概要
今を遡る事100年前、すなわちロジャー海賊団や四皇が生まれる遥か以前、偉大なる航路を震え上がらせた海賊団。構成員は全員新世界エルバフ出身の巨人族で構成されているため、バイキングを思わせる風貌をしている。
両頭たる赤鬼のブロギー、青鬼のドリーの二人は1億ベリー(大海賊時代到来後は上の下くらいの値段だが、当時としては異例の高値である)もの懸賞金が課せられていたが、些細な原因から雌雄をかけた決闘をはじめ、自然解散になった。
残党の一部は世界政府により捕らえられたが"シスター"マザー・カルメルの助命嘆願により処刑を免れ、エニエス・ロビーの番人となったり、海兵になったりした。
世界最強国家とされるエルバフの名を世界中にとどろかせたのは彼らによるものであり、荒くれ揃いのエルバフにとっては喩え世間で犯罪者と扱われようが、まぎれもなく「英雄」なのである。
そのせいで他の温厚な巨人族にも風評被害が及んでいるのも事実。
エッグヘッド編にて復活し、現在は旧知の赤髪海賊団と共に行動している模様。
そしてエッグヘッドへのバスターコールの際に乱入し麦わらの一味の脱出を支援する。
エルバフの戦士としての誇りを重視するが海賊らしく目的を達成すれば必要のない戦いは避けてさっさと逃げ出すなどの一面も。
メンバー
二大船長。偉大なる航路前半のリトルガーデンで仲良くケンカしていたがエルバフに帰ってきた。
エニエス・ロビーで番人として働かされていたが、ウソップにより真相を知り一味と共闘。
その後エルバフを目指して船出した。エッグヘッド編では真っ先に命令された為、幹部クラスなのかもしれない。
- ライディーン
元巨兵海賊団構成員。ハイルディンの少年時代に稽古をつけていた。
- ブリュー
ゲームで登場した元巨兵海賊団のメンバー。
余談
現在は彼らに憧れたエルバフの巨人たちが新巨兵海賊団を結成している。無論、勝手な襲名であり、後継組織というわけではない。しかし新魚人海賊団とは違いそのミームを受け継いでる組織である。