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野外競技のサバイバルゲーム→サバイバルゲーム(競技)(関連するテレビの番組についてもこちらへ)

【お願い】

本記事は令和5年2023年12月19日現在、記事作成者の主観によるところが大きいです。

追記及び修正による改善を歓迎します。

概要

サバイバルゲーム、略してSVGは近年台頭してきたコンピュータゲーム1ジャンル。

文字通り極限環境でのサバイバルをテーマとした作品群である。

そのため、必然的に難易度の高いゲームが多い傾向にある。

ローグライクゲーム不思議のダンジョンソウルライクとは「死に戻りを繰り返して強くなる」という点で異なる。

なお、そのような要素がないわけでもないし、上述のジャンルと両立している作品もある

実際、2020年になって拠点クラフトとローグライクを両立させたvoid tRrLM();が発売している。

定義

一般的なイメージ、より正確に言えば大半の作品はアイテムが有限な「ホラーゲーム」、または「オープンワールドFPSTPS)というものが多い。後者ではその都合上洋ゲーであることが多い。

それも一面の事実ではあるが、2020年3月現在、大まかなイメージはあるもののこれがSVGだ!という定義は存在していないのが実情でもある。

より業界に近いソースでの参考を挙げるならば、最新章でオープンワールドサバイバルが舞台となっているライトノベルソードアート・オンライン」では

普通のRPGよりも生存条件が厳しくなってて、簡単に死ぬしデスペナルティも大きい

と主人公の口を通して説明している。

とはいえ

  • 弾薬をやりくりしてアンデッドから逃げ回る
  • 無人島に流されたので、水・食料・資材収集して家を作る
  • 競技としてのサバゲーをビデオゲームに落とし込んだオンラインバトルロイヤル
    • 銃と弾丸ではなく、クイズ番組めいた決着=必ず誰かが死ぬデスゲーム

これらすべてサバイバルゲームと言えてしまう。

他ジャンルとの両立

このようなSVGというジャンルの区分けのわかりにくさは、サバイバルゲームと言うジャンルが比較的「近年になって」認知された、つまりビデオゲームが複数のジャンルを両立するのが当たり前になった時代に生まれたことによる。

例えば「ACTSRPG美少女ゲーム」の要素をすべて両立した作品(うたわれるものなど)は現代では当たり前のように存在するがビデオゲームの生まれた当初は業界の規模や技術の未熟さ、ゲーム機の性能の問題などにより複数のジャンルの要素を同時にもたせるのは簡単ではなかったのである。

言い換えるならサバイバルゲームは他のジャンルから分離した、あるいは「サバイバル要素」の視点からゲームをジャンル分けしなおしたといっていい。

実際、バイオハザードシリーズはPS版無印から「サバイバルホラー」として成立している。

要素の一例

極論、下記の要素を多数満たしていればサバイバルゲームと言えるし、逆に一つ二つ該当した程度でサバイバルゲームを名乗っていれば疑問符をつけていい。

  • 生存困難な環境(猛獣の縄張り、荒野、放射能汚染、廃墟、凍死モノの雪原、怨霊に取り憑かれた建物、エイリアンの入り込んだ宇宙船etc…)
  • 空腹、渇水や寿命など、現実的かつ生命的に生理的な概念がある(ターン経過制を含む)他、非常に凝った作品だとダッシュする(ステータス強化による長期化や一定の距離などの条件は作品による)や水中(酸素補給やステータス強化すると更に長時間の探索ができる)で酸素不足や息切れ(窒息など含む)などするも含まれる。無酸素及び低酸素濃度なエリアにいると酸素がかなり減るといった厳しいステータスの自己管理ややり過ごしが多く問われることもある
  • 武器の耐久度(壊れやすさ)や銃の残弾など、アイテムのリソース管理が厳しめ(一応、サバイバルゲーム以外もある)
  • 「浪費は死を招く」のごとく回復アイテムや拾い物の使い時やプレイヤーのステータスに気を配らなかったり、それを使用するタイミングを少しでも間違えたり遅れたりするとゲームオーバー(死)へ直行する危険がある
  • 難易度がEASYにしても文字通りにはならないため、難易度(具体的にはNPCが操作する敵AIの思考がリアルタイムに変わる)にある程度変動する幅があらかじめ難易度ごとに個別に設定されている、もしくは難易度設定のパラメータが細かい。難易度がプレイヤーの行動をエンカウントで計算して管理厳しくされており、難易度が変動するため、最悪の場合、即○する可能性がある(場合によっては続編や難関なゲームモードがあればそれらは更に強化される)
  • アイテム(キーアイテム等)や武器には、手持ちの所持数(具体的にはマス単位で配置領域が設定されている)に限りがある(エリア解放・解除用のアイテムをどっかで調達しなければいけない)いわゆるアタッシュケース(カバン等)の概念がある。
  • 道中にあるクイズの出題や謎解きやが異常に多いし、どれも難しい
  • 時には敵を「倒す」ばかりではなく「やり過ごす」、戦略的撤退も求められる
  • 資源集め
  • お宝の収集
  • 仲間集めや人探しがある(探索する規模についてはオープンワールドを含む場合もある)
  • ゲーム内の実績の獲得条件がやや厳しめ(実績内容による)
  • 拠点の構築
  • オープンワールド(作品によってはエリア区切りあり)、またはそれに準ずる広大なマップ
  • FPS、またはTPS方式の戦闘システム
  • 洋ゲー(時々和ゲー)

などの要素のうち、多くが当てはまっていれば「サバイバルゲーム」と言っていいだろう。

主なサブジャンルとその一例

上述の通り各サブジャンルの要素を複数持つ場合もあり、

厳密に区切りするのは不可能に近いことを断っておく。

逃走要素の強いもの

プレイヤーが狩られる側で、エネミーが狩る側。

基本的に戦闘は一時しのぎや逃走のための手段、抗戦である。

エネミーは非常に強大であり、用意されたギミックやストーリー上のイベントがなければそれすらも一苦労。

サバイバルホラーにもなると、抵抗すらできずにただひたすら逃げ隠れするという場合も少なくない。

サバイバルホラー

詳細は該当記事参照。

感染者の群れや怨霊はプレイヤーを一方的に追い回し殺戮する存在としてまさにうってつけである。

サブジャンルと言ったが、「サバイバルホラー」という用語を提唱したのはバイオハザードなのでまさにサバイバルゲームというジャンルが存在する以前から確立している。

オープンワールドサバイバルクラフト

名称はsteamがセールなどで銘打っている。

いわゆる「(渇きや空腹と戦いながら)資材を収集して拠点を築く」系統の作品。

オープンワールドに限定しなければ(都市経営RTSなど)裾野はさらに広がる。

バトロワモノ

PUBGやフォートナイトなど、PvP型FPS(TPS)進化系としてのSVG。

RTS要素の大きいもの

オープンワールドとは逆に限られた箱庭が舞台。

「プレイヤー」も個人ではなく集団やコミュニティそのものとなっている作品群。

生き延びるために名無しの一個人を切り捨てる選択を迫られることもある。

雰囲気がサバイバル、またはサバイバル要素少なめ

サバイバルっぽさは雰囲気や世界観によるところが大きく、ガワを外してシステムだけ見ると後発の作品寄りはサバイバルしていない作品群。

聞こえは悪いが、むしろこれらの進化系の一つがSVGというてんでは一番重要である。

その他の例

リンク先記事名他にもあればここに追加お願いします。

関連タグ

コンピュータゲームのジャンル一覧

オープンワールド ホラーゲーム バトルロイヤル

TPS FPS 世紀末 ポストアポカリプス

荒野 樹海 氷河期 宇宙

SAOユナイタル・リング編:オープンワールドサバイバルが舞台のライトノベル。

サバイバルホラー:(恐怖と言う表現を含むホラー要素などを加えたカプコン等のゲームメーカーの作品から派生したサバイバルとホラー(恐怖)要素などを加えたゲームジャンル)

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サバイバルゲーム(コンピュータゲーム)
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