概要
一定の期間(数時間から数日、時には月単位)食事をしない事。
動機
- 宗教上の理由(修行など)。ジャイナ教において、僧侶はその修行の最終段階において一切の飲食を断ち、餓死することが定められている。また、イスラム教ではヒジュラ暦の第9月“ラマダーン”の間、日の出から日没まで一切の飲食を断つことが信者に義務付けられているが、逆に夜間の飲食に対しては制限がなく、1日の食事量はむしろ増大する傾向にあるため、これは厳密な意味で断食ではないとする見解もある。
- デトックス(解毒)や治療、ダイエットのため行う断食は固形物(アルコール、ニコチン、カフェインも含む)を摂取せず特殊な飲料と水のみを摂取して数日間ほど行われるが、ダイエット目的の際、生兵法ではリバウンドを引き起こすことも。
- 抗議。ハンガー(飢餓)ストライキとも。マハトマ・ガンディーや青島幸男らが行った。