概要
キク科オオハンゴンソウ属(ルドベキア属)の植物の総称で、北アメリカ原産。多年草で、一部の種は一・二年草。
夏から初秋にかけて鮮やかな黄色(あるいはオレンジ色)の花を咲かせ、園芸植物として花壇に植えられたり切花用の花卉として栽培されたりする。
一部の種、特にルドベキア・ラシニアタ(オオハンゴンソウ)やルドベキア・ヒルタ(アラゲハンゴンソウ)は旺盛な繁殖力で日本各地に定着し、雑草と化している。肥沃で湿った環境を好み、湿原植物に大きなダメージを与えている。オオハンゴンソウは特定外来生物に指定されている。
ハンゴンソウ(反魂草)はキク科キオン属の日本在来種で、ルドベキアとは別属。