概要
CygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』の二次創作ネタの一つ。
プリコネRは多種多様な性格・キャラクター性のヒロインが登場する、いわゆるギャルゲーの要素が含まれるゲームとなっている。
しかし当ゲームの主人公は、とある事情によって意味記憶すら失い、それによって幼児退行した結果赤ちゃんと呼んでも差し支えがない状態になってしまう。
そのためヒロインの一部は、ストーリー内で主人公に対して母性的な包容力を発揮する。そしてその中でも特に母性が強く、「ママ」と呼びたくなるようなキャラクター4名を、次第にユーザー達が「プリコネママ四天王」と呼称するようになったのである。
当記事では、そんな「プリコネママ四天王」の中に含まれやすいキャラや、そのほか母性的なエピソードがあるキャラについて解説する。
プリコネママ四天王一覧
コッコロママ
「揺籠から棺桶まで、誠心誠意お世話するのが わたくしの役目でございます」 |
「主さまの何もかも、わたくしが用意して管理したい……♪」 |
主人公の従者であり、彼の母の筆頭となるエルフの少女。年齢は11歳であり、四天王最年少のロリママでもある。
その認知度はpixivにおいてもコッコロママという専用タグができるほど。
プリコネR最初期からすでにママとしての存在感を発揮しており、彼女の母性にやられたユーザーは数しれず。主人公へ耳かきをしてあげたり、お小遣いをくれたり子守歌を歌ってくれるなど、母性的エピソードには事欠かない。
上記の通り11歳という年齢なためいわゆるバブみに分類されるが、そのような趣味は持たずともプリコネRをプレイしているユーザーならば、一度は彼女から徹底的にお世話されたいと思ったことがあるだろう。
とにかく子のことを優先して尽くし、甘やかしてくれるところが彼女のママとしての魅力と言える。
メインストーリー第2部では、主人公のさらなる幼児退行や、シェフィの登場によって、より一層ママとしての活躍が目立った。下記のシェフィの項目も参照。
サレンママ
「救護院の子どもたちは、みんなあたしのかわいい子よ。幸せにしてあげたいの」 |
「もちろん、みんなも良い子よ~♪ 愛してるわよっ、ギュッてしてあげる☆」 |
孤児院の経営者を務めるエルフの少女。主人公と同い年であり、実は彼とは幼馴染でもある。
主人公に対してはどちらかというと幼馴染という関係で接してくれるが、彼女のママとしての本領は、自身が経営している【サレンディア救護院】で過ごしてる時にある。
当施設は上述の通り孤児院であり、訳合って親元から離れた子どもたちを引き取って世話をしており、その関係で子どもたちからは「ママ・サレン」と呼び親しまれている。
サレン自身も、救護院のお世話になっているアヤネ・クルミ、使用人のメイドであるスズメたちを含む救護院の人々は家族同然に想っており、彼女らの笑顔を守るためならどんなことにも奔走する。
実に頼りがいのあるママと言えるだろう。
ただ、年齢が17歳なため「ママ」と呼ばれることに関しては少々複雑な気持ちのようだ。しかしそれはそれでギャップがあって良いものである。実際ゲーム内のキャラ説明でも「サレンママ」と呼ばれている。
ミサトママ
「はーい、ミサト先生ですよ~ あなたのこと、お世話してあげるわね♪」 |
「ほぉら、ママですよ~」 |
【フォレスティエ】の代表を務めるエルフの女性。それとは別に保育園の先生もやっている。
主人公が記憶喪失だという事情を知ると、笑顔で彼を保育園に入園させ、なにかをこなすとたくさん褒めてくれる。それもそのはず、彼女が持つ母性は、悪人、ひいては凶暴な魔物すらもあやす力を持っているのだ。21歳という成人済みの年齢もあり、包容力という点では四天王随一を誇っている。
ストーリーイベント『ミサトサマーエール! 夢追う真夏のナイン』でも、エルフの森から遠い場所にある学校の不良の生徒たちに対して優しく接し、今まで大人という存在を信じれなかった不良を更生させている。それはひとえに、彼女が持つ母性があってのものだろう。ママの鑑とも言える存在である。
ネネカママ
「私は……そこらへんの人より、ちょっとだけ親切なお姉さんです。いいですね?」 |
「ちなみに、私になら甘えても構いません」 |
神のような権力を行使することができる超越的な存在「七冠(セブンクラウンズ)」の一人であるエルフの女性。見た目は幼い少女だが、実は24歳であり、四天王最年長かつ合法ロリなママ。
メインストーリーでは「七冠」という立場の都合上、母性よりも強大な力を発揮してるシーンの方が目立つが、キャラクターストーリーなど主人公と一対一の場面では、打って変わって彼の「お姉さん」として振る舞っているシーンが多い。
キャラストーリーにて、上記の「ちょっとだけ親切なお姉さん」として、彼が記憶喪失によって失った様々な情報を改めて教育し直し、問題にうまく答えた場合は素直に褒めてくれる。ニューイヤー版のキャラストーリーでも、主人公へ付き添い彼の面倒を見てくれている。
彼女の場合、積極的に親元からの自立を促す教育的なママだと言えるだろう。一方、上記に記した自分になら甘えても構わないといったお茶目な発言もまた魅力的である。
そのほかのママ
上記の「四天王」の他に「ママ」と呼べる描写があるキャラはこちらに記載する。
何か他にそのようなエピソードがあるキャラがいる場合、追記修正やコメントの方よろしくお願いします。
アンナママ
「まさかお前、おっぱいが欲しいのか!?……が、頑張れば、私でも出るのかな……?」 |
キャラストーリー第6話にて、「過去を思い出せる水」を主人公に飲ませた結果、主人公が赤ちゃんと化しアンナが彼をあやすことになってしまった。
カオリママ
「かわいいベイビーちゃん、抱っこちてほちいんでちゅか~?仕方ないでちゅね~よぉちよちよち……♪」 |
キャラストーリー第6話にて、とある事情で火山を登った際、選択肢で「おんぶしてほしい」を選ぶと、上記のセリフで甘やかしてくれる。
キャルママ
「よちよちー 二人ともー、いいこでちゅねー♪ ってベビーシッターかあたしは!」 |
メインストーリー第2部では、記憶を失い幼児退行したシェフィと主人公の記憶が戻るまで、彼女らの育児を行った。下記のシェフィの項目も参照。
また3周年イベント『絆、つないで。こころ、結んで。』にて、とある事情でコッコロが行方をくらました際は、彼女の代わりにキャルが主人公の世話係になっていた。
キョウカママ
ミミ「えへへ、キョウカちゃんおかあさんみたーい♪」 |
イベント『リトル・リリカル・アドベンチャーズ!』にて、風邪気味のミミを心配するキョウカに対して、ミミが上記のセリフを言い、主人公も「キョウカおかあさーん」と乗っかかるセリフの選択肢がある。
また『授けの財団と聖なる学舎の異端児』におけるクロエの信頼度でもキョウカのママエピソードがある。下記のユニの項目も参照。
2022年夏のイベント『リトル・サマー・メモリーズ 渚でみつけた小さな幸せ』は、キョウカが綺麗な石と思って持ち帰ったタマゴから生まれた謎の生物「みゅ~ちゃん」を、【リトルリリカル】の三人で保護、お世話する…という物語だったのだが…、
それにちなんだ公式4コマ(380話)にてミソギが「みんなでみゅ~ちゃんのお母さんになる」事を提案。ミソギ、ミミは「ミソギお母さんだよー♪」「ミミおかあさんだよ~♪」とノリノリでお母さんを演じ、キョウカもぎこちない感じで乗った。
「キ…キョウカお母さんだよ~……」 |
(そしてそのオチが…)
上記したママ四天王以外のキャラの中だと、人によっては彼女も四天王の候補、あるいは追加のメンバーに捉えるほどキョウカに対して母性(バブみ)を感じているユーザーもいる模様(例によって、彼女もまたエルフの少女である)。
このようなことになった要因としては、キョウカは年少組の中でも飛び抜けて理知的な思考力を持っているため、しっかりとした性格である彼女に頼りながら甘えたがる者が出ているのだと思われる。
ちなみに、ミミが過去に何度かママをやっている(下記のミミやユニの項目も参照)中、おそらくミソギは上述の4コマが初ママであり、『リトル・リリカル・アドベンチャーズ!』から約4年、ついにリトリリ全員がママ経験者となった。
シオリママ
「ニャットちゃん~……? どこに隠れちゃったんでちゅか~、叱ったりしないから出てきなちゃい……♪」 |
キャラストーリー第6話にて、見失ったニャットちゃんに対して赤ちゃん言葉で語りかけていた。
ノゾミママ
「望まれたとおりに振る舞うのがアイドルっ、私はチカちゃんのママだよ~☆」 |
イベント『忘却のキャロル』にて、とある事情が原因で幼児退行したチカへママとして振る舞った。下記のチカの項目も参照。
ヒヨリママ
「騎士くん!今から二人でパパとママになろう!」 |
イベント『新春トゥインクルクライシス!』にて、両親と別れた「具現化した願い」の気持ちを叶えるため、主人公の提案によって具現化した願いのママ(の役)をやることに。
ミツキママ
「ど、どうもこうもないわよ!?あんたねえ、せめてお姉ちゃんにしなさいよ!」 |
イベント『イリーガルオーエドカルテ Dr.ミツキの診察室』のミニコーナー「ミツキの診察室」にて、母性を感じたユニがランドソルにおける新たな母として選んだ。下記のユニの項目も参照。
なおミツキ本人は全力で否定した。
ミミママ
ユニ「それじゃあユニは、ミミちゃんママにナデナデしてもらうんだ~♪」* |
4周年イベント『Re:member 僕の願いが紡ぐ未来』にて、主人公の仲間達が一斉にソルの塔へ集合する中で【リトルリリカル】達も駆けつけたのだが、その直後にユニがリトリリに割り込む形で参入。上記のセリフを発言し、それを皮切りにいつものなかよし部漫才が始まることに。
また、上記のキョウカの項目通り『リトル・サマー・メモリーズ』では「みゅ~ちゃん」のお世話をしたほか、CD収録のボイスドラマではおままごととしてミミがユニを甘やかす例もあった。下記のユニの項目も参照。
ランファママ
「これが……母性……というもの、なのかしら……!?」 |
メインストーリー第2部第2章にて主人公と対峙し、拠点に戻ってミソラと会話した際に、主人公に対して上記のセリフを言っている。その後も「はじめての育児ガイド」を読み耽ったり、第6章では主人公の「夢」の中へ潜入し彼に膝枕を行ったりしている。
ミネルヴァママ
「私は。そう…… 私は、あなたの母です」 |
メインストーリー第2部第3章にて、主人公が「夢」の中でミネルヴァと対話した際に、彼女からそのような冗談を言われる。
マツリのママ
イベントストーリー「トライバルスピリッツ 掲げる剣と誇りの架け橋」で登場した正真正銘本物のママキャラ。マツリの母親が満を応じての登場である。
ヤスコママ
「昼間っからなに飲んだくれてんだいこの兵六玉が!馬鹿にタダ飯食わせる余裕なんかないよ!」 |
アニメ版に登場するママ。ペコリーヌを姐さんと慕う男イカッチの母親である中年女性で、実際に「ママ」と呼ばれている。
だらしない息子に手を焼く肝っ玉母さんといった性格だが、息子の親孝行に満更でもない様子を見せたり、ペコリーヌらの活躍によってランドソルが守られていることに感謝したりと、本編キャラに見劣りしないママ力を発揮しており、プリンセスフォーム実装を望むという本気だかネタだか分からないコメントが視聴者から寄せられるなど密かに人気を集めている。
百地希留耶のママ
「――いつまで寝てるの!このバカ娘っ!」 |
メインストーリー第三部第4話幕間に登場したあちらの世界における百地希留耶の実の母親。
ママに甘える側のキャラ
チカ
「まぁま……♪ママ、ママ……まぁま♪きゃっきゃっ♪」 |
イベント『忘却のキャロル』にて、記憶の大精霊フォギーの仕業によって幼児退行したチカが、ノゾミの姿を見た際に彼女のことをママと言い甘えていた。ただしこれはフォギーに記憶操作を受けた状態のチカの言動であり、本来はこのような性格ではない。
クリスマス版のキャラストーリー第1話では、主人公が人助けで請け負ったぐずる赤ちゃんのお世話を彼と共にチカが挑戦するという、逆にママらしいエピソードがある。
「泣き止んでくれませんね。こういう時は、どうしたらいいんでしょうか…… さすがに経験がなくて……」 |
シェフィ
コッコロ「すっかりとキャルさまに懐いておいでですね。安心しきった笑顔が愛らしいです……♪」 |
メインストーリー第2部の新規キャラクター。「ソルの塔」から落ち主人公に救出された際に、主人公と共に記憶を失い幼児退行してしまい、妖精ネビアを口に入れようとしたり、コッコロのことを「まま」と呼んだりしていた(これについては主人公も便乗した上で、コッコロ本人も「はい、ママですよー」と受け入れているのだが…)。
ユニ
クロエ「ユニ先輩、あれ以来あの子らンとこ通っておままごとしてるみたいよ。昨日もキョウカママにおっぱいおねだり……あ、これオフレコだった」 |
イベント『授けの財団と聖なる学舎の異端児』におけるクロエの信頼度エピソードにて、ユニがキョウカのおっぱいをねだっていたことが明かされている。
その後もサレンディア救護院にこっそり潜入し、子供のフリをしてサレンに甘える、キャラソンCD12に収録されたボイスドラマ『小さな冒険隊と聖なる学舎の異端児』では、紆余曲折あっておままごとに混ざりママ役のミミにナデナデされ更におねだりするなど、そちら側のエピソードには事欠かない。
『イリーガルオーエドカルテ Dr.ミツキの診察室』のミニコーナー「ミツキの診察室」では、世話になってるミツキを新たな母として迎えようとして「ママ、ポーションちょうだい」とおねだりするがユキにつまみ出されてしまった。
前述したリトリリがメインのイベント『リトル・サマー・メモリーズ 渚でみつけた小さな幸せ』では、本編での出演はないものの、対応する4コマ(380話)のオチでなかよし部3人揃って登場。ユニがママの気配を感じ、クロエがそれに突っ込み、一方のチエルは若干引いていた。
チエル「とりま衛兵さん呼んどきますー?」 |
主人公
全ての元凶。詳細は概要の通り。
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