概要
メインストーリー第2部より登場。無印版では登場しない、Re:Diveの新規キャラクター。
プリコネフェス2024で2020/2/29にプレイアブル化が発表された。
プロフィール
年齢 | ??? |
---|---|
身長 | 168cm |
体重 | ??? |
誕生日 | 2月15日 |
血液型 | ? |
種族 | ヒューマン |
ギルド | ??? |
趣味 | 騎士クンの話を聞くこと |
CV | 桑島法子 |
人物
第2部での敵対ギルド【レイジ・レギオン】のスポンサーとして登場している、仮面を付けた謎の女性。
初登場は第1部のエピローグのシーン。覇瞳皇帝との戦いに勝利し、余韻に浸る主人公達をどこからかモニタリングしていた。
その時には「また会えたね、騎士クン」と発言している。このセリフはユイを★5にした時の称号と同じであるなど、彼女を象徴するセリフの一つとして扱われているが、果たして…?
第2部から本格的に登場し、上述の通り【レイジ・レギオン】のスポンサーをしている。当ギルドとは七冠を一人捕獲するごとに願いを一つ叶えるという契約をしているらしい。また、ミソラはエリスの直接の手下の様で、【レイジ・レギオン】の活動とは別に彼女の指示で暗躍している。
関連項目
以下、ネタバレを含む内容に注意
本編での動向(ネタバレ多数有)
第1部のエピローグでの初登場以降、彼女に関するシーンはあまり多くなかったが、第3章第12話内のアニメムービーにて再登場。
回想内で覇瞳皇帝が主人公一行を次々と倒し、遂に一行が全滅。覇瞳皇帝はエリスの事を「全ての元凶」と称し、闘いを挑むも敗北。エリスが使役する魔物によって倒され、エリスは「世界の再構築」を行いつつ「騎士クン」と呟いた。
幕間・Ⅳではミソラが通信魔法にてエリスとコンタクト。ミソラが主人公と出会った事などを彼女へ報告した。ちなみに「エリス」の名はこの時に初めて判明したものである。
第7章第8話や幕間・Ⅶでは、フードを被った謎の男ミロクから、エリスの事を指して「神」と呼ばれている。
更に同じく幕間・Ⅶでは、ミソラが七冠の一人である誓約女君クリスティーナをおびき寄せ、エリスの手によって捕まるシーンがアニメムービー内で描かれた。
同時に変貌大妃ネネカもエリスによって捕まってしまうが、その際に駆けつけたマサキは、エリスと同様に仮面を付けた、謎の銀髪・金髪・緑髪の3人の少女と遭遇する。マサキは少女達を排除しようとするが、圧倒的な実力差で逆にやられてしまった。
この少女達は、後の第9章第1話でもランドソル内に出現しミソラに窘められている。ミソラは彼女達を「Rちゃん」「Qちゃん」「Pちゃん」呼んでいるが、それ以外の彼女達の詳細は現状ほぼ不明(緑髪の少女がおそらく「Pちゃん」である事くらい)。曰く「あなた達の出番はまだ」との事。
この様に、第2部開始以降もエリスに関するシーンが描かれる事は多くなく、ミソラを介して暗躍するなどの描写が数回描かれる程度で長らく謎の人物扱いされていたが……。
以下、第9章第7話以降のネタバレ注意
第9章より開幕となった【レイジ・レギオン】との戦いに、主人公達が勝利を収め【レイジ・レギオン】メンバーと和解していく中、ユイがミソラへ手を差し伸べると、ミソラはその掌に花弁を置いて「ゲームオーバーです、ユイさん」と一言。直後花弁から魔法が放たれ、撃ち抜かれたユイは一時的に昏倒してしまう。
そして、遂にエリスが表舞台に顕現する事となった。ここでエリスの立ち絵も初めて登場。
その姿を見たレイは「この人物について、よく知っている気がする」と謎の既視感に襲われている。
顕現したエリスは、第2部OP映像や上述した第3章12話でも登場した巨大な魔物を召喚、主人公を除く全員を吹き飛ばしてしまう。主人公だけは軽傷で済んだが、ミソラ曰く「騎士さん(主人公)を傷つける気はない。(吹き飛ばされた仲間を)庇おうとしなければかすり傷すら負わなかった」らしい。
そのあと主人公に近づきとどめを刺した……
かの様に思えたがそうではなく、主人公を殺すどころか、抱きしめたのである。
あっけにとられる主人公だったが、ここで終始無言だったエリスが言葉を発し、同時にエリスの仮面が落ちる。
騎士、クン…
‥‥わたし、だよ‥‥
遂にあらわになった仮面の下の顔は、なんとユイに瓜二つであった。
エリスの正体は「願いを叶える装置」がユイと同一のアバターデータを用いて生み出した存在で、いわば「もう一人のユイ」にあたる人物だったといえる。
「願いを叶える装置」はとある少女の願いを叶えようとしたところ、その少女が覇瞳皇帝の悪あがきによりいなくなってしまった(このことについてミソラは「処理中のパソコンを叩いたり無理矢理コードを抜いたようなもの」と表現している)。
これにより、願いを叶える対象を失いエラーを起こした「願いを叶える装置」は、少女と(恐らくバックアップから)同一のデータを使って代わりとなる願いの対象を生み出す。
それが彼女であり、言うならば暴走して分離し、本体さえ下してしまったミネルヴァの「力」そのもの。
つまり、ムイミが世界の再構築の直前に見た草野優衣のような人物はエリスであり、ムイミの言うところの「諸悪の根源」が実は彼女であることが判明し、彼女を生み出したのも皮肉にも自身の願いを叶えようと妨害した覇瞳皇帝であった。
ユイが望んだ願いは「騎士クンやみんなとずっと冒険をしたい」という物。
Re:Diveの世界はこの願いが根底にあるため、万が一主人公やユイが死ぬようなことがあれば「願いを継続できない」として、エリスが一から巻き戻してしまう。
逆に言えば、エリスの方からユイや主人公を殺したり、それに繋がる様な危険性のある行為は決して行わない。どちらかが死ぬ事で漸く全力を振るうのである。
同世界の森羅万象を意のままに出来る力がありながら手駒を必要としたのも、等身大の目線で不穏分子を排除する事が難しかった為と思われる。
とはいえ、現状では誰一人、彼女というゲームマスターに抗う公算さえないのも事実。
手駒のサポートによりクリスティーナ、ネネカ、そしてアメスやゼーンまで立て続けに彼女らの手に落ち、オクトーはやむ無く軍門に下り、ラビリスタも半ば奇跡を祈るような状況に。
その後は、手駒の(お遊び込みな)襲撃に晒されながら逃避行を続ける主人公達だが、果たしてどのような選択をするのだろうか…。
そして第14章にてソルの塔の実権を奪おうと拠点の黒き薔薇の城を直接ぶつけ、ミソラに主人公を自分の所まで連れて来させた。しかしラビリスタの協力を得たユイにより主人公を取り返され、ホマレによって黒き薔薇の城も破壊されてしまった。
その後七冠の協力で強化されたホマレと激闘を繰り広げるがエリスには叶わずホマレは消滅してしまう。
しかしホマレはエリスからミネルヴァを引き剥がそうとハッキングを仕掛けており、完全に剥がすことは叶わずともミネルヴァの力を完全に行使できない状態にする事に成功した。さらに自分の手を取らなかった主人公に逆上し攻撃してしまい精神的に不安定になってしまう。
そしてミロクに今の世界を破壊しリセットすればいいと唆されミネルヴァの代わりとして終炎の巨神を操り世界を焼き払おうとし、最後の決戦終炎のエリュシオンが始まった。
そして決着後、ソルの塔の頂上にて主人公達を追い出し、ユイと最後の死闘に挑む。
その際元々はユイと同じ姿をしていて何度も主人公が死亡するループを見ながらいつか自分の事も救ってくれる事を願い今の姿になった事が判明。
激闘の末、ユイは膝を着いたエリスを抱き留め、彼女が生まれてからの心情を察したユイもエリスの為に涙を流し、追いついた主人公達にも見守れながらこれまでの行いを謝罪し最後に主人公に会えた事を喜びながら消滅を迎えた。
6周年記念イベント「I Wish 握りしめるこの手を」前編ラストでは、どこかで眠っている様子があった。
立ち絵は2部の頃とは異なっている。
そして裏世界の入口にエリスの城が隠されていた事が判明。アメスも彼女のデータはミネルヴァが保護していた可能性を考えた。
夢の中に入ってきたユイと邂逅、しかしユイの言葉も届かず彼女を追い返す。
今度は戦闘中の主人公を夢の中に招き入れ「自分の手が届く限り必ず助ける」と言う言葉と共に「自分の我儘に付き合って欲しい」と言われ、そして主人公を現実に帰した。
そしてエリスも目覚め、主人公達に協力する。
精霊との戦闘中、一度膝を着いたユイに冷たい態度を取るが、それでもユイはエリスの気持ちに気付いた事でもう一度立ち上がった。
そしてユイから「自分達は同じじゃない。同じ人を好きなっただけだ。同じ恋をしている訳じゃ無いだろう。」と言われ、彼女を認める。
その後アイラとシナツを送り返す為にアメスと共にソルの塔へ向かった。
送り届けた後、もう一度城の中で眠りについた。
イベントの後日談で裏世界に向かう事になったユイに、(ある程度ユイへの態度も軟化している為、)自分がこれまでに経験した記憶の一部を与えてた。ユイが見たものは、これまでエリスが管理者として主人公の動向を見守っていたものであり、主人公に対しては慈愛に満ちた言動が多い一方で、1番嫌っているユイや、彼に馴れ馴れしく近づいたり、暴言を吐く人間には不快感を覚える(特にキャルには覇瞳皇帝の手先だった事もあってかなりイラついた様子を見せていた)、赤子化したシェフィが主人公と楽しそうにしているのを見て慌てて自分とシェフィの意識を入れ替え主人公にナデナデするなど、ほとんどストーカー染みたものとなっている。
このイベントを受けて、6周年記念のプリンセスフェス限定キャラとして実装される事となった。
イラストの方もユイ(アストラル)と繋げる仕様となっている。
キャラストーリーでは主人公の夢の中の現実世界で人間として主人公と出会い『紫苑エリ』と言う名前をつけて貰った。
バトル終了時にはユイとの掛け合いがあり、『お前と馴れ合うつもりはない』と相変わらずユイには手厳しいが、ユイはそれを受け止め『また一緒に冒険がしたい』と伝えている。
6周年記念のプリコネフェスではユイ役の種田梨沙や主人公役の阿部敦からはこれまでの経緯からか幸せになって欲しいと願われ、プレイアブル化も喜ばれていた。
そして第3部第9章にて、ホマレと共にレディ・アラクネとフレイヤの妨害をする。(ペコリーヌ達も事前に【トゥインクルウィッシュ】から彼女の事を聞いていた。)
シェフィは元々自身の端末だった為、例えアストルムの向こうでも座標さえ分かれば裏世界に居ても防壁は展開可能である。
その後、主人公からお礼の言葉を貰い、自身もミネルヴァの行方は知らない事も明かした。
そして、『再々構築』から主人公達を逃がしてくれたシェフィへの感謝、ミソラともう一度話をしてみたいと話し、再び眠りについた。
スキル
ユニオンバースト | マクリア・エリュシオン | 味方全体に継続HP回復状態付与&行動速度大アップ&物理/魔法無効バリア展開 |
---|---|---|
スキル | ネオス・プネウマ | 味方全体の物理防御力と魔法防御力を中アップ&HPとTPを小回復 |
アンドレイア | 味方全体の物理攻撃力と魔法攻撃力を大アップ&クリティカルダメージ小アップ(攻撃力の上昇量は自分の残りHPに応じて最大5倍までアップ) | |
特殊スキル | アタナシア | 味方全体に回帰の薔薇付与※ |
EXスキル | プレネーシス | 最大HP中アップ |
プレネーシス+ | 最大HP大アップ |
※回帰の薔薇…回帰の薔薇付与時にHPが0になると、倒れずに回帰の薔薇を消費してHPを回復する。
キャラステータス
【魔法】
後衛で、眠りから目覚め美しく咲き誇る黒薔薇。
終焉を超えし【回帰の薔薇】と、行動速度アップを始めとした多種の攻防支援で味方を強化し、新たな未来を掴む。
余談
第3章第12話にて、ミネルヴァからは「黒き薔薇」と言及されているが、その黒い薔薇は花言葉で「憎しみ、恨み」「永遠の愛」「貴方はあくまで私のもの」を表す。おそらくエリスのキャラクター性と掛けたものだろう。
七冠を一人捕獲するごとに願いを一つ叶えるという契約も実は詐欺に近いもの、というのも「ネネカとクリスティーナを捕縛したのはミソラが手引をしたエリス自身なので願いを叶える権利は得られない」「ラジラジは(恐らく本人ではないため)捕縛しても条件を満たさない」としてレイジ・レギオンの願いは叶えるつもりはないと断言していたからである。
とはいえ、もし十全に条件を満たせば願いを叶える気はあったのか、それともそうならない様に仕向けたミソラの策略なのかは不明。
そもそも出自ゆえに「ヒトとしての思考能力」を持っているのかも怪しい所である。
上述した通りエリスは初登場以来長らく謎の人物となっていたが、人物欄に記した「また会えたね、騎士クン」というセリフなどから早期にユイと関連付けられており、第9章第8話におけるやり取りはそれを確信させるものとなった。
また幕間・Ⅳにてエリスの名前が判明するまでは、その容姿も含めてユーザーから「闇ユイ」「ダーク草野」などの暫定名称で呼ばれており、ニコニコ大百科ではダーク草野のタイトルで早々(初版19/12/26)に記事が立てられたりしている。
モチーフは同名の女神エリスと推定される。
TVアニメ版シーズン2最終回でも影に隠れる形ではあるが覇瞳皇帝の回想でちょっとだけ登場している。
タニタコラボにてサイゲ側も驚く程の幅広いラインナップで彼女もグッズ化された。歩数計のサンプル画像では文字盤に誕生日が4桁で表されていたがエリスの文字盤に映っている数字は215。今作の物語の根幹であるミネルヴァの懲役とともに産まれた彼女だからこそ今作のサービス開始日が当てられているのだろうか。
関連イラスト
ネタバレ込みの関連項目
ミソラ(プリコネ) オクトー(プリコネ) ミロク(プリコネ) 悲劇のヒロイン
ペルソナ・ヴァベル(SAO)…エリスと同じく仮面を付けて正体を隠し主人公達と敵対した黒幕繋がり。そして、こちらの彼女の本当の名は……