概要
幼稚園・保育園・小学校・中学校などの教育施設で配給される食事。
令和3年度時点での給食実施率は、小学校で99.0%、中学校で91.5%と殆どの学校で実施されている。
近年では高等学校などでも給食を実施している学校がある。
子供たちが教育施設にいる時間帯が昼間である事から、昼食に充てられる事が多い。
お子様ランチ、なんちゃって制服などと同様にノスタルジーに浸れる事から、在学中の人以外に向けた学校給食に似せた食品も作られている。
給食の話となると必ずつきまとうのが「ジェネレーションギャップ」と「地域」である。
例えば…
…と、いったものである。
上記の中でも、ミルメークは製造元が名古屋市内にあるのに、
肝心の名古屋市民にミルメークの存在を知らない人が結構いるとのことでしばしばネタにされる。
(一説には、同市の教育委員会の中に長らく「白い牛乳」にこだわる妙な考え方が根付いていたためとも言われるが、判然としない)
大体の場合カレーは学齢が上の者にとってはメチャ甘い。特に給食センターで作る場合は、幼稚園・保育園まで同一のロットだからである。
かつては学校内の「給食室」で、調理師を雇用して学校単位で作ることが多かった。
しかし衛生面の管理、機材の管理とメンテナンス、人件費・材料費の捻出など、学校への負担の多さから、平成時代時代前後から公私に拠らず地域の給食事業を一手に担う「給食センター」に任せる自治体が大数を占めている。特に半世紀ほど前の田舎では学校のような公的機関ですら上水道が来ておらず、(水質検査は受けているものの)井戸水で調理することもあった。それゆえの食中毒事故を経験したところも存在し、より早期に水道が来ている場所での一括調理へと切り替わっていった。
一方で、まだ自治体の協力を得て給食室を現役で稼働させている学校も稀に存在し、近年では貴重な「食育の場」として校内見学の一環に組み込まれている。
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