「『バリア』は何者も寄せ付けぬという『理屈』 破れはせん」(黒炭せみ丸)
「印を結べばバリアは張れる ガキでも知ってる常識だべ」(バルトロメオ)
概要
超人系の悪魔の実の一つ。
食する事でバリア(結界)を自由自在に生み出す能力を得る。子供の手遊びのように両手の人差し指と中指をクロスする事でバリアが出現する。
物理的な攻撃に耐え、バリアを動かしプレス機のように相手を押しつぶす事も可能。バリアの形を変えて防御範囲を調節できる他、どうやら自分を中心に生成する必要もないらしく階段を制作するなど足場として使う事も出来る。
出せる面積は限られているが、作中の描写から最低でも数百㎡程度までは広げられるようだ。また、一度に出せるバリアは1枚だけで、同時に2枚以上展開することはできない。
また、指を結ぶ必要性があることから、指を封じられるとバリアを張ることはできない。
作中の描写や使用者の発言を見る限りでは、物理的な防壁というより『バリアは物を通さない』という『概念的な壁』であるらしい。
バリア能力には付き物である『耐久値』のような概念が存在するのかは不明だが作中で正面突破で破られた描写はない。四皇をも沈めるとされ要塞を一撃で破壊したエリザベロー2世の『キングパンチ』や激高した光月おでんの攻撃といった、現状作中最強クラスと目せる攻撃を幾度も傷一つ無く防いでおり、使用者も何ら動じる様子を見せなかった。
このことから、仮に耐久力のようなものが存在するとしても突破は困難なレベルの強度を持つと考えられる。
場所を選ばず咲くハナハナの実や、ドアドアの実の空気開扉(エアドア)、ホロホロの実による幽体離脱、ヌケヌケの実による物体透過などで抜けられるかどうかは不明。
属性攻撃も防衛可能であり、映画『ONE PIECE FILM RED』においては音声遮断を付与したバリアも展開する事ができた。
能力者
現在の能力者。
バリアを使ってエリザベロー2世の攻撃に耐えてバリアを操りエリザベロー2世を倒した。ルフィの悪口を言う人間もバリアで押しつぶした。
グラディウス戦では円型のバリアを作って自分も一緒に閉じ込めた他、バリアを直接手にまとわせて殴ることで撃破している。
またギャグパロディ漫画『ONEPIECE学園』では縦方向にバリアを出してギロチンのようにバギーを両断していた。
ラフテルから帰ってきた光月おでんの攻撃から黒炭オロチを守った。