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概要編集

NEO海軍総帥“ゼット”(ゼファー)の右腕である女性幹部。

元は海軍本部の海兵だったが、海軍を辞め、恩師の元海軍本部大将ゼファー率いるNEO海軍に参加した。

後に王下七武海となるとある海賊による演習艦襲撃事件の際に生き残った海兵の1人。


劇場版第12作目『ONEPIECE FILM Z』のために作者尾田栄一郎が考案したキャラクターであり、原作には登場しない。


プロフィール編集

本名アイン
所属海軍本部訓練兵→NEO海軍バイス・アドミラル
所属船ホワイトタイガー号
悪魔の実モドモドの実超人系
CV篠原涼子笠原留美(Zの野望編)

人物編集

性格編集

寡黙でクールビューティな女戦士。ゼットに対して忠誠心が高く、「先生」と呼んで慕っている。

しかし、ゼットのあまりに過激すぎる行い・ゼット自らの破滅をいとわない行為には、ゼットの身を案じるがゆえに本心としては迷いを抱いており、迷いを隠してあえて「ゼット先生についていく」ことを選んでいるが、ロロノア・ゾロから「お前の太刀筋には迷いが見える」と見抜かれている。

シューゾへの連絡の際には、不在が虚偽であることを即座に看破したり、彼の行動による情報漏洩を危惧していたりと、理知的で察しの良い一面(シューゾとの戦闘では、戦略的な勝利を収めている)を見せた。


外見編集

アインさん俺の部下がこんなに可愛いわけがない

青髪で逆さ海軍マークの髪留めを使っている。服装は二種類ある。

黒色のコートと胸元に大きな白リボンがあるカーキ色の将校服(女性将校は下はズボンの方が多いが、アインはミニスカートと脚線美が引き立つ黒いタイツである)。

もう一つが劇中でのメイン衣装といえる将校らしさと女性らしさを合わせたフリル付きのブラウスとフード付きの青色のマント、スラリとした美脚を大きく露出した短めのホットパンツを着用していた。なお、セカン島でゾロと対峙する時にはマントを着用していたが、ピリオ島では戦闘時に外していた。


パンフレットやBlu-Ray特典には美女と書かれている。実際かなりの美女である。しかし、サンジは状況も相まってメロメロにはならなかった。

原画、作画も含めて胸が強調されて描かれることがほとんどなく、ゾロとの戦闘シーンも激しく動いていたにもかかわらず乳揺れしなかったため、しばしばONE PIECEの世界では珍しい小さい胸の子と呼ばれる。ただ、これは描写によって差があり、不確定情報なので注意が必要である。

胸とは反対に太ももとセクシーな美しい脚が非常に際立っており、劇中でも蹴り主体のアクロバットな体術の攻撃によりその脚線美が遺憾なく強調されている。また、激しい戦闘があった事を物語る右太ももの大きな傷が美脚とのギャップとしてさりげないアクセントにもなっている。


戦闘能力編集

悪魔の実編集

アイン

名前モドモドの実
種類超人系
能力手から放つモドモドのエネルギーに触れたものを12年若返らせる

若返らせる対象に制限は無く、人間に使うと当然ながら12歳若返る。

戦闘においてもそれだけでもかなり厄介だが(年齢が変われば身体能力もリーチも変わる訳で)、その上さらに12歳未満に使用するとなんと存在を抹消するというチート極まりない能力となっている。例えば20歳の場合、彼女に2回能力を使われると存在を抹消され消滅する。恐ろしすぎる

更に物質(無生物)も対象の例外ではなく、ゾロと戦闘した際には、モドモドのエネルギーを放出して周囲に存在していた火山岩を固まる前の状態(マグマ)へと戻し、彼に応戦していた。


強いて弱点を挙げるなら、モドモドのエネルギーは射程が非常に短いために能力の発動には対象に触れられるほどにまで接近せねばならず、同格以上の相手にはその時点で警戒されて決めにくくなりがち。また、能力の行使の際には手にエネルギーの光が灯るため、絡繰りを見抜かれると対策されやすい。このため、その効果の強力さもあって能力を積極的に行使することは本人も避けており、要所でのみ奇襲的・切り札的に行使することで大々的な効果の露見を防いでいた。


使いすぎによる存在抹消を除けば特にデメリットがないため、彼女がゼファーを全盛期まで若返らせていれば、と議論になる事もある。

しかし、「能力に頼りすぎる」ことを嫌うゼファー本人が拒否していた可能性もある。実際、アインが気絶させられると能力は解除されてしまうため、そこが大きな隙になりうる。(実際に能力に頼りすぎたことで失敗した例もある。)

また、後に明らかになった情報として「過剰な覇気」があれば悪魔の実の能力を無効化する事が可能なため、ゼファーをモドモドの能力で若返らせてもゼファーが強大な覇気を使えば解除されてしまう可能性もある。


基礎戦闘力編集

武器として双剣、赤丸、黒丸という二丁拳銃を所持しており、近接戦闘も得意とする。

序盤に海軍の下級兵士を双剣で圧倒し、最悪の世代の一人であるゾロと押され気味だとはいえ剣を交えることができるため、海軍中将程度の実力はあるとされる。

また、序盤の海軍戦やシューゾとの双剣試合では肘での攻撃や蹴りも披露しているため、体術も得意とする。


活躍編集

劇場版第12作目『ONEPIECE FILM Z』で元海軍大将"黒腕のゼファー"率いるNEO海軍の幹部として登場し、全ての海賊を滅ぼそうと画策しルフィ率いる麦わらの一味と衝突する。


最初のサニー号での戦いでは一味のナミトニートニー・チョッパーニコ・ロビンブルックに能力攻撃を行い幼児化(ロビンとブルックは若年化)させた。セカン島ではロロノア・ゾロと対決する。ピリオ島での最終決戦では再びゾロと対決する。ゾロの猛攻に苦しくも耐えていたが、力量の差を見せつけられ双剣を飛ばされ二丁拳銃も破壊される。戦意を失ってしまうが、ゾロとしては仲間をもとに戻さなければならないため、腹部を三刀流の技、青龍印・流水で峰打ちされ気絶した。アインの敗北後にナミ、ロビン、チョッパーとブルックは元の状態に戻る。

その後はゼファーとルフィの一騎打ちに駆けつけるも、最終的にボルサリーノ及び海軍とゼファーとの戦いの外に出され、ゼファーが亡くなった後に彼の墓の前でビンズと共に泣いている姿が映された。



関連タグ編集

ONEPIECE 劇場版ONEPIECE ONEPIECE FILM Z

ゼファー ビンズ

モドモドの実



類似能力を使う人物編集

ジュエリー・ボニー:他の人物や自身の年齢を自在に調節できる悪魔の実の能力者。

しのぶ:逆に対象に年を取らせる「ジュクジュクの実」の能力者。

パトリック・レッドフィールド:「バットバットの実 モデル“バンパイア”」の能力者でアインとは逆に相手を老化させて自身を若返らせる事ができる。

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