水屋着
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みずやぎ
和服の一種。
小袖や紬の上から羽織る作業着の一種で、「水屋≒台所」で作業するときに使うことに由来する。
水屋着とは、和服の一種である。
「水屋」とは、台所をはじめとした水回りの作業場を指す言葉である。
着物の上から羽織り、前を紐で結んで閉じる簡素なもの。
長さは腰丈から膝丈まで、また二部式(上下分割式)も存在する。
似たものに「道中着」があるが、作業用であるため水屋着の方が袂が短く、手元の作業を邪魔しないよう工夫されている。
一見して割烹着にも近いが、あちらは西洋のエプロンから和装用に発展した代物で、歴史も水屋着の方が古いため、割烹着の方がより近代的である。
水屋着はあくまで通常の着物のように羽織って使い、また目立ったところにポケットに類するようなものが無い。また素材や色彩も豊かで、単なる作業着としてでなくファッション性も兼ね備えた外套にもなってくれる。
現在でも和装の着こなしの一つとして、和装を取り扱う店舗で販売されている。
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