プロフィール
※公式攻略ファンブックより
概要
コッコロはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
最初から使用できるキャラクターの一人であり、訳あって動けないアメスに代わり記憶を失い右も左も分からない主人公を、アメスからの託宣によって導く巫女の少女。
ログインボーナスの担当キャラでもあり、ラジオ体操よろしくスタンプを押してくれる。そしてスタンプカードが埋まるとほめてくれる。
そのほかにも様々なシーンで、プレイヤーに対してゲーム内の仕様の分かりやすく説明してくれる。このことから、メタ的にもプレイヤーに対するナビゲーターとしての側面も持っている。
2022/11/18からは新機能として「予定帳」が追加。コッコロがデイリー任務などのプレイヤー(主人公)の日課を代行する機能が追加された。ちなみにこれに関して後の公式ラジオ「プリコネチャンネルRe:Dive」の寸劇にてネタにされており、予定帳の仕事でコッコロが過労気味になっている自虐ネタが扱われた。
主人公の従者という立ち位置である故か、ゲーム上のキャラ数も非常に多い。2021年1月時点では通常版も含めて5種類ものバージョンが存在しており、同時点ではコッコロが唯一となっている。特に「ニューイヤー」と「プリンセス」に関しては、1年以内に複数のバージョンが実装されたものとなっており、これに関してもコッコロが唯一である。
リリース1周年記念に行われた「第1回プリコネ人気投票」では、★1部門で栄えある1位に選ばれた。
ちなみに★2部門の1位はミヤコで、★3部門の1位はキョウカ。このゲームのユーザ層って一体…。
人物
常に堅苦しい敬語で喋り、常に主人と認めた相手の一歩後ろをあるく、生来の従者。
生真面目で奉仕精神に富み、常に自身を顧みず、誰かの(特に主人の)糧と成ることに喜びを見出す、変わり者。
その気質から基本的に誰に対しても謙って接しており、明確に敵対している相手でない限り必ず敬称をつける礼儀正しい少女。
自身のことは主人公の従者であると名乗り、彼を『主さま』と呼び慕うなど、その忠誠心は計り知れない御主人様至上主義。
11歳にして人に世話を焼き導くことに大きな喜びを見出している、巨大な包容力を持った母性(いわゆるバブみ)が備わっている。曰くおはようからおやすみまで、主人公の何もかもをお世話し管理したいのだとか。かなり愛が重い。
一方で『主さま』の唯一頼られる存在でありたいという独占欲も強く、彼の女性関係の交友の広さに対してヤキモチを焼いてしまうこともしばしば。メインストーリーなどでは、意外な女性キャラクターとの交友関係がコッコロへ明かされるたびに、主人公にツッコミを入れることがお約束となりつつあり、キャルからも「いつもの病気」と呆れられたこともある。
しかし、主人公を溺愛するシズルに対して非常に強い苦手意識を持っており、間をおいて敬称をつけるなど、あまり良く思っていない様子。とりわけ主人公をお世話する立場を大事に考えているおり、そういった事情を意に介さず割って入ってまで世話役を奪っているため、コッコロにとっては天敵とも呼べる存在。似たように甲斐甲斐しく世話をしようとするエリコやランファにも対抗心を燃やしたりしている。
ただし、アニメ1期8話ではリトルリリカルがランドソルの平和を守る為にギルド活動をしたいに対し、主人公(ユウキ)のことしか考えてない自分に自責の念を覚えた。
ちなみに、本人は主従関係に拘っているが、その内心では異性として見られたいとも思っており、主人公または第三者からカップルや夫婦のように扱われると有頂天になり、兄妹のように見なされると少し落ち込む。
本作のエルフは都会で育った者も少なくはないが、コッコロの場合はランドソルから遠く離れた集落「エルフの里」が故郷とされている。
所謂山育ちであり、そのためか、少食ながらペコリーヌのゲテモノ食道楽に普通に付き合える野性味溢れる一面も。ただしコッコロ自身も彼女の悪食をゲテモノと称するだけの認識はあるようで、最低限の常識はわきまえている。
また、歌でカラスを使役して故郷と連絡したり、薬草を噛み潰して煎じるなど、作中では最もエルフらしいエルフとして描かれている。
最初はあまりいい反応を示さなかったが、そう呼ばれ続けるうちに馴染んだ模様。
故郷では村長の娘という立場、11歳とは思えない変わった人柄、そして里そのものが決して裕福ではなかったことから色々と寂しい思いもしており、現在の美食殿の仲間たちとの生活にとても充足感と幸福感を抱いている。
コッコロの回りを飛んでいる物体は「精霊」というもので、緑のものは「風の精霊」らしい。
戦闘の際は精霊を使役する「精霊魔法」で味方の強化などに用いるほか、手に持った槍で接近戦も行う。
またTVアニメ版第6話では、精霊を使いブランコを作って地上へ降下するシーンが描かれた。
ストーリー
メインヒロインの一人であることや、基本常に主人公の側にいるため、イベントストーリーに登場する機会も多い。ただし他キャラのキャラクターストーリーでは所用で空けていることが多い。
メインストーリー
第1部では、赤ちゃん化した主人公を養育すると共に、路銀が尽きたためにサレンの厚意でサレンディア救護院に居候していた。そちらが舞台になっているストーリーではコッコロが寝間着姿で登場することも。
その後、時期は明言されていないが美食殿結成と共にギルドハウスへと移住している。
主人公の従者として共にランドソル王国の陰謀に巻き込まれていくが、その途上、なぜか彼女だけ「現実世界」への復帰を一時的に果たす。先に復帰していたラビリスタこと模索路晶に導かれるように「ミネルヴァの懲役」などの、より大きな問題を解決するために協力することとなり、「ミネルヴァの懲役」から皆を開放するための巫女(先導役)を任される。ただし、1部ではこれ以上突っ込んだ話はなく、美食殿と共にランドソルの問題解決に奔走した。
第2部では、事故で再度主人公が赤ちゃん化したことに加え、新たに幼児退行したシェフィの世話もするようになり、より育児に翻弄される姿を見ることができる。
その後、レイジ・レギオンのランファ戦では先に覚醒したぺコリーヌやユイにならって「プリンセスフォーム」に変身しようとするも失敗。だがそれは、現実への帰還という責務を負いながら、現在の世界での生活に未練があることからくる不覚悟が原因であるとわかり、覚悟を決め、主人公と『心を繋いだ』ことで、「プリンセスフォーム」という新たな姿に変身して戦った。
プリンセスフォームに変身したヒロインはペコリーヌ、ユイに続き3人目であり、2020年5月31日には「コッコロ(プリンセス)」としてプレイアブル化もされた。
2部後半ではソルの塔の登頂に必要なソルオーブを求めて、美食殿一行と里帰りをする。
この頃には現実世界での記憶をある程度取り戻しており、この世界での父である長老がNPCである事実に、寂しさを覚える。だがそんな暇もなく、エリスの追手が里を襲撃。追い詰められる主人公たちだったが、長老に憑依する形で介入してきた現実世界の父「嚮導老君」によって事なきを得る。
その後、コッコロは帰還してしまう父に涙の別れを告げると同時に、「嚮導老君のプリンセスナイト」の力を得た。その能力は「世界の修正力の無効」であり、エリスの設定した世界からの介入による記憶改竄、存在の変質または消滅を防ぐ効果があり、これによって以後の主人公たちは現実世界での記憶を失うことはなく、また本来は遺物として消滅するはずだったアメスを救出するのに活躍した。
キャラクターストーリー
飼い主からはぐれた犬にも『主さま』と名付け世話をしている。
主人公と区別する際は、犬の方を「わんわんの主さま」と呼んでいる。
エクストラストーリー
イベント『激走! ランドソルギルドレース』では、【美食殿】として第3区を走った。
レースの途中でミフユがトラップに引っかかってしまったため、彼女を救出。
ミフユはお礼として3位の立場を譲ろうとしたが、コッコロは「すぽーつまんしっぷ」を厳守しミフユと共に3位を目指すこと選んだため、第3区では同着3位でスズメにたすきをつなげた。
しかしお祭りとはいえ、レース中に他人に手を差し伸べるのはどうなのだろうか…。
イベント『絆、つないで。こころ、結んで。』では特にメインで出演する。
【美食殿】としてペコリーヌ、キャル、主人公たちと何気ない食卓を囲んでいたコッコロ。しかしある日を境に、コッコロの身に様々な異変が生じ……。
詳しくはコッコロ(儀装束)の記事を参照。
また、ストーリーイベント後編や儀装束版のキャラストーリーでは、上述した故郷の「エルフの里」に関するエピソードも掘り下げられた。
TVアニメ版
「わたくしはしっかりと主さまに仕えてみせます」
アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」にも登場。
オリジナル描写としてユウキと出会うまでの経緯が描かれている。アニメ版でも母性をしっかり発揮してユウキを甘やかしてるほか、ギャグシーンにて原作では見せない表情をすることがある。
( ゚×゚ ) こんな感じ → OxO
視聴者からはミッフィーと呼ばれることも。
第1話はほぼ「コッコロ回」といってもいい内容になっており、主人公に加えてコッコロもメインで描かれていた。
第1話・第2話でペコリーヌやキャルと出会ったことで、ユウキを含めた4人でギルドを作ることを決意するが、なかなか彼女たちを誘えずにいた。
だが、第3話にてペコリーヌがアルバイトをすることにした飲食店「コカトリス亭」で起きた出来事がきっかけとなり、キャルがギルドへ入ってくれることに決定。こうして、4人でギルド【美食殿】を結成した。
第2話では、ユウキが朝早くから起きてトレーニングしていることに感銘し、上述の原作におけるログインボーナスでもある「主さまがんばれスタンプ」を作った。以降も何回か画面に登場しているほか、次回予告もコッコロがスタンプを押す演出から始まっている。
また、第3話では、コカトリス亭の裏メニューである「虫料理」に対して興味を示すといった、彼女の野性味溢れる部分もしっかり描写された。
スキル
通常
ユニオンバースト | オーロラ | 味方全体の物攻・魔攻小アップ、自分のHPを小回復 |
---|---|---|
オーロラブルーミング | 自分のHPを大回復+味方のHPを中回復+物攻・魔攻を大アップ+TP上昇を小アップ | |
スキル | トライスラッシュ | 敵単体に物理中ダメージ |
トライスラッシュ+ | 敵単体に物理中ダメージ+物攻中アップ+TP上昇小アップ | |
スピードアップ | 味方全体の行動速度・物理攻撃力小アップ | |
スピードアップ+ | 味方全体の行動速度大アップ&物攻特大アップ&物クリ大アップ+最も物攻が高い味方単体の物攻特大アップ&物クリ大アップ+味方全体のTP小回復 | |
EXスキル | 精霊の啓示 | 物理攻撃力中アップ |
精霊の啓示+ | 物理攻撃力中アップ+魔法防御力小アップ |
サマー
ユニオンバースト | オーシャンヒール | 最もHPが低い味方1人のHPを特大回復 |
---|---|---|
オーシャンサンクチュアリ | 最もHPが低い味方1人のHPを特大回復+味方全体のHPを中回復+物理攻撃力を特大アップ+TP上昇を小アップ+物理クリティカル時のダメージを中アップ+敵全体の防御力を小ダウン | |
スキル | ネレイドスピア | 敵単体に物理小ダメージ+物理防御力小ダウン |
ネレイドスピア+ | 敵単体に物理小ダメージ+物理防御力大ダウン | |
ネーブルサポート | 味方全体の物理攻撃力中アップ | |
EXスキル | 夏の天啓 | 魔法防御力中アップ |
夏の天啓+ | 魔法防御力大アップ |
ニューイヤー
ユニオンバースト | ニューイヤーズブライト | 自分のHP中回復+味方全体にリジェネ・物攻大アップ |
---|---|---|
スキル | スピリットウォール | 自分に物理・魔法吸収バリア展開+挑発 |
スピリットウォール+ | ↑に加え味方全体の物攻大アップ | |
ブレッシングスピリット | 最も物攻が高い味方の物攻中アップ+物理クリ大アップ+クリティカル時のダメージ中アップ | |
EXスキル | 祝福の新風 | 物理防御力中アップ |
祝福の新風+ | 物理防御力大アップ |
プリンセス
ユニオンバースト | オーロラ・サンクチュアリ | 味方のHP小回復・TP上昇を小アップのフィールド展開+味方全体の物魔クリダメ小アップ+敵全体の物魔防御小ダウン |
---|---|---|
スキル | エアロヒーリング | 味方全体のHP小回復 |
エアロヒーリング+ | 味方全体のHP小回復&物攻と魔攻を特大アップ&物クリと魔クリを大アップ&物・魔クリダメ小アップ | |
ブライトアテンション | 味方全体の物攻と魔攻を大アップ+TP小回復 | |
EXスキル | 純白の天啓 | 物理攻撃力中アップ |
純白の天啓+ | 物理攻撃力大アップ |
儀装束
ユニオンバースト | 緑翠の絆風 | 自分のクリティカル時のダメージ中アップ+敵単体に物理大ダメージ(クリティカル時5倍) |
---|---|---|
スキル | 春疾風 | 敵単体に物理中ダメージ(クリティカル時ダメージ5倍) |
春疾風+ | 物理攻撃力と物理クリティカル大アップ+敵単体に物理中ダメージ(クリティカル時ダメージ7倍) | |
翔る薫風 | 自分の物理攻撃力+物理クリティカル大アップ+TP小回復(Lv261より物理攻撃力の上昇量が増加) | |
EXスキル | 光風の天啓 | 物理攻撃力中アップ |
光風の天啓+ | 物理攻撃力大アップ |
レンジャー
ユニオンバースト | 主従の絆風 | 範囲内の味方全ての物理攻撃力特大アップ&物理クリティカル中アップ(自分の物理攻撃力が高い程、物理攻撃力と物理クリティカルの上昇量が最大5倍までアップ) |
---|---|---|
スキル | わんわんと一緒 | 範囲内の味方全ての物理攻撃力大アップ&物理クリティカルダメージ小アップ(自分の物理攻撃力が高い程、物理攻撃力の上昇量が最大5倍までアップ) |
わんわんと一緒+ | 範囲内の味方全ての物理攻撃力大アップ&物理クリティカルダメージと物理防御力と魔法防御力を小アップ&範囲内の味方全てのTP小回復(自分の物理攻撃力が高い程、物理攻撃力の上昇量が最大5倍までアップ) | |
深緑の癒風 | 範囲内の味方全てに継続HP回復状態付与&物理/魔法吸収バリア展開 | |
EXスキル | わんわんコンビネーション | 物理攻撃力中アップ |
わんわんコンビネーション+ | 物理攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【物理】
中衛で、補助と攻撃で皆を支える、導きの巫女。
ユニオンバーストは、味方全体の攻撃力アップに加えて自らも回復するため、継続的なサポートが可能となる。
幼く、華奢な体格に反し得物は槍であり、槍捌きは中々。
「才能開花」すればすぐスタメン入りできるペコリーヌと異なり、彼女は装備を集めランク4に成長させてからが本番。
ランク4で解禁される「スピードアップ」を使うことでメンバーの回転力が上がるため、重宝したいところ。
同じく行動速度アップスキルを持つモニカと違い、一戦闘中に何回も「スピードアップ」をかけなおす(モニカは1wave開始時の一回のみ)ため棲み分けはできている。
短期決戦のバトルアリーナ・プリンセスアリーナではモニカが、長期戦のボス戦ではコッコロが有利となっている。
ユニオンバーストで回復もできるのでクエストで3番目に配置しても倒れにくい。メインクエストでは3番目の配置を狙う敵が多く出現するため、そのような敵に困った場合は彼女の力を借りるといいだろう。
シズルでも似たような役割を担えるが、あちらは★3キャラであることに対して、コッコロは最初から仲間になっているため所持の有無に困ることはない。
スキル1「トライスラッシュ」の使用中は見た目通り移動している。そのためタンクキャラよりも前方に出た際に集中砲火を受けやすいのと、前方への移動中にUBを使用したりスタンなどで行動不能になった場合、相手前衛を崩して戦線が移動するまで前方に留まり続けるのには注意が必要。
しかし見方を変えれば「先頭のキャラが受けるダメージを肩代わりできる」ということにもなる。そのため、主にクランバトルにおいて、トライスラッシュ中にUBを打ち意図的にスキルキャンセルを行うことで、コッコロを前方に留まらせてタンク役にシフトさせるという戦法を用いられることがある。
後述する★6に才能開花させると、コッコロの耐久力が上がりこのテクニックが重要になる場合が多くなるため、覚えておくと便利だろう。
2018年11月26日には専用装備「アメスアミュレット」が実装された。
この時点では役割に大きな変化は無いが、★6に開花させるには専用装備の装備が必須なため、頑張ってその分のメモリーピースを集めよう。
★6
「これが、主さまとわたくしの絆の力…!」
2019年8月31日、新たな要素『★6才能開花』によってコッコロに『★6』が実装された。
ユニオンバーストが「オーロラ」から「オーロラブルーミング」に変化し、セットボーナスによって物理攻撃力・回復量上昇が大きく上昇する。
ユニオンバーストのHP回復が味方全体に及ぶようになった点がとても大きい。防御力ステータスもキャラストーリーのボーナス分も含めてかなり強化されており、素のステータスだけで見ると、強力なタンクとして名高いジュンを超えるようになった。
強力なバフと全体ヒールを持つサポーターとして、クランバトルの3段階目以降のボスといった攻撃が苛烈な敵に対して強く出れるようになった。配置が中衛である点も大きく、後衛キャラが中心である魔法パーティではタンクとして起用されることも多いほか、強化された防御ステータスや回復スキルにより、単体起用でも強敵の攻撃を耐えきれる場合が多くなっている。
前衛が中心になりやすい物理パーティにおいても、前述したトライスラッシュキャンセルテクニックを用いて最前線に立たせることでタンクとしての役割を持たせられる。
アリーナでは全体攻撃にも耐えられる耐久力と、そこから一発で立て直せる全体回復の存在から、強烈な範囲攻撃が飛び交う2019年11月時点の環境において攻防どちらにも使われる、採用率の高いキャラとなっている。回復、バフ、タンク、状況によってはアタッカーすらもこなすという器用万能ぶりを見せてくれる。
クエストにおいても被弾しやすい中衛という配置上、TPが溜まりやすく(プリコネRはダメージを受けるとTPが回復する)かなり早い段階でUBを発動することができ、またボスの苛烈な全体攻撃にも易々と耐えてくれるため、落ちない回復兼バフ役として活躍してくれる。難易度の高いハードクエストやルナの塔では頼りになりやすい。
2021年1月時点では、全体的なインフレや、後述するプリンセス版の実装により、上位勢の中では以前ほど使用される機会は減っており、★6開花の優先度も並となっている場合が多い。
ただしこれはあくまで熟練プレイヤーの間の話であり、プリンセス版はフェス限定キャラなのに対し、こちらのコッコロはゲーム開始時点で仲間になっているという点から、主に初心者への救済キャラとなっている。また、★6のステータスの高さから防御面ではこちらの方が強力。
サポート系キャラが不足している場合は、通常コッコロを★6に才能開花させると心強いだろう。
2024年12月21日、専用装備2『コッコロの精霊』が実装。装備すると『スピードアップ』の性能が底上げされる。
サマー
【物理】
中衛で、物理キャラへの補助を行う癒しの巫女。
HPが一番少ない味方単体への特大回復スキルを持ち、瀕死の味方ですら瞬時に治癒する。
イベント『デンジャラスバカンス! 渚のグルメプリンセス』に合わせて登場した、イベント限定のサマーバージョンである水着姿のコッコロ。
期間限定ガチャのペコリーヌやキャルと異なり、コッコロはイベントミッション達成によって仲間にすることができる。
行動速度と魔法攻撃力のサポートを捨て、味方の物理攻撃のサポートを特化するスタイルへと変化。
スキル2「ネーブルサポート」は全体バフとしては上昇量が大きく、更に頻繁に使用するため物理アタッカーの火力はもとより物理キャラの回復スキルの回復量も増える。
使用頻度は高い分効果時間が短く、重ねがけは2回までしか起こらない。
さらにスキル1「ネレイドスピアで」敵の物理防御を下げることにより。パーティのダメージ向上に貢献してくれるが、使用中はトライスラッシュよろしく最前列に出てきてしまうので、そこには注意。
特筆すべきはユニオンバーストであり、最もHPが低い味方を対象としてHPを回復させるのだが、その効果量が尋常ではなくほとんどの場合全回復する。
ちなみにシノブのドクロ親父やチカの精霊といった召喚ユニットも対象を取る。
そして何よりもUB発動時の演出で「主人公を膝枕して団扇で扇いでいるコッコロ」が描かれる。
白水着の11歳、絵面がいろいろとやばい。
ただし、TP効率を上げる装備がRANK9の最後の装備までないため、アリーナでユニオンバーストを組み込んだ戦術を構築するためには彼女の装備集めを優先させる必要がある。
全体物理攻撃アップ・物理防御ダウン・特大ヒールが上手く相互作用した結果、配布キャラでありながら、クエスト攻略・アリーナ(防衛)・クランバトルといった様々なコンテンツで活躍可能なキャラとなった。
このためイベントの復刻を望む声も少なくなかったが、2019年7月15日に復刻イベントが開催。
これにより2018年下半期~2019年上半期から始めたプレイヤーの手にも渡るようになった。
この時入手条件が緩和されイベントボスのNORMALを1回でも討伐すれば仲間になるようになった。
そして2020年6月19日にイベントがサイドストーリーとして恒常化されたことによりめでたく恒常キャラの仲間入り。誰でも簡単に入手できるようになった。
復刻イベントに合わせた2019年7月13日には専用装備「涼槍アクアスカッシュ」が実装された。
物理防御デバフの数値が大きくなったため、クランバトルでは現在でもデバッファー兼ヒーラーとして採用される機会がある。
このバージョンでは槍を右手に持ち替えており、その穂先がライムゼリーのようになっている。
とてもおいしそうだ。
★6
「主さまとともに未知なる海へ!」
2022年3月8日、『★6才能開花』によって水着コッコロに『★6』が実装された。
ユニオンバーストが「オーシャンヒール」から「オーシャンサンクチュアリ」に変化し、セットボーナスによって物理攻撃力・TP上昇が大きく上昇する。
ニューイヤー
【物理】
前衛で、味方の補助に秀でた、新風の巫女。
物理クリティカル時のダメージアップのスキルで味方の殲滅力を高めつつ、挑発や継続回復で耐久面を支える。
イベント『激走! ランドソルギルドレース』に合わせて登場した、期間限定の正月バージョンである巫女服姿のコッコロ。キャルやスズメより半月遅れて登場している。
通常版やサマー版は前述した裏技的な手段でタンク役にシフトさせることができたが、今回は正真正銘のタンクキャラとして登場した。
プリコネRでは初となる、クリティカル時のダメージ量を上昇させる(倍率は30%)スキルを持ち、タンクでありながら間接的に火力に貢献することができる。加えてユニオンバーストで味方全体に継続HP回復状態(リジェネ)を付与でき、さらに挑発で状態異常やTP妨害から味方を守れるので防御面でも隙がない。
味方を死なせずにダメージを出すことが求められる、クランバトル3段階目以降やイベントのスペシャルボスでは大きな活躍を見せてくれる。回復、状態異常対策、火力支援を同時にこなすその姿は、さながら物理版正月ユイといったところ。
アリーナでも範囲火力キャラの支援役として採用できる。特に物理クリティカルが高く、範囲攻撃が互いの距離に依存しない★6ヒヨリとの相性が抜群で、耐久編成を突破するための組み合わせとして注目されている。無論、リノなど他の範囲キャラとも好相性だが、前衛という配置が「互いの距離を近づけて射程を伸ばす」戦術と噛み合わず、敵の後列が射程外になってしまうことがあるため注意が必要となる。
同時期に実装された正月キャルが驚異的な性能を持っていたため、そちらに話題を持っていかれてしまった感があるが、こちらも全コンテンツで活躍できるポテンシャルを秘めた、期間限定の名に恥じない優秀なキャラである。
2021年1月12日には専用装備「新春祈幸の精霊杖」が実装された。
スキル1「スピリットウォール」に味方全体の物理攻撃力を上げるバフが追加され、攻撃面におけるサポート度合いが高まった。また、低めであったTP上昇ステータスが付与される点も嬉しい。
プリンセス
【物理】
中衛で、絶大な補助スキルを繰出す純白の巫女。
味方の攻撃力とクリティカルダメージを強化しつつ、二つの全体回復スキルで味方を堅固に守護し勝利へ導く。
プリンセスフェス限定キャラクターとして登場した、『プリンセスフォーム』のコッコロ。
なんとプリコネR初の4つ目のバージョンが実装されたキャラである。無論3つ目のバージョンが無いキャラの方が多数で、2つ目のバージョンすら無いキャラもまだ存在する中での好待遇であることは言うまでもない。
スキル性能としては「エアロヒーリング」でHP回復を、「ブライトアテンション」でTP回復を全体に撒きながら味方全体の物理・魔法の両面の攻撃力アップまで行うという徹底した支援役。
ユニオンバーストの「オーロラ・サンクチュアリ」は味方全体への継続HP回復とTP上昇を付与しつつ、味方全体の物理・魔法両面のクリティカルダメージを上昇させつつ、敵全体の物理・魔法の両面の防御力をダウンさせるという、味方全員誰と組んでもそのお世話ができるという性能。
ニューイヤー版と比べるとクリティカルでのダメージ量増加は少ない(16%)ものの、物理だけでなく魔法で戦う味方も支援できることや、それ専門のキャラと比べると微力ではあるが敵の防御力を低下させたり、TPの方までお世話するなど至れり尽くせりの性能であることは間違いない。しかも隊列は中衛であるため、物理パーティではタンク役にはほぼなれないというところでもニューイヤー版との差別化を図れる。
もちろん、ニューイヤー版と共にパーティに組み込んでクリティカルダメージを46%上昇させるということも可能。いっそのこと通常コッコロ、水着コッコロまでも組み込んで四人のコッコロで残り一人を徹底的にお世話するというのも一興かもしれない。
特にクランバトルなどの強力なボス戦ではその支援性能が活き、4段階目以降のボスに対しても、味方の生存率を上げつつ火力の支援を行える。その点から2021年1月時点では、サポート設定キャラを用いてプリンセスコッコロを複数回使うことも珍しくはない。
イベントのスペシャルバトルでも頼りになることが多く、フェス限定キャラに恥じない非常に強力な支援キャラとして活躍している。
余談だが、前回のニューイヤーからわずか4ヶ月近くで新たなバージョンのコッコロが出たということや、ストーリーでは先に変身したユイよりも先に実装されたこと、発表時はTVアニメ版第1期の放送期間中ということもあり、今回のコッコロが発表された際は非常に大きな反響を呼んだ。
特にユイに関しては、先に実装されたペコリーヌと同様にプリンセスフォームへ変身しており、かつ前作のメインヒロインでもあり、別バージョンが当時は1つしかないこともあって、ユイの方が先にプリンセスフォーム版が実装されると思っていたファンも多かったことだろう。しかしプリンセスフォームのユイは、プリンセスコッコロ実装に続く形で約1ヶ月後にはめでたくプレイアブル化されている。
また、2021年1月3日にはペコリーヌ(ニューイヤー)がプレイアブル化されたため、4種類存在するキャラはコッコロが唯一ではなくなった(これに関しては、後述する儀装束版の実装によりまた別の事情ができてしまってはいるが)。
ロード画面での1コマでは、背中の羽で空を飛べることを喜んでおり非常に可愛らしい。
ユニオンバーストは見た目が似ていることやプリンセスペコリーヌのユニオンバーストがデスティニーガンダムに喩えられるのに影響されてか、ファン間では月光蝶と呼ばれることがある。
2023年11月22日、専用装備『マーシフルプリンセスローブ』が実装。装備すると『エアロヒーリング』の性能が底上げされる。
儀装束
【物理】
中衛で、尊き儀装束を纏うエルフの里の巫女。
自分の攻撃力を強化し、さらにTP回復で攻撃の手数を増やす。クリティカル時の猛攻で仲間を守る剣となる。
イベント『絆、つないで。こころ、結んで。』に合わせて登場した、期間限定の儀装束衣装のコッコロ。
今回のコッコロの登場により、プリコネR初の5つ目のバージョンの実装となり、5人すべて同じキャラの編成が組めるようになった。
詳細はコッコロ(儀装束)の記事を参照。
キャラのバージョン名に漢字が使われるのは、編入生に続き2例目。
レンジャー
【物理】
後衛で、わんわんと一緒の新緑レンジャー少女。
自分の攻撃力に応じて強化される物理攻撃支援スキルや、HP継続回復、バリアで周囲を支え、絆の勝利へと導く。
イベント『Dears おかえりとただいまの約束』に合わせて登場した、期間限定ガチャのレンジャー姿のコッコロ。
2024年4月12日、専用装備『わんわんの主さま』が実装。装備すると『わんわんと一緒』の性能が底上げされる。
余談
メインクエストなどでキャルと同時に編成すると、出撃する際にコッコロが「ぶっ殺します」という衝撃的なセリフを放つ時がある。
これはキャルと同時編成したことによる特殊ボイス(掛け合いボイス)の一つであるため安心してほしい。彼女の口調に影響されてしまったのだろうか。逆にキャル側も、誰も戦闘不能にさせずクエストをクリア(★3クリア)した時に「主さま……」とコッコロの真似をする特殊ボイスがある。
また、戦闘アニメのスピードを等速にした状態で味方のペコリーヌがユニオンバーストを撃つと「おっきい、です……」という感想をコッコロが言うこともあるが、はたして一体何がおっきいのだろうか?(攻撃の威力なのか、それとも……?)
得物はどう見ても槍の形状をしてるが、TVアニメ第1話にて得物は杖であることがコッコロの口から明かされている。
しかし原作ゲームにおける武器種はしっかりと槍である。もっともゲームシステム的には物理キャラに杖を装備されても困るし、外見上は斧や剣を持ちながら、杖を装備して魔法で戦うイリヤやアンナなどの例もあるため、単純にゲームシステム上の都合と思われる。
というか、サマー版に至ってはスキル名に「ネレイドスピア」と入っているため、杖に関してはTVアニメ版独自の解釈なのだろう。
楽曲
- 心想い 〜ココロオモイ〜…キャラクターソング、イベントストーリー『絆、つないで。こころ、結んで。』エンディングテーマ
- 作詞:亀井博之(Cygames) / 作曲・編曲:内海孝彰(TRYTONELABO)
グランブルーファンタジー
グランブルーファンタジーで行われるコラボイベントにも参戦しており、イベント参戦SSRとして登場する。開催当時はイベントで入手可能なトレジャーとの交換で入手だったのだが、現在は後述通りにサイドストーリー化に伴って何時でも入手可能。
アビの性能だけなら便利ながらもそこそこなのだが、奥義が『ダメージがない代わりに味方全体を回復+強化』という原作に寄せた性能となっている。
この奥義とサポアビの相乗効果による強化量は配布キャラとしては破格の一言で、ガチャキャラと比較しても上位Lvの中長期戦向け高水準バッファーと言える(攻撃力だけではなく連続攻撃率まで大きくブーストしてくれる→PT全体の奥義回転率が上がる→コッコロの奥義バフと回復もほぼ途切れない、という好循環になる)。
更に言えば、似たような奥義周回支援の類似ポジションユニットが出現した事で、奥義加速を更に進めるのも可能になった。
コラボイベントがサイドストーリー入りしている為、いつでも入手可能。イベントシナリオの解放条件もメインクエスト第10章クリアと緩い。
幅広い層の騎空士にとって重宝する性能なので、始めたばかりの新米騎空士にも心強い味方となるだろう。それに加えて、彼女の場合はこちらの編成を組むのにも一役買うような性能を持つ。早期に参戦させる事をお勧めしたい。
(2019年末頃からバトルのフルオートが実装され、オート時には回復アビリティを使用しないという仕様が存在するのだが、コッコロの場合は奥義にHP回復が含まれているのでパーティの戦線維持には重要なポジションとなっている)
なお、ペコリーヌも配布プレイアブルキャラとして同時参戦、
キャルもサイドストーリー入りからはプレイアブルとして登場。
小さなガイド役
レアリティ | 奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|---|
SSR(風) | オーロラ | スピードアップ/トライスラッシュ/アルセイドスピア | 精霊の啓示/溢れる母性 |
サポアビ2がもはや隠す気がない。
「ぐらぶるっ!」にもコラボキャラでありながら第1195回に登場しており、
ナルメアからは「とてつもないお世話力を感じる」と評された。
彼女の中の人がギルド仲間と同じ、というのは偶然だろうか…。
Shadowverse
リーダースキン
2019年3月28日実施のコラボにて、エルフクラスのリーダースキンとしてShadowverseにも参戦した。
ゲーム内でリーダースキンセットを購入することで入手可能。
その中に収録されてる称号の内容は「小さなガイド役」。
また期間限定のミッションをクリアすることで、自然の導きというカードにコッコロが描かれたイラスト違いのカードが獲得できた。
シャドバのリーダースキンの多くはキャラクターとプレイヤーが同一視されているが、コッコロは原作では従者という立場なためか、勝利時は「お疲れさまでした、頑張りましたね」、敗北時は「お役に立てず、申し訳ありません」といった、明らかにプレイヤーに対して向けたセリフ内容となっている。
カード
第15弾カードパック「アルティメットコロシアム」ではカードとしても参戦した。
カード名 | 導きの巫女・コッコロ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | エルフ |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:1 体力:2 |
能力 | ファンファーレ カードを1枚引く。このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、1枚ではなく2枚引く。 |
ユニオンバースト 10; 自分のフォロワーすべてを+1/+1する。自分のリーダーを3回復。 | |
進化後 | 攻撃力:3 体力:4 |
能力 | |
CV | 伊藤美来 |
収録セット | アルティメットコロシアム 無垢なる従者 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※ユニオンバースト…数字のターンかそれ以降にプレイすると発動する能力。手札にあるとき自分のフォロワーが進化すると-1される。
クラスはもちろんエルフ。カードを引くことで次の一手を「導く」能力を持つ。2ドローはプレイ回数の条件付きだが、2コストのフォロワーであることを考えると破格の性能。
更にユニオンバーストが発動すると、オーロラを再現した味方へのバフとリーダーへの回復効果を得ることができる。
2ドローもさながら、ユニオンバーストの回復効果も特に強力。
2020年2月のローテーション環境では、盤面コントロールとリーダー回復に特化したデッキ「コントロールエルフ」にてキーカードの一つとして扱われていた。その後も様々なエルフデッキにて、ドローカード兼回復カードとして活躍している。
クエスト
2020年1月7日から開催される新イベント「クエスト」にもコッコロが登場している。
クエストの初級を担当し、導きの巫女・コッコロや純真なる弓使い・リノなどを使用したミッドレンジデッキで挑んでくる。
初級ということもあり使用デッキはそこまで強くはなく、クエストミッションの達成条件も比較的簡単なため、コッコロに苦戦することはあまりないだろう。
オンゲキ
Cygames音ゲーコラボ(プリコネRコラボ)で登場。楽曲の方はペコリーヌがボス担当で、彼女自身はプレイヤー側での登場となる。R1種類、SR2種類の合計3枚のカードを入手できる。
中の人が同じである(名前繋がりともいえる)、Bang Dream!の弦巻こころと間接共演が実現しており、もちろんデッキに組む事も可能。ただし、コラボキャラなのでボイスは聞けない。
関連イラスト
関連項目
ペコリーヌ / キャル / シェフィ / 主人公…同じギルドに所属。
コッコロ(儀装束)…イベントにて登場した儀装束衣装のコッコロ。
コッコロママ…母性を感じるコッコロのイラストにつけられるタグ。
嚮導老君…実の父親。七冠の1人であり、コッコロは将来的に彼に比肩しうるとも言われている。
アメス…コッコロが神様として祀っている人物。
ミネルヴァ…コッコロのキャラストーリーを見ると、彼女とも深い関係があるようだが…?
アリサ…同じCygamesのShadowverseにおけるエルフの少女。グラブルで、お互いに「種族不明」扱いになっているエルフ繋がり。
エミリア…コラボイベントで共演した別世界のエルフ。同じ銀髪の(ハーフ)エルフという共通点があり、彼女からは妹同然に気に入られる。更に中の人はTVアニメ版でアメスを演じた。
弦巻こころ…中の人繋がり、かつ名前繋がり。上述の通りオンゲキではともに登場。
ミツバ…同じCygamesのドラガリアロストの中の人繋がりで、同作がプリコネとコラボした際にペコリーヌと共演している。
プリコネママ四天王…四天王の一人とされている。