概要
一人で食事をとる行為のこと。
友達、付き合う者がおらず、独りぼっちの状態(俗にいう「ぼっち」)の人が行う事が多い。
友人がいても敢えて一人で食べる人もいるが、その場合はこの呼び方をしない。どちらかと言えば、『複数人で食べたいのに何らかの理由でそれができないので、一人で食べざるを得ない』というネガティブなニュアンスの強い言葉である。
敢えて一人で食べている場合や、(周囲の評価は別にして)本人が全く意に介していない場合はネガティブなニュアンスを含まない一人飯と呼称することが多い。
クラスのど真ん中で堂々と行う強の者もいるが、得てして本人がクラスに居場所がないと感じており、一人で食事をする姿に引け目を感じていることも多いため屋上や校庭の隅など目立たない場所で行われることが多い。むしろ、教室で堂々とぼっち飯を敢行している者の場合は上記のように一人飯と呼んであげるべきだろう。
それさえできない場合は確実に一人になれる場所を求めて「便所飯」と呼ばれる状態になる事がある。
響きは似ているが、『孤独のグルメ』は関係ない。こちらも一人での食事を楽しんでいるため、一人飯と呼ぶ方が好ましい。
近年では
ぼっち飯も令和の時代ではごく普通の日常と見られている。
そもそも小学生や子供ならともかく、大人にとっては1人で飯を食べるのは普通の現象であり
実は何もネガティブな要素こそなかったのかもしれない。
コロナ禍の2020年以降においては
多人数で対面で会食をすることは避けるべきこととされており、ぼっち飯が推奨されている。
これには後藤ひとりちゃんもニッコリである。
時代の変化と共にまさか一人でのご飯こそが理想の姿になるとは、なんとも不思議なものだ。