【注意】
この記事にはプリンセスコネクト!Re:Diveのネタバレ要素が含まれています。
概要
ユースティアナ・フォン・アストライアとは、プリンセスコネクト!Re:Diveのヒロインの一人ペコリーヌの本名であり、作中の現実世界における彼女の本名でもある。
※1枚目は普段の世界となる「アストライア大陸」での姿、2枚目は「夢の世界」こと現実世界における姿。
彼女は王都ランドソルの本来の王位継承者であるが、覇瞳皇帝からの洗脳によって、ランドソル国民、ひいては王宮の人間たちからも王女であると認識されなくなる。「ユースティアナ」の名も彼に奪われ、王女の地位を失くすことになってしまった。
また、その後も覇瞳皇帝に命を狙われる立場にあり、キャルを介して幾度となく捕縛・殺害されそうになっていた。
王都終末決戦を経た覇瞳皇帝の打倒後となるメインストーリー第2部では、王宮内の洗脳も解除され晴れてユースティアナ・フォン・アストライアとして王女の座に就いている。
しかし王族としての仕事や作法などに関しては堅苦しさを感じており、第2部の初期は特にそのような傾向が見られた。そのため変身能力を持つネネカと入れ替わってもらいながら、自身は【美食殿】のメンバーの元へ遊びに行くことが多い。
ただし遊びに行く合間に国の指導者としての責務はしっかりとこなしており、第7章ではそういった波乱の中で王女という立場に対する使命や葛藤などを語った。
ちなみにフラストレーションがたまってる状況だと「ペコリーヌ」を封印してこの名前を使って真顔で詰め寄ってくる。「やばいですね☆」も封印し「やばいです」と断定してくる。
あちらの世界
現実世界でも「アストライア王家」という王族の娘。
彼女の母国であるアストライア王国は日本語も英語も使われていない国家であるが、世界中に普及しているVR対応万能携帯端末「mimi」を自国生産するだけの経済力と国力を有している。ただ、技術水準では日本に少し劣るらしい。
実家である王家は、国際プロジェクトにもなっているVRMMORPG「レジェンド・オブ・アストルム」の出資者であり、それによりファミリーネームの「アストライア」の名がゲーム内にて使用され、「アストライア大陸」という地名へとなっている。また出資者権限で娘が「レジェンド・オブ・アストルム」を遊ぶ際は、特別なアイテム(王家の装備)を使用することを強制している。
キャラクターストーリーにて訪日した際は、こっそり抜け出して主人公と会っている。ただ彼女の母国は日本語も英語も使わないことから、どちらも片言しかしゃべれない。一応、日本語は日本留学に合わせて勉強中とのこと。
普段は「mimi」の翻訳機能を使い会話を行っているが、よく故障するらしくそのたびに主人公のお世話になっている。
また、ランドソルにおける彼女と同じく「やばいですね☆」「おいっすー☆」といった独特な言葉遣いは健在であるが、誰がそんな日本語を教えたのだろうか。
メインストーリー3部において、レジェンドオブアストルムのメインスポンサーを勤めていた母国アストライア王国がミネルヴァの懲役による事件の影響により革命が勃発した上でアストライア王家の者が民衆に恨まれる事になったが一部の同情的な者達により王族が処刑されたと偽情報を流した事によって追われる事は無くなったものの王族が各々離散することになり、様々な手段を用いて彼女は主人公の家に訪れる事となった。
TVアニメ版
TVアニメ第1期においても、第13話(最終話)にて、ペコリーヌが本当は「ユースティアナ」という名の王女であることが説明される。また、第12話における回想や、OP映像のラストに一瞬だけ映るシーンにおいても、彼女がそうであることが示唆されていた。
彼女は両親からの言いつけにより、見聞を広めるべく旅をすることになったのだが、彼女が旅を終えランドソルに帰国した時、彼女のことを覚えてる者は誰一人いなかった。頼みの綱となった両親の場所へ必死の思いで戻るも、そこにいたのは娘のことを忘れた両親、そして「別の」ユースティアナだった。
上記の経緯は原作と同じものだが、TVアニメ版では映像化にあたって、ペコリーヌの父(CV:木村雅史)と母(CV:井上喜久子)の姿が描かれるなど、原作よりも掘り下げて描写されている。
ギャグ色の強いTVアニメ版では珍しく、原作のようなシリアスさを持つ名エピソードとして名高い。
この作風はアニメ二期にも引き継がれることになる。
余談
名前の元ネタはおそらくギリシャ神話のアストライアーとローマ神話のユースティティアとされており共に正義の女神である。
関連イラスト
関連項目
プリンセス・プライド(ロックマンエグゼ):ITの進んだ王国の姫繋がり。原作では元犯罪者であるが、アニメ版では犯罪者では無く、最初から善人であり、上記と同じ経緯で主人公に接触している点も共通している。