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マザー・カルメル

まざーかるめる

『ONE PIECE』に登場する過去のキャラクター。
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ネタバレ注意










概要

巨人族の住むエルバフで孤児院羊の家を開いていたシスター。

幼少時代のシャーロット・リンリンを預かっており、彼女から慕われていた。


若い頃は美女で、その頃からヘビースモーカーだった。
老女となった頃には美女の面影はないが、常にあけすけでフランクな笑顔を子供達に対して絶やさない。

人物

子供達に優しく、親身に接する。

孤児院『羊の家』にいる子供は、どんな悪童でも更生し、良き里親と巡り合うと言われ、エルバフの人々から『聖母』と慕われている。
巨兵海賊団のオイモ&カーシーやハイルディンとも知り合いであった。



<ネタバレ注意>
















先代ソルソルの実の能力者。

プロフィール

本名カルメル
表の異名聖母(マザー)
裏の異名山姥
能力ソルソルの実(超人系)
出身地不明
年齢43歳(100年前)→80歳(63年前)
CVアニメ未登場



来歴

時系列は新世界篇準拠

100年前、43歳だった彼女は、頭目二人を失い油断して海軍に捕まった巨兵海賊団残党数名が処刑される場に現れた。
”シスター・カルメル”は「天が和解を求めている」と処刑をやめるよう進言。彼女の言葉に呼応するかのように天候は荒れ、「その者達を殺せば!!エルバフの戦士達は再び軍隊を成し!!人間達に復讐を誓うでしょう!!罪を許しなさい!!私が導きます!!この世のあらゆる種族が手を取り、笑いあえる世界へ!」というと、稲妻の光が彼女を指し示すがごとく照らした。

カルメルの言葉で処刑は取りやめられ、カルメルはその宣言通り、エルバフの地に身分種族を問わず行くあてを失った子供たちを受け入れる「羊の家」という施設を開いた。
奴隷にされかけた子供や暴動の末、国を追われた王子、親の手にも負えなくなった問題児等の身寄りがない子供たちの面倒を見たり、それらに加え、人間とエルバフの巨人たちの交易を取り持ち、巨人族と人間の交友の懸け橋となった彼女は巨人達からも「聖母」と呼ばれていた。



63年前、40年近く、羊の家を運営し、80歳となった彼女は、手に負えなくなった両親によってエルバフに捨てられた、後の四皇”ビッグ・マム”となるシャーロット・リンリン(当時は5歳児だったが巨人の子供並みの体格)を拾う。
リンリンはわずか5歳にして人間を超越した暴力を備え、ことあるごとに暴走し続けたため、両親に愛想を尽かされたばかりか、故郷の国から国外追放されたのだ。

規格外のリンリンのパワーによって、彼女が何ら悪意なく善意のもとで多くの者を傷つけた際には、驚きながらもリンリンの気持ちを察し、全てを許して彼女を諭し、子供達や巨人と打ち解けられるよう尽力した。
そのかいあってリンリンは巨人族の村や羊の家の子供達とも友達になれた。
カルメルは、リンリンにとって生まれて初めての理解者であり、リンリンは彼女を強く慕った。

リンリンが冬至祭前の断食の時、初めて食いわずらいを起こしてエルバフの村を壊滅させ、更には元巨兵海賊団団長・巨人族の英雄である滝ひげのヨルルに死を招く重傷を負わせてしまった際には、リンリンの食いわずらいを抑えるとともに、ソルソルの実の力で村を燃やす劫火を支配下に置き鎮火。
山ひげのヤルルがリンリンを処刑しようとした際には、彼女をかばい、自分を慕う他の子供たちと共に巨人族の村を後にした。


―――彼女は多くの子供を育てリンリンの命も守ったが、それは決して純粋な善意によるものではなかった。
実は裏で世界政府・海軍とパイプを持ち、秘密裏に孤児を海軍等に身なし子売りをしていたブローカーだったのだ。
50年に渡り子供を売ってきた経験を持ち、37年前の巨兵海賊団処刑の一件も、エルバフに潜り込むための海軍との一芝居に過ぎなかった。
羊の家」の子供達を育て、器量のいい孤児を2年に1度、世界政府や海軍に売りつけていたのだった(子供達には一切気づかれていない)。
孤児は足がつかないため、サイファーポールなど諜報部員にうってつけであり、更には彼女が人間と巨人族の間に交流・人脈を築いたおかげで巨人初の海兵も誕生するきっかけをつくっている。
将来は三大将クラスになれる稀大な資質を持ったリンリンを、政府の役人に対し高く売りつける事を目論んでおり、彼女をかばったのもこのためである(リンリンを売り飛ばした後は足を洗って引退を考えていた)。
この事実はリンリンも知ることがなかった。

が、リンリンをかばったことが後に最悪の結果を招く破目になるとは、マザー・カルメル自身ですら想像だにできなかっただろう。


エルバフとは違う別の巨人族の国で、自分を慕う巨人族の力を借りて羊の家を再建後はまた子供達と同じように暮らし始める。
このとき子供達には「ここを私達の国にしましょう! みんなが平等に暮らせる夢の国!!種族間の差別も何もない、みんな同じ目線で暮らせる国!!」といい(無論”聖母”としての口八丁であるが)、一層の笑顔で励まし、そのかいあって数日で子供達は元気を取り戻し、また日常が戻ってきた。

だが、その日常はあまりにも呆気なく、あまりにも悲惨な形で終わりを告げた。

リンリンが6才の誕生日を迎えた日、羊の家の子供達と共にクロカンブッシュを用意してサプライズパーティーを開く。
しかし、リンリンが大喜びで涙を流しながら、無我夢中で机もかじる勢いでクロカンブッシュを食べ終えて一息ついたとき、リンリンの前から他の子供達やカルメルは姿を消していた。

この出来事はリンリンの大きなトラウマになり、一枚しかないマザーの写真を落としたりするだけでパニック状態に陥るようになってしまった。


<おぞましいネタバレ注意>







なんと、リンリンが6歳の時の誕生日のサプライズパーティーの日に、自身と他の子供達と一緒に……………。
追放こそしたものの、カルメルと羊の家の子供達を気にかけて密かに見守っていたエルバフの巨人族の一人がその光景を目の当たりにし、その恐怖に青ざめながら大慌てでエルバフに帰還して事の次第を報告。
こうしてリンリンは巨人族にとって名前を出すことさえ憚られる、忌わしい存在として憎悪されることとなった。
その時、現場にはシュトロイゼンもおり、一部始終を見ていた。因みに彼はその様に笑い転げていた。

リンリンはカルメルが目をかけていたこともあり、CP(サイファーポール)から危険視され、当時6歳という幼さでありながら5000万ベリーの懸賞金をかけられ、身に秘めた凶暴さを発揮し、カルメルの唱えた「誰もが平等に平和に暮らせる国」を目指して海賊として暴れまわるようになっていった。

余談

  • 悪人?

「孤児の人身売買」を行っており、本人も善人を騙った悪人のつもりであったが、実は行為そのものを見ていると悪人と言えるのかは微妙なラインであるといえる。
というのも、約37年間、羊の家で孤児を育ててきた実績がある。子供達は、誰もかれもフランキー並の問題児であり、カルメルに拾われなかった場合、のたれ死ぬか海賊などの犯罪者になるのが関の山であった。
そんな問題児たちの心を開き、彼らを育て、素質のある子供は海兵や諜報部員にしてきたという実績がある(数十年間バレていないことを踏まえると子供の側も売られた自覚はなく斡旋という認識をしていた可能性が高い)。
政府からお金巻き上げていたとはいえ、やっていることは数十年以上孤児達を育てた偉人そのものである。

加えて、彼女がエルバフと人間の交易関係を築くのに尽力し、詳しい経緯は不明だが、彼女の築いた人脈のおかげで海軍初の巨人の海兵が入隊することに成功している。
諜報部員・巨人海兵の誕生など、彼女が世界の平和のために及ぼした影響は計り知れない(万国の平和も、カルメルの「みんなが平等に暮らせる夢の国」という夢をリンリンなりに叶えようとしたものである)。
カルメル本人としても悪人の自覚はあり引退する気だったが、その行動は多くの人々の役に立っており、「「完璧な聖母」を完璧に演じきれば、それはすなわち「完璧な聖母」そのもの」と言えるかもしれない。

だがマザー・カルメルはリンリンをかばったがために最後の最後で、彼女を野放しにしてしまうという、最大最悪の、取り返しのつかない失敗を犯してしまった。
本人自身でも一切制御できない欲望と破壊衝動、凶暴さを秘めていたリンリンは、図らずもわずか6歳にしてカルメルの庇護を離れてしまう。
リンリンは、カルメルに助けられた思いを秘め、彼女なりにカルメルの理想郷を築こうと、暴走していくこととなる。

約100年前、彼女がエルバフをはじめとする巨人族と人間の交易の懸け橋となったことで、巨人族初の海兵の誕生につながった。
つまり彼女の存在がなければ、今日に至る海軍本部中将が多く所属する巨人部隊の設立は大幅に遅れる、もしくはなかった可能性すらある。
その場合、22年前、ハグワール・D・サウロは海軍本部中将としてオハラ殲滅作戦に携わることもなく、ニコ・オルビアは脱走できず、極論となるがニコ・ロビンはそのまま死亡していたかもしれない。

山姥は鬼のごとき凶悪なイメージもある一方で、金太郎を育てたような美人のものも存在する。


関連タグ

ONEPIECE シャーロット・リンリン エルバフ(ウォーランド)

サイファーポール 
海軍(ONEPIECE) ジョン・ジャイアント

孤児院

タイガーマスク フドウ・・・孤児院つながり

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