プロフィール
※誕生日という概念は無いが冒険が始まった日を記念日としてお祝いした。
概要
アメスはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
本作の物語のカギを握る重要人物の一人である。
第一部では閑話毎に登場する狂言回し的存在であり、主人公やヒロイン達(一部例外)に「夢」として様々な出来事を見せている。
記憶を失った主人公のもとにコッコロを派遣した張本人でもある。
本作の世界に迫っている危機についてなにか知っているようだが、今は夢の中でしか存在できない不完全な状態となっており、動けない自分の代わりに巫女として託宣を受けてるコッコロに主人公をサポートする役割を任せている。
長らくプレイアブル化はされなかったが、サービス開始から4.5周年となる2022年8月31日に実施されるプリンセスフェスでプレイアブル実装された。
人物
ボロボロの服や花びら、壊れた羽や歯車などといった不気味な装飾が特徴の妖精。いつも自分の毛先を弄んでいる。
毒舌家で冷めた性格の持ち主でジト目。主人公に「夢」を見せては鈍感だったり奇行に走ったりする彼に対して辛辣な発言を繰り返すが、ヒロイン達の事情を語ったり、主人公にアドバイスをしたりと彼女なりに主人公やヒロイン達を心配するなど世話焼きな一面がある。所謂ツンデレ。
少女の恋路を応援する者でもあり、主人公に恋心を抱く彼女達を分け隔てなく応援している。
ただ、自身の巫女でもあるコッコロに関しては特別な思入れがあるようで、彼女のみ「コッコロたん」と呼んで溺愛している。
彼女の正体は前作『プリンセスコネクト!』で主人公達の相棒であったNPCのガイド妖精フィオ。
主人公に親身に接するのも当然のことで、現在の彼を「かつて世界を救ったヒーロー」と評している。彼には全幅の信頼を寄せると共に遠慮がない。主人公が起床すると忘却してしまうのをいいことに、夢の中でだべったりもしているようだ。
主人公も記憶を取り戻してからは「フィオ」と本来の名前で呼ぶようになっている。
前作の終盤において覇瞳皇帝から主人公たちを庇うために特攻して消滅するも、トリガーとしたカウンタープログラムによって拘束されていたミネルヴァは開放され、覇瞳皇帝に対する逆転の一手となったのだ。
前作ではその後はハッピーエンドを迎えてフィオも無事に復活したが、Re:Diveの世界ではフィオの消滅後にさらにややこしい事態へと発展してしまい、フィオはミネルヴァの緊急時用のバックアップとして再起動。
彼女は事態の急変を知らされないままに「アメス」としての姿と管理システム権限の一部、そしてミネルヴァのデータの一部を付与されて「ソルの塔」の中で目覚めた。
自身の自慢の羽や母親のように慕っていたミネルヴァ、苦楽をともにした主人公たちが失われたことを知った彼女は酷くショックを受けた。だが憔悴した中で出会ったコッコロと、彼女と出会ったことで自身の中にある「ミネルヴァのコッコロに対する愛情」を自覚したことから、「フィオ」は「アメス」としてこの事態から主人公たちを救い出すために動き出したのだ。
しかし、下手にソルの塔から出ようとすると修正プログラムにより消滅の可能性があったため、彼女自身直接的な介入はできず、体を封印したまま、主人公の夢に現れる存在として力を貸す。
ちなみにコッコロに対して異常なまでの愛情を抱いているのはミネルヴァの感情の影響もあるが、絶望した中で最初に得た光明という意味でも、彼女に強い思い入れがあるため。
第二部では途中で敵の手に落ちるも、主人公達により救出され、修正に対するパッチも適用されていたことにより事なきを得た。
第三部では『再々構築』の影響でミネルヴァ不在となったレジェンドオブアストルムを管理する役を担っている。
ちなみに美食殿のギルドハウスに住み着いている妖精「ネビア」は彼女の姉妹であるらしく、姉として彼女にも愛情を向けている。
なお、アメスとは元々ガイド妖精プロトタイプ「アメス」のことで彼女達の姉にあたる存在であったが、出来損ないだったため廃棄された存在である。現在のフィオはそのアメスのデータを統合した状態にあるが、なぜそれが必要だったかは不明。
キャラストーリー
フィオが目覚めてから現在までの経緯が端的に語られている。
また第4話では成行きで主人公とデートすることになるのだが、その時の様子からソルの塔をホームにして活動している様子。
TVアニメ版
「あたしは……まぁ、アメスとでも名乗っておくわ」
アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」にも登場。第1期のキャストは療養中の相坂優歌の代役として高橋李依が務めた。
第1話の冒頭でユウキをアストライア大陸に転送したほか、ユウキがプリンセスナイトの力を発揮した際に夢の中の世界で見守ったり、エンディングではユウキの今後の行く末を語ったりと、こちらでも物語の狂言回し的存在として登場している。
原作同様にコッコロから信仰されている。その一方で、彼女に祈りを捧げながら怪しい煙を焚いたり、彼女を模したと言いつつ禍々しい見た目の案山子を作ったりした為、コッコロにとってのアメスとは一体…と揶揄されたことも。
スキル
通常
ユニオンバースト | フィオレ・フェリチータ | 味方全体の物理防御力と魔法防御力を大アップ+継続HP回復状態付与+物理/魔法無効バリア展開 |
---|---|---|
スキル | ルーチェ・クラティーヴァ | 最もHPが低い味方単体のHPを中回復+物理ダメージカット効果と魔法ダメージカット効果を付与 |
トーレ・スプレデンテ | バリアが展開されている味方全体の物理攻撃力と魔法攻撃力を極大アップ&TP中回復(自分の魔法攻撃力が高いほど、物理攻撃力と魔法攻撃力の上昇量が最大5倍までアップ) | |
スクデット | 味方全体の物理防御力と魔法防御力を小アップ | |
EXスキル | リファーレピウマ | 魔法攻撃力中アップ |
リファーレピウマ+ | 魔法攻撃力大アップ |
サマー
ユニオンバースト | フィオレ・オセアーノ | 敵単体に魔法特大ダメージ&物理攻撃力と魔法攻撃力を大ダウン&魔法防御力小ダウン |
---|---|---|
スキル | アクア・メンブラーナ | 味方全体に物理/魔法無効バリア展開+最もTPが低い味方単体のTP小回復&範囲内の味方全てに継続TP回復状態付与 |
ヴィータ・オペラーレ | 味方全体の行動速度大アップ+最もHPが低い味方単体のHP中回復&範囲内の味方全てに継続HP回復状態付与 | |
EXスキル | ファータスプルッツォ | 魔法攻撃力中アップ |
ファータスプルッツォ+ | 魔法攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【魔法】
後衛で、新たな姿で騎士の冒険を支える妖精。
ダメージカットや防御力アップ、無効バリアで味方を護りバリアを起点とする攻撃力とTPの支援で攻勢に転ずる。
サマー
【魔法】
後衛で、黄昏の水面に舞い降りる水着姿の妖精。
行動速度アップやTP支援をはじめとした多数のサポートを施しつつ、UBの攻防弱体化で清爽に勝利へと導く。
イベント『幻惑の妖精 ‐真夏の園で舞踊る影‐』に合わせて登場した、期間限定ガチャの水着姿のアメス。欠けていた翼や頭の輪等は今回のイベントに合わせて修復した。ちなみに水着は騎士くんが用意したもの。
Shadowverse
はい、お疲れさま。
どうせ忘れちゃってるだろうし……一応名乗っておくわ。
あたしはアメス。あんたの味方よ。
同じCygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、プリコネRがテーマの一つとなっているカードパック「アルティメットコロシアム」のアディショナルカードとして参戦した。
カード名 | 夢の使者・アメス |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネメシス |
レアリティ | ゴールドレア |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体は守護 を持つ。そのフォロワーが進化後なら、さらに+1/+1して、カードを1枚引き、自分のPPを1回復。 |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | |
CV | 相坂優歌 |
収録セット | アルティメットコロシアム |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※守護…相手フォロワーは守護を持つフォロワー以外を攻撃することができない。
ネメシスクラスでまさかのShadowverse参戦となった。同じネメシスのカイザーインサイトに次いで非プレイアブルキャラの参戦である。
カイザーインサイトとは異なり原作では主人公の味方側のキャラなのだが、非戦闘員であるためそちらと同じくユニオンバースト能力を持っていない。
ファンファーレ能力によって他のフォロワーに守護を付与できる。それだけだとやや物足りないが、対象フォロワーが進化していた場合、さらに3つの追加効果が発動する。
特に自分のPPを回復する効果は、今弾のネメシスカードでフィーチャーされた「残りPP」軸のサポートとして使えた他、実質的に1PPでプレイできるフォロワーとして、「連携ネメシス」などのデッキにおいても活躍した。
キャストについて
担当声優の相坂氏は一時期、体調不良による療養で休業していた時期があったが、その期間中もアプリ版におけるアメスには代役は立てていない。
(同社他作品で言えば、グランブルーファンタジーにおけるオイゲンと同じ対応が取られた)
前述のTVアニメ版第1期においては代役として高橋氏が起用されていた。
相坂氏は復帰後もアメス役の新録を続けているが、休業前に比べやや声質が異なっている。
関連イラスト
イラストを検索をする際には「アメス」単体だと「アメスク」も検索されてしまうので、「アメス プリコネ」や「アメス プリンセスコネクト」のように作品名と共に検索するか、「アメス -アメスク」のような除外機能を用いる、もしくは完全一致検索を使うといった工夫をすると見つけやすいだろう。
このような現状のため、代替としてアメス(プリコネ)を使用している場合もある。
関連項目
コッコロ…彼女から神様として信仰されているが、当のアメスはコッコロを「たん」付けで可愛がっている(夢の中でしか存在できないため、特殊なケースを除いて直接会話はしていない)。
ミネルヴァ…アメスたちガイド要請の大元となる存在
6周年イベント『I Wish 握りしめるこの手を』にて、『再々構築』の影響でミネルヴァ不在となったレジェンドオブアストルムを管理する役を担っている事が判明した。
そして赤い霧の精霊との戦闘を終えた主人公、トゥインクルウィッシュ、アイラ、シナツの前に現れ、赤い夜空の原因が2人で、赤い霧の精霊は対模擬実験サーバー用セキュリティプログラムだと告げる。
4人もエリスの件で2人が消滅する可能性を受け入れられず、2人を助ける方法を模索する事に。
そして精霊との戦闘、2人が精霊に乗っ取られる事態に陥る。
エリスと同じ痛みを持ってる2人を皆も理解している為、主人公がプリンセスナイトの力を与えて精霊を振り解かせる。
精霊がセキュリティプログラムである事で、対抗手段が『世界の力』である事に気付く。
そして主人公のプリンセスナイトの力とアメスの管理者代行の機能、そして2人の協力でトゥインクルウィッシュは属性の力『アストラル』を手に精霊を退ける。
そして2人がこの世界にやってきた理由が、覇瞳皇帝を倒してリセットを回避出来たが、その先に進めないでいるからだと告げられる。
ソルの塔の入り口に赤い霧が現れた上に、ミネルヴァ不在で塔の管理者権限も全て使う事が出来ない為、『複製の世界』への道を作るのに難航してしまう事に。
主人公もまた、エリスの存在を感じた事で彼女の力を借りようと提案する。
そして裏世界の入口にてエリスの城を発見した。
赤い霧の精霊との戦闘中、主人公が倒れる事態に陥る。
そしてヒヨリ、レイ、アイラ、シナツで一旦別の場所で精霊の対応を取り、目覚めた主人公とエリス、ユイとアメスが後を追いかける。
そして精霊もアイラとシナツのコピーを生み出して応戦、2人も冷静さを欠いてしまい、精霊に憑り付かれてしまう。
その為に全員で応戦、ユイの強化が解けてしまうが、ユイもエリスの気持ちに気付いた事でもう一度立ち上がる。
そして精霊の除去に成功。改めてエリス達を連れてソルの塔へ向かう。
ソルの塔でエリス達3人の姿に、コピー元であるトゥインクルウィッシュと重ねて見ていた。