プレイアブル
ぷれいあぶる
「(楽器等を)演奏する」「(役割・役どころを)演ずる」「(競技・遊戯を)プレーする」ことを意味する "play" に、「できる」「可能である」を意味する接尾辞 "-able" を加えた "playable" のカナ表記。
ゲームに登場するキャラクター(装備品や関連アイテムなど)のなかで、システム上、プレイヤーが操作出来る可能性があるものを指す。
全体的の意味はゲームで何かを行えるものを指す。
ゲーム作品にもよるが、キャラクターに対しては直接的な操作はできないが、タワーディフェンスやSLGといったジャンルのコンピュータゲームの場合では、指示(指令)を出す事が出来るキャラクター、と言った方が分かりやすいだろうか。
つまり、作り手によってはこの内容、構成次第では、クソゲーになるのか神ゲーになるのかといったありがち且つはっきりとした境界線で別れており、前後者のどちらかに決まるケースも少なくない。
最初に操作することが出来ないプレイアブル
家庭用ゲーム等のコンシューマゲームにおいて、キャラクター選択画面に表示されているアイコンで区別でき、それらのキャラはゲーム中に指定される解放条件を満たさなければ操作することはできないのが基本で、序盤のチュートリアルの後、ストーリー等の道中にある特定のキャラ解放の条件を満たしてゲームを進行させる必要がある。
アプリゲームにおいて、実装されていないキャラ(メイン及びサポート)が操作出来ないのは当然だが、プレイアブルであっても、手持ちや編成枠に居ないと、結局操作出来ないので、ガチャを回す原動力になる事も多い。同じ作品に登場しているアイテムについてもプレイアブル関係なので装備することは重要な事である。
逆に言うと、今の自分に操作出来なくても、解放条件(いわゆる特定の周回プレイするといった行動など)が整うと操作出来るように設定されているなら、それはプレイアブルである。
世中には、アップデートやマーケットプレイス経由でダウンロードコンテンツ(アプリゲームの様なガチャなどの課金手段や引き換え用(現金等)のシリアルコード等)により追加されるものもある。
ゲーム作品によって異なる。本項目では代表的なものを挙げる。(細かい事は当該作品の記事を参照のこと)
サバイバルゲーム(コンピュータゲーム)、SLGのプレイアブル
ガチャや特定の通貨を使うアイテムショップでは装備品や武器もプレイアブルとも言える。
サバゲー系のプレイアブル
バイオハザードシリーズでは武器(当該キャラクターは限定的など)、キー(鍵)などのアイテム、コスチュームチェンジもプレイアブルである。
ロープレ系のプレイアブル
当然ながら、捕まえたり任意のポケモンと交換したりをしないと結局は操作(わざなどの指示)できない。
解放条件を満たさないと搭乗することができないポケモンがいる。
しかし、特定のタイトルでは、リストラされたポケモンに指示を出す以前に登場しないかつ、操作することはできないので注意。(ついでに言うとタイトルにより違いが大きい)
ポケモン不思議のダンジョンの場合は、チームの編成ができるポケモンのことを指す。
音ゲー(リズムゲー)系のプレイアブル
音ゲーではキャラクターの他に、楽曲を指してプレイアブルという事もある。
これも条件を満たさないと使えない場合があるが、どちらかというとガチャより、ゲーム進行(ストーリー物など)に沿って使える楽曲が増える仕組みになっている事が多い。
そのアーティストキャラを編成しないとその曲が遊べない。
プレイアブルを好みにカスタマイズできるもの
※通常、実装範囲まで可能なもの。一部はスクリプト機能で自主的に追加できる自由度があるのも魅力。日本語対応のものだけを厳選しここに挙げる。
はじめてゲームプログラミング(Nintendo Switch)
スーパーマリオメーカー(1はWii U、2はSwitch)
RPGツクールシリーズ
RPGMakerシリーズ
等
作品によっては、開発初期(公開されるベータテスト版、α版やプロトタイプなど)にはプレイアブルのものだったが、大人の事情やユーザーからの評価により非プレイアブル(除外、リストラ)となってしまうケースすらも多々ある。(没データ)
ゲームにて用意された特定のハッキングコマンドを入力すると正規な方法でチートプレイを手軽に楽しむことができるのもある。例としてはエンター・ザ・マトリックスなどがある。