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武装色

7

ぶそうしょく

「武装色」とは、少年漫画『ONEPIECE』に登場する、生物の持つ潜在能力である「覇気」を発揮する技術の一つである。本項では、その概略を記述する。

本項では、その概略を解説し能力の詳細・代表的な体得者は『覇気(ONEPIECE)』を参照


概要

本作『ONEPIECE』で度々登場していた能力で、後に『覇気』という生物が宿す潜在能力と明らかになった。これは全世界の全ての人間に潜在する「意志の力」のこと。”体内(身体)エネルギー”のようなもので、目に見えない感覚を操ることで発揮される技術である。

過酷な海域・新世界へ挑む冒険者や闊歩する強者の多くが、長期的な鍛錬で能力を引き出し扱い方を習得している。稀に、生まれらながら会得している者(例:アイサオトヒメ)、生命の危機で発現する者(例:モンキー・D・ルフィ)、精神に強い衝撃を受けて覚醒する者(例:ウソップ)もいる。また描写は少ないが、無意識に『覇気』を発現および暴走する事もある(例:コビー)。


内容

「武装色の覇気」は、見えない鎧を着るように纏う覇気のことである。3色の覇気(特に見聞色・武装色)は、覇気の扱い方とコントロール方法の違いで区別されているだけに過ぎないため、「武装色の覇気=黒く変色する覇気(硬化する覇気)」などという理解は、覇気を扱うメカニズムは考慮されておらず、定義として正しくないので、注意が必要。


定義見えないを纏う感覚に近い覇気(見えない鎧を着るように纏う覇気)
別名流桜(りゅうおう) ※ワノ国での呼称だが、正確には覇気そのものを指した言葉であるが、ここでは敢えて「武装色」の覧に記述する
概要
  • 体内の覇気を纏う
    • より強力な覇気は防御力だけでなく、攻撃力にも転じる
    • 纏った覇気は「硬化」させることができる
    • 外にも覇気を纏わせられれば、内部から破壊することも可能
  • 覇気は武器にも纏わせることができる
    • 同じ刀剣でも覇気を纏うことで、刃こぼれを防ぐことができる
    • 体を伝い刀身に纏うことで、「剣士の心一つで斬りたい時は鉄すら斬り、斬りたくない時は紙すら斬れない」ようにすることができる
  • 悪魔の実の能力者に対して弱点を突くことを除き、唯一の対抗策となる
    • 自然系などの悪魔の実の能力者の流動する体も実体としてとらえることができる
    • 悪魔の実の能力による攻撃を遮断できる
  • 「武装色の覇気」を応用することで、同時に自然物も纏うことができる(応用技術)

悪魔の実の能力者への効果

覇気を使用した攻撃は、相手の悪魔の実の能力に対しても効果を生む。以下の条件を満たせば、覇気のコントロール次第で、覇気を強く発揮すると相手が発揮した悪魔の実の能力を完全に掻き消すことが可能なので、たとえ強い効果を発揮する能力に対しても防御が有効だ(ヤミヤミの実海楼石のように、相手の能力を使用不可能にする効果とはまた別)。そのために、オペオペの実やシクシクの実などの強い効果を発揮する能力も、能力の強さによっては強大な覇気を放っている者に効果がない場合がある。

なお、悪魔の実の能力による攻撃の防御における以下の条件は、あくまでも描写の傾向から考えられる条件を記述したもので、作中や公式ではっきりと判明したわけではないため、参考程度に留めていただきたい。


条件
  • 自身が発揮した覇気の強さ>能力者が能力を発揮したエネルギーの強さ
  • 自身が発揮した覇気の強さ>能力者が発揮した能力自体が従来持っている強さ※

※ここでいう「能力者が発揮した能力自体が従来持っている強さ」とは、能力者が能力を発揮したエネルギーの強さではない(代表的な悪魔の実はバリバリの実など)。分かりにくいと思うので、バリバリの実を例に具体的に説明すると、「能力者が発揮した能力自体が従来持っている強さ」というのは、(バリバリの実の)能力者が生み出した能力(バリア)自体が元々持っている強さという意味に過ぎないので、「能力者が発揮した能力のエネルギーの強さ」とはまた別物である。


但し、「能力者が発揮した能力自体が従来持っている強さ」は、悪魔の実の能力によって極端な差が生じており、効果が別格に強い場合もある。その場合は、たとえ強者でも覇気で打ち破るのは極めて困難。その中の一つであるバリバリの実で例を挙げると、能力で発揮したバリアはたとえ強者でも打ち破った者は1人もいない。

現状でこのような能力を覇気で打ち破る唯一の方法として考えられるのは、覇気使いが従来よりも膨大な強い覇気として発揮することなのだが、それをしてしまえば、如何なる強者であっても極端に覇気を消費するのは容易に予想できるので、むしろ覇気使いにとっては諸刃の剣である。


このように覇気と悪魔の実は、特定の場面でそれらを扱う者がどのような力で発揮するかなどによって変化するものであり、潜在能力や特殊能力の効果は、双方の力がせめぎ合った際には、相手が発揮した力に打ち勝って、初めて発揮することができる。逆に相手の力に打ち負けてしまえば、潜在能力や特殊能力の力は完全に失われてしまうので、如何なる能力であれ効果を発揮することはない。このことから、必ず強さが「覇気>悪魔の実」とはならないので、作中の描写や公式で判明している各悪魔の実の能力を一々探って、それをそのまま覇気の効果の強さと単純比較していても、覇気との優劣を一生正しく見極めることはできない。

また、当然ながらどれだけ強い覇気を持っている強者でも、その本人が覇気に対する知識不足等によって、ある特定の場面で覇気を全くコントロールしていなければ、この効果も発揮されないので、「強い覇気を持っている者=悪魔の実の能力による攻撃を遮断できる」という説は必ずしも成立するわけではない


応用

体内の覇気を纏うことによって、より強力な攻撃を繰り出すことができ、強者の中には武装色の覇気を最大限に活用している者もいる。練度が上昇していけばいくほど、攻撃や防御に活用できる幅が広がる。具体的には、


  • 纏う覇気
内容
  • 体内の覇気を必要な部分に纏う
  • 覇気を纏わせた攻撃は、より強力な攻撃として繰り出すことができる

※下記の「硬化」とは異なり、ここでは単純に覇気を纏うことを指す。


  • 硬化
内容
  • 体内の覇気を必要な部分に硬化させる
  • 硬化した部分は黒光りする
  • 硬化させると攻撃力や防御力が上昇するため、戦闘力を強化できる
  • 体内の覇気を全身に硬化させることもできる

  • 武装色の高度な技術(外に纏う覇気・内部破壊)
内容
  • 武装色をより高度に扱えるようになると、身体の中を取り巻く不必要な覇気を流すことによって、直接触れずに対象を弾き飛ばすことができる
  • さらにもう一段上の段階に達したことにより、覇気は敵や物体の内部に到達し、内部(体内)から破壊することができる

『武装色』の使い手によって性質に差があり、覇気は実戦の極限状態や過酷な修業でさらに開花する。悪魔の実の能力と併用することで、より強力なものに昇華させることもできる。

また、覇気を使用すると消耗し、回復には一定時間の休息が必要となる。使用した覇気量によっては精度が落ち、体に大きな負担をかけてしまうこともある。


関連項目

ONEPIECE 覇気(ONEPIECE)

 チャクラ 覇気 波動 意志 精神

黒刀(ONEPIECE)

本項では、その概略を解説し能力の詳細・代表的な体得者は『覇気(ONEPIECE)』を参照


概要

本作『ONEPIECE』で度々登場していた能力で、後に『覇気』という生物が宿す潜在能力と明らかになった。これは全世界の全ての人間に潜在する「意志の力」のこと。”体内(身体)エネルギー”のようなもので、目に見えない感覚を操ることで発揮される技術である。

過酷な海域・新世界へ挑む冒険者や闊歩する強者の多くが、長期的な鍛錬で能力を引き出し扱い方を習得している。稀に、生まれらながら会得している者(例:アイサオトヒメ)、生命の危機で発現する者(例:モンキー・D・ルフィ)、精神に強い衝撃を受けて覚醒する者(例:ウソップ)もいる。また描写は少ないが、無意識に『覇気』を発現および暴走する事もある(例:コビー)。


内容

「武装色の覇気」は、見えない鎧を着るように纏う覇気のことである。3色の覇気(特に見聞色・武装色)は、覇気の扱い方とコントロール方法の違いで区別されているだけに過ぎないため、「武装色の覇気=黒く変色する覇気(硬化する覇気)」などという理解は、覇気を扱うメカニズムは考慮されておらず、定義として正しくないので、注意が必要。


定義見えないを纏う感覚に近い覇気(見えない鎧を着るように纏う覇気)
別名流桜(りゅうおう) ※ワノ国での呼称だが、正確には覇気そのものを指した言葉であるが、ここでは敢えて「武装色」の覧に記述する
概要
  • 体内の覇気を纏う
    • より強力な覇気は防御力だけでなく、攻撃力にも転じる
    • 纏った覇気は「硬化」させることができる
    • 外にも覇気を纏わせられれば、内部から破壊することも可能
  • 覇気は武器にも纏わせることができる
    • 同じ刀剣でも覇気を纏うことで、刃こぼれを防ぐことができる
    • 体を伝い刀身に纏うことで、「剣士の心一つで斬りたい時は鉄すら斬り、斬りたくない時は紙すら斬れない」ようにすることができる
  • 悪魔の実の能力者に対して弱点を突くことを除き、唯一の対抗策となる
    • 自然系などの悪魔の実の能力者の流動する体も実体としてとらえることができる
    • 悪魔の実の能力による攻撃を遮断できる
  • 「武装色の覇気」を応用することで、同時に自然物も纏うことができる(応用技術)

悪魔の実の能力者への効果

覇気を使用した攻撃は、相手の悪魔の実の能力に対しても効果を生む。以下の条件を満たせば、覇気のコントロール次第で、覇気を強く発揮すると相手が発揮した悪魔の実の能力を完全に掻き消すことが可能なので、たとえ強い効果を発揮する能力に対しても防御が有効だ(ヤミヤミの実海楼石のように、相手の能力を使用不可能にする効果とはまた別)。そのために、オペオペの実やシクシクの実などの強い効果を発揮する能力も、能力の強さによっては強大な覇気を放っている者に効果がない場合がある。

なお、悪魔の実の能力による攻撃の防御における以下の条件は、あくまでも描写の傾向から考えられる条件を記述したもので、作中や公式ではっきりと判明したわけではないため、参考程度に留めていただきたい。


条件
  • 自身が発揮した覇気の強さ>能力者が能力を発揮したエネルギーの強さ
  • 自身が発揮した覇気の強さ>能力者が発揮した能力自体が従来持っている強さ※

※ここでいう「能力者が発揮した能力自体が従来持っている強さ」とは、能力者が能力を発揮したエネルギーの強さではない(代表的な悪魔の実はバリバリの実など)。分かりにくいと思うので、バリバリの実を例に具体的に説明すると、「能力者が発揮した能力自体が従来持っている強さ」というのは、(バリバリの実の)能力者が生み出した能力(バリア)自体が元々持っている強さという意味に過ぎないので、「能力者が発揮した能力のエネルギーの強さ」とはまた別物である。


但し、「能力者が発揮した能力自体が従来持っている強さ」は、悪魔の実の能力によって極端な差が生じており、効果が別格に強い場合もある。その場合は、たとえ強者でも覇気で打ち破るのは極めて困難。その中の一つであるバリバリの実で例を挙げると、能力で発揮したバリアはたとえ強者でも打ち破った者は1人もいない。

現状でこのような能力を覇気で打ち破る唯一の方法として考えられるのは、覇気使いが従来よりも膨大な強い覇気として発揮することなのだが、それをしてしまえば、如何なる強者であっても極端に覇気を消費するのは容易に予想できるので、むしろ覇気使いにとっては諸刃の剣である。


このように覇気と悪魔の実は、特定の場面でそれらを扱う者がどのような力で発揮するかなどによって変化するものであり、潜在能力や特殊能力の効果は、双方の力がせめぎ合った際には、相手が発揮した力に打ち勝って、初めて発揮することができる。逆に相手の力に打ち負けてしまえば、潜在能力や特殊能力の力は完全に失われてしまうので、如何なる能力であれ効果を発揮することはない。このことから、必ず強さが「覇気>悪魔の実」とはならないので、作中の描写や公式で判明している各悪魔の実の能力を一々探って、それをそのまま覇気の効果の強さと単純比較していても、覇気との優劣を一生正しく見極めることはできない。

また、当然ながらどれだけ強い覇気を持っている強者でも、その本人が覇気に対する知識不足等によって、ある特定の場面で覇気を全くコントロールしていなければ、この効果も発揮されないので、「強い覇気を持っている者=悪魔の実の能力による攻撃を遮断できる」という説は必ずしも成立するわけではない


応用

体内の覇気を纏うことによって、より強力な攻撃を繰り出すことができ、強者の中には武装色の覇気を最大限に活用している者もいる。練度が上昇していけばいくほど、攻撃や防御に活用できる幅が広がる。具体的には、


  • 纏う覇気
内容
  • 体内の覇気を必要な部分に纏う
  • 覇気を纏わせた攻撃は、より強力な攻撃として繰り出すことができる

※下記の「硬化」とは異なり、ここでは単純に覇気を纏うことを指す。


  • 硬化
内容
  • 体内の覇気を必要な部分に硬化させる
  • 硬化した部分は黒光りする
  • 硬化させると攻撃力や防御力が上昇するため、戦闘力を強化できる
  • 体内の覇気を全身に硬化させることもできる

  • 武装色の高度な技術(外に纏う覇気・内部破壊)
内容
  • 武装色をより高度に扱えるようになると、身体の中を取り巻く不必要な覇気を流すことによって、直接触れずに対象を弾き飛ばすことができる
  • さらにもう一段上の段階に達したことにより、覇気は敵や物体の内部に到達し、内部(体内)から破壊することができる

『武装色』の使い手によって性質に差があり、覇気は実戦の極限状態や過酷な修業でさらに開花する。悪魔の実の能力と併用することで、より強力なものに昇華させることもできる。

また、覇気を使用すると消耗し、回復には一定時間の休息が必要となる。使用した覇気量によっては精度が落ち、体に大きな負担をかけてしまうこともある。


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