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小保方晴子

おぼかたはるこ

日本の元細胞生物学者、元理化学研究所研究員。
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「STAP細胞は、有ります」

プロフィール

性別女性
誕生日1983年9月25日
出身千葉県松戸市


概要

千葉県松戸市出身で、AO入試により早稲田大学理工学部応用化学科入学。
2011年3月には学位論文「三胚葉由来組織に共通した万能性体性幹細胞の探索」により、早稲田大学から博士の学位を取得している。

早稲田大学理工学部の当時は微生物研究を行っていたが、早稲田大学大学院に進学してからは再生医療の研究を開始した。万能細胞について研究を行っているハーバード大学教授チャールズ・バカンティの下に留学して学び、2009年8月STAP細胞についての論文を書いたが、そのときは幹細胞化によるキメラマウス実験が行われていなかったこともあり、科学雑誌ネイチャーに採用されなかった。
2014年1月28日理化学研究所で開かれた記者会見の場でSTAP細胞が発表され、ネイチャー誌2014年1月30日号にその論文が掲載された。

しかし、同年2月、論文に不自然な点が多々見つかり、彼女の大学院時代の論文の作製法などの基礎部分についての問題も明らかとなり、共著者の若山照彦氏が論文の取り下げを呼びかける事態にまでなる。理化学研究所は論文に多数のねつ造不正があったとしているが、彼女はこのことに対して不服申し立てを行った。その後論文の取り下げに同意し、これによりSTAP細胞の研究は白紙に戻ることとなった。

結局これを機会に理研の研究室も大幅に改組され、小保方の所属していた「再生科学総合研究センター」も改組・改名され、小保方自身もユニットリーダーからヒラの研究員に格下げとなった。

小保方氏はその後も検証実験を行ったが、STAP幹細胞を作製することはできず、責任を取る形で12月21日付で理化学研究所を依願退職する。これに伴い、彼女の学説は正式に否定されることとなり、事態を重く見た早稲田大学側は、彼女の博士号を猶予付きで剥奪することを表明、2015年11月2日に博士号の取り消しを正式に決定した。

余談・補足

  • 2014年8月5日、共同研究者で小保方の指導者の一人であった笹井芳樹氏が、研究センターの一角で首吊り自殺を図った。一連の騒動で精神疾患を患い、自殺前には会話が到底成立できないほどにまで追い込まれていたという。遺された文章には、「あなたは悪くない」「是非STAP細胞を再現してください」などとしたためてあったという。また、残された夫人は「STAP現象そのものについては、夫は最後まで『ある』と思っていたと思う。主人はそれこそ山のようにES細胞を見てきており、その目から見て、『あの細胞はESとは明らかに形が異なる』という話を、家でもよくしていた」と語っている(「週刊新潮」2016年2月11日号)。
  • STAPは「刺激惹起性多能性獲得」の略称。厳密には細胞というより「細胞の現象」を表している。
  • STAP細胞論文の共著者のチャールズ・バカンティ氏は小保方氏を弁護し続けており、「(STAP細胞は)正しいと確信したまま墓場に行くだろう」と語っている。
  • 大学時代の論文については、中部大学総合工学研究所の武田邦彦教授は「内容そのものは学問的価値があり、立派な論文」と評価している。加えて、早稲田大学の責任について指摘しており、「学生は半人前であって、指導教官が学生のミスを修正し、指導するのが仕事であり、早稲田大学は逃げただけ」と語っている。
  • 博士号の学位は3~5人が審査する。外部の大学の人間も交えて審査を行い、予備審査会・公聴会・審査分科会の全てを合格し、かつ主査・副査の全員が署名しなければ博士号は取得できない。もし彼女の博士号に問題があるなら、当然ながら大学側の責任は避けられない。

共著者・若山照彦氏について

小保方氏本人が書いた手記『あの日』では、彼女なりに当時のことについて、時系列順で振り返られている(以下の内容の一部は本の内容であり、若山照彦氏の本当の人となりをきちんと証明するわけではないことに注意)。
手記ではなく論文で発表すべきという批判もあるが、博士号も剥奪された身では論文も発表することも、きちんとした設備で研究しなおすこともできるわけがないことは留意すべき点ではあろう。

あまり知られていない事実として、小保方氏本人は、「STAP細胞」実験の一部だけを担当しており、加えて論文撤回の理由は彼女が「担当していない」部分の実験であった(実験は大まかに言って細胞塊をつくるまでの所(「STAP現象」)と、増殖力のないそれを増殖するように幹細胞株化(「STAP幹細胞」)させてキメラマウスをつくる、二つの工程があり、彼女が担当していたのは前半)。

「STAP幹細胞」の工程は、当時彼女の上司であった若山照彦氏が行っていた。
バカンティ教授の元、教授の仮説から「STAP現象」について調べていた小保方氏は、Oct4遺伝子発現という証拠をつかみ、その細胞の多能性の厳密な証明のためのキメラマウスの作製の実験をするべく、推薦もあって「キメラマウス作製の第一人者」である若山氏の研究室の客員研究員となった。
しかし手記によれば、なんと若山氏は小保方氏に「(彼女一人でキメラマウスを作れるようになったら)自分はもう必要とされなくなる」という理由で教えなかったという。当時の小保方氏は一客員研究員のポスト・ドクターという不安定な身分であり、若山氏に異を唱える立場ではなかった。
次第に研究も若山氏しか成功していない「STAP幹細胞」についての研究や論文作成の手伝いばかりとなっていった。「ストーリーに合わなかったり、つじつまの合わないデータは使用しない」といった指導までしていたという。

その当時の若山研の論文投稿は難航していたが、論文をいくつも「ネイチャー」に掲載された実績を持つ笹井芳樹氏が加わったことで、彼の指導により論文が整理されSTAP細胞に関する記事はネイチャーに掲載された。それ以降は知っての通り論文に画像のミスなどの多くの不備が見つかる。
上記のように、検証実験は行われるが、内容は若山氏の実験によって証明されたはずのキメラマウスの作製であり、当の若山氏は検証実験参加を断ったという。

グループメンバーの一部論文の不正で責任者である東大教授が辞職した例もあるにもかかわらず、今もなお、小保方氏の指導者であったはずの若山照彦氏はその管理能力や責任について公的にはほとんど追及されていない。
それどころか、監督責任を考慮すると、文科省のガイドラインからすれば科研費に応募する資格がないにも関わらず、2015年には「絶滅動物の細胞再生および有用遺伝子回収方法の確立」というテーマで、基盤研究(A)として年間975万円の研究費を受け取っている。

手記の内容では若山氏への批判が述べられているが、発売から一か月たっても本人からの反論はなかった点も考慮すべきであろう。

マスコミ

マスコミの前に登場した当初は「リケジョ、リケジョ」とマスコミがもてはやし、後にSTAP幹細胞の捏造疑惑が出ると、マスコミや世論が掌を返したかのように批判を繰り返した。日本人科学者の功績を大々的に報じると同時に失敗すればどんなに貶めてもよいというやり方にも問題がある。

更に報道の中で「STAP現象」も「STAP幹細胞」も「STAP細胞」とひとまとめにして混同しているなどの問題も見られる。

理化学研究所が小保方晴子のために用意した「実験機材が殆ど無いピンク塗りの研究室」や「割烹着」もマスコミによる作為的な演出だった事がのちに判明した。

関連タグ

早稲田大学 ネイチャー 万能細胞 STAP細胞

捏造 コピペ 無断転載 不正行為

割烹着 女子力 リケジョ

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