリオ・イワンコフ共に天竜人の奴隷の身で過ごし、ゴッドバレーにおけるロックス海賊団事件を機にソルベ王国への逃走に成功。以降、くまとジニーは共に支え合いながら時を過ごし、やがてはモンキー・D・ドラゴン率いる革命軍の一員となるに至った。


しかし、美しく成長したジニーは、天竜人に見初められてしまったのを機に、一方的に「嫁入り」の形で再び捕らわれてしまい、その後に生まれたのがボニーであった。

つまり、ボニーは一般人と天竜人の間に生まれた混血児である可能性が高く、恐らくはこの出生が世界政府の監視下に置かれている時期に繋がっているのと思われる。

だが、自身が生まれたばかりの時期、実母のジニーは不治の難病『青玉鱗』に罹り、それを理由に夫の天竜人に捨てられたジニーは、娘の自身を連れて余命幾許も無い命を賭して、ソルベ王国にまで帰還。くまの教会で息絶えたジニーをくまに発見され、連れ出されたボニーはくまに娘として育てられた。

そして数年後、ジニーの命を奪った青玉鱗がボニーにも発症(現在の左目の下のピアスの箇所に)してしまい、それを案じたくまはドラゴン達からの了承を得た上で革命軍を抜け、親子2人での時間を過ごすようになった。


その後、くまは南部の住民を虐殺しようとするベコリ王を力ずくで排除し、国民の支持を受けて王座を引き受ける。これにより娘として育てられていたボニーも王女として扱われるようになるが、変わらぬ生活の中で突然トシトシの実の能力が発現する。

それからは先々代王にしてくまの補佐官であるブルドッグと、その母であるコニーと共に能力をコントロールする練習をしており、年齢を操作するコツを身に着けていった。

この練習の一つが「コニーと同じ年齢に変身すること」であり、マリージョアでコニーに化けられたのは顔立ちが似ていたことのに加え、成り済ましに慣れていたからである(ちなみにくまでも間違えるほど似ている)。


後にベコリを連れてやってきた海軍をくまが蹴散らし、父が海へ出てからはコニーと共に暮らしていたが、革命軍と再会したくまによってベガパンクと引き合わされ、彼の技術によって治療される。

当初は『くまを素体とするクローンの作成』のみを条件としていたが、ジェイガルシア・サターン聖により『くまの王下七武海加入』『自身の改造』『治療後のボニーと接触しない』『改造が終わるまで世界政府がボニーの身柄を預かる』などの様々な難題を追加。くまは「ボニーにそれを知らせない」「治療後のボニーがソルベ王国の教会で養生できる」の2点を条件にそれを受け入れる。

そしてボニーは半年の間くまと共にエッグヘッドに滞在し、治療を受ける。戦桃丸やボルサリーノとはこの頃出会い、当時の関係は良好だった模様。

治療後はサイファーポールの監視と共にソルベ王国に帰還し、くまと再び別れる。

しかし、くまが送って来る手紙は監視員のアルファが全て破棄しており、愛娘の元に届かなかった。一向にくまからの手紙が届かない現状、10歳になって病気も治ったのに外に出られない状況に不信感を募らせ始めた矢先、コニーから「看護師だと思っていたアルファ達が政府の監視員である実態、くまが政府との何がしかで帰ってこられない、手紙が届かないのもそこに理由がある」と密かに教えられ、ボニーは遂に脱走を決意。


トシトシの能力でコニーに化けて港へ向かい、コニーがあらかじめ手配していた専用の船と、くまの友人達に迎えられ出航。逃がすまいとアルファが追ってくるが、ボニーはこれに対し、くまから聞いていた「太陽の神ニカ」の伝承をヒントに「歪んだ未来」を発動、「ニカみたいな未来」の可能性を引っ張り出してパワーアップし、アルファを一撃で粉砕した。


かくして父を探すべく海へ飛び出し、海賊となったボニーだが、政府からすればくまを繋ぎ止める人質であるボニーを逃がすわけには行かず、賞金首として追撃。

何度か捕まったもののその度に逃げ出したようで(ロブ・ルッチ曰く 「脱走を繰り返している」 )、超新星に数えられるようになってからも目的は一切変わっていない。


頂上戦争で泣いていたのはくまの姿をしたパシフィスタが運用されていた、そして人間兵器に変貌したくま本人を発見したためであり、この後恐らくはコニーらソルベ王国の伝手でくまに関する情報を入手、マリージョアに潜り込んだ後単独行動を始め、現在に至っている。


  • 実年齢

くまとボニーの過去が明かされる中で明確に判明した「ジニーが天竜人に誘拐された」のが14年前で、くまがジニーの生んだ赤ん坊のボニーを娘として育てる決意をしたのはその2年後である点から逆算するとボニーの実年齢はおそらく「12歳」


それ以前にも「能力者で溺れている最中の容姿が子供だった」事実から、実年齢も子供である可能性が浮上していた(ただし、海で溺れると能力が解除されるわけではなく、自発的な行使に制限がかかる傾向が強いようなだけである。実際にルフィのような “体質そのものが変異した能力者” の場合、第三者の補助があれば最低限の使用は可能。他にも “能力のオン・オフがある能力者” の場合、溺れる寸前の状態で固定される場面も確認されている)。

またベガパンクやボルサリーノは「大きくなった」とまるで子供が成長したような感想を述べている他、ベガパンクの「あんな幼い子を見殺しに出来るか!!!」「(フランキーに対して)大の大人がついていながら~」と、明らかにボニーが子供であるのを前提とした物言いが目立っていた。

他にも、ボニーの行動や振る舞いからも、彼女が10代前半の子供であった事に十分納得のいく要素が幾つもあった。


  1. テーブルの上で大股を広げてドカ食い→テーブルマナーを知らない
  2. 男所帯の麦わらの一味の前で平然とトップレスになる→性的羞恥心が発達していない
  3. やたら目立つ口紅→化粧の仕方を知らない(これについては、化粧に詳しくない海賊団の仲間に教わったことが原因)
  4. 「最悪の世代」にカウントされる億越えの海賊であるはずなのに、他のメンバーに比べると直接的な戦闘能力が劣っている様に見える→戦闘経験が少ない

……等々、いくつか理論的に説明できる点もある。

ただしその場合、今度は言葉遣いや知識が明らかに子供のものではないなど(ボニーの能力は肉体年齢のみを操作するものであり、知識などには影響しない)の不自然な点もあるのだが・・・。

ただ、世界政府の元へいた時期に「天竜人の子」として英才教育の様な物を受けていたとすれば、それらについてもある程度だが、納得のいく部分もある(実際、天竜人の子の中に海軍で英才教育を受けていたと思われる人物はいる)。

しかし、実年齢が判明すると一部の読者から「(幼少期の姿は)12歳にしては発育が悪いのではないか?」ともツッコまれているが、これは『青玉鱗』の性質上、日光を十分に浴びられなかった影響で、成長ホルモンの分泌が悪くなってしまったからだと考えられる。

しかし、ボニーに限らず本作に登場するキャラクターの体格は、幼少期は極端に小柄であり、青年期以降は常人並、または極端に大柄になるパターンが多い。

ボニーも上記のケースと同様「幼少期が小柄なだけ」の可能性もあり、実際に能力で大人の姿になった際はナミロビンなどにも引けを取らないプロポーションを誇り、身長も174cmと女性としてはかなりの長身。


  • ボニーの実父は?

母・ジニーの顛末からも、ボニーの実父が天竜人である可能性が高くなったが、実父に当たる人物が誰なのかは明かされていない。


しかし、SBSにて「男性化したボニー」のイラストが公開されているのだが、その顔は何と四皇の1人・赤髮のシャンクスと瓜二つの顔をしていた。

更に近年、天竜人の1人にして神の騎士団の司令官であるフィガーランド・ガーリング聖が、シャンクスの実父である可能性が出始めており、これらの点から推察すると、ボニーはガーリング聖の実子の1人に当たり、更にシャンクスとは異母兄妹の関係にあるとする二重の可能性が出始めている。

いずれにせよ、今後の物語の展開を期待したい。


  • 能力者となった経緯と謎

回想で能力者となった経緯が判明するが、これについては非常に謎が多い。

ソルベ王国の一人革命事件が起きた後に、突如能力を発現させ、20代くらいの姿に変身する。

当然、くま含めた周りの大人達は驚愕し「いつ悪魔の実を食った?」と尋ねるが、本人にも一切心当たりが無いらしく、首を傾げていた。

教会の中にしか居られないボニーが悪魔の実を摂食できる可能性はほぼ0%と断言してもよく、そのため「悪魔の実には摂食以外に能力が伝達される条件があるのでは無いか?」とする考察がより信憑性を増す事態に(前例として「御先祖からマトマトの能力を受け継いだ」と語るバンダー・デッケン九世がいる)。

教会の中の果実の1つがたまたま悪魔の実に変化して、それを食べた可能性も一応考えられるが……1103話にてついに謎が明らかとなった。


その真相は「悪魔の実を直接口にできない赤ん坊に、悪魔の実の成分をエキス化して能力を付与できるか?(要約)」とするサターン聖の実験によるものだった。

なのでジニーが天竜人の元から下界に戻る以前に、施術されて能力を得たものと考えられる。

この実験がラッスーファンクフリードなどの「物が悪魔の実を食べる」技術に繋がっているのかもしれないが現時点では推察の域を出ない。

また、サターン聖が重要視したのはあくまで実験の成否であって、トシトシの実自体は能力の弱点を考慮した上で「不要な実」と評価している。


なお、能力を使用してソルベ王国のコニー王太后に変装できたのは、「コニーそっくりのおばあさんになった未来」をイメージした結果と思われる。


くま「ボニー、折を見て帰るからいい子にしててくれ」

ブルドッグ「母だ」


  • 懸賞金について

原作1102話にて、海軍がボニー海賊団について「奴らの通った後にゃ傷ついた老人や子供が転がっているらしい!」「人間のクズじゃねェか!」と評しているが、その正体はボニーの能力で幼児化or老化した海軍

ボニー本人の戦闘力もそれなりにあるではあるものの、2年前時点で当時10歳のボニーに億超えの賞金が付くのはシャーロット・リンリンニコ・ロビンに幼少期の時点で数千万単位の懸賞金が付く前例から見ても破格の数字だったが、恐らく「各地で老人や子供を襲う極悪人」ということで「危険度」が加味された結果なのだろう。


  • 本名について

一応、公式から出されているボニーの本名は判明しているが、実母を早くに失い、養父であるくまに育てられていたその複雑な出自が判明した今、実はボニーの本名は結構怪しい状態である。(まだ実母であるジニーの本名が判明していないので何とも言えないが・・・)

その一方で、彼女の本名とされている「ジュエリー・ボニー」については、彼女が患っており、かつ周囲にからかわれていた『青玉鱗』をくまが「宝石(=Jewel)」だと褒めてくれた過去に起因している可能性がある。

ボニーの養父・くまの苗字である「バーソロミュー」性である可能性も一応あるが、自身の種族が原因で生き地獄を味わった過去を持つ彼が、娘に自分と同じ苗字を名乗らせるかはかなり怪しいところ。(バッカニア族の人間との血縁関係が疑われれば彼女も危険な目に遭いかねないため)

関連記事

親記事

最悪の世代 さいあくのせだい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 8530179

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました