概要
発祥については諸説あるが、明治時代後期には存在が確認されている。
「割烹」とは調理作業全般を指す言葉(「割」は包丁での調理/「烹」は火を使った煮炊き全般)であり、転じて“手間暇をかけた和食料理”全般を指すようになり、大雑把に家事全般を指す言葉としても通じる。
pixivでは、割烹着に関するイラストにこのタグがつけられている。
形状
洋服の背中部分を切り開いたような形状で、襟の後ろに当たる場所と腰のあたりに留め紐などがある。いわゆるスモックのような形状に近い。
長さは一般的に膝丈ぐらいまでで、清潔感という観念からやはり白が一般的。
袖口は弛んで手もとを邪魔しないよう、紐やゴムで締めることが出来るようにしてある。
この独特の形状は着物という衣服の性格を酌んだものであり、できうる限り汚れが付く箇所を減らし、家事に必要な所作を邪魔しない機能性に適ったものといえる。
袖がないものはエプロンとの区別が難しい(ワンピース服にも似ている)。
割烹着を着ることを正式には「掛ける」という。
これはエプロンや前掛け、襷などと同じように、本来は衣服を汚れから守る装備品であるため。
東西における区分
割烹着姿で知られる人物
現実
キャラクター
- 磯野フネ/サザエさん
- 河合住子/僕らはみんな河合荘
- 琥珀/月姫 (※正確には和風エプロン)
- 間宮(艦隊これくしょん)
- 伊良湖(艦隊これくしょん)
- 鳳翔(艦隊これくしょん) (※二次創作が先行、2017年元旦に公式化)
- 磯風(艦隊これくしょん) (※期間限定グラフィック「秋の秋刀魚祭りmode」)
- 祥鳳(艦隊これくしょん) (※2018年同上)
- サイバドール・マミ/HANDMAIDメイ (※和風エプロン)
- 食堂のおばちゃん/忍たま乱太郎
- 高木ハツ江/きょうの料理
- アルルメイヤ/グランブルーファンタジー(※イベントでの一部立ち絵のみ。温メイヤも参照)
- 福本/ジョーカー・ゲーム
- 本田菊/ヘタリア(※二次創作 →割烹着お菊)
- 結月ゆかり/VOICEROID(※二次創作 →割烹着ゆかり)
- 寮長先生/まりあ†ほりっく
- 吉田清子/まちカドまぞく
- 春野はるか/Go!プリンセスプリキュア(※映画『パンプキン王国のたからもの』のみ)
- アラタ(天装戦隊ゴセイジャー)
- 朴木十夜アイ★チュウ)
- 伊藤開司/賭博堕天録カイジ(24億脱出編)
- 森まる/ブルーピリオド
- 中野三玖/五等分の花嫁(メガミマガジン2022年10月号等)
- 中野零奈/五等分の花嫁(いつつごちゃんとパンケーキ)
※追加があればお願いします
関連タグ
水屋着(※日本伝統の作業着。割烹着の先輩)