ミソラ(プリコネ)
みそら
当記事は本作品におけるメインストーリー第2部のネタバレが多分に含まれています。
※…公式サイト及びゲーム内プロフィールでは不明扱い。
ミソラはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
メインストーリー第2部より登場する。無印版では登場しない、Re:Diveの新規キャラクター。
ギルド【レイジ・レギオン】に所属する少女。
種族はヒューマン。初登場時点では推測だったが、プレイアブル化の際にヒューマンと明言された。
本名は「流(ながれ) 魅空」。本作の登場人物の中では珍しく、登場時点で自ら「流ミソラ」と本名を仄めかす名前を名乗っていた。特徴的な名字だがご家族は彼らではないはず。
作中での行動やそれに伴う一部プレイヤーの反感などからプレイアブル化は危ぶまれていたが、『5周年プリコネフェス2023』2日目の終盤にプリフェス限定でのプレイアブルキャラ化が発表。その後2月28日に実装された。
飄々として掴み所がなく、一見して軽薄で不真面目。
人をからかうような口調で話す。それを示すかのように語尾には「★」を付けることが多く、ギルド内ではムードメーカー的存在。
だが、常に明るく陽気な言動や表情が目立つが、そのいずれも本心からではない、ある種の空虚さを感じさせる。
その本質は、自罰意識が強い、破滅願望の持ち主である。下記の経験から自身を惨たらしく罰してくれる存在を求めており、わざと憎まれるような行動を取る。
その一方で、自分と同じように理不尽な境遇によって不幸になった人を助けたいという願望も有しており、それゆえに2部の黒幕に協力している。これは一種の代償行為であり、無意識に救われたいと願う意識の発露でもある。ただし自罰意識が強いので、表面的には自身を救済しようとする相手を拒絶する傾向にある。
また一方で、自身をこんな境遇に合わせた利己的な悪人を憎悪しており、そういった人物には容赦がなく、強い殺意すら抱いている。ただ、その悪人にも同情できる不幸な事情がある場合は話は別になってくる。
自分の境遇を恨んでこそいないが、自身と似たような境遇に会いつつも、明るさを失わず、罪の意識を抱かない相手には強い嫉妬心と憎悪を抱く傾向にある。
「ぺんぽこりん」という名前の謎の人形が好きなようで、腰からこのキャラクター(?)のマスコットを吊るしている他、ギルドハウスとなるアジト内にはこれと同じ人形を椅子に置いている。戦闘の際はぺんぽこりんを巨大化させて戦闘の補助を行わせる事が多い。
ちなみにこの「ぺんぽこりん」という名前は、第4章にて登場した際にその場の勢いで適当に付けられたもの。それまでその人形に名前は付いてなかったようで、それゆえミソラからは適当に「ぺんぽこぽん」などと間違えて呼ばれてしまっており、あまりちゃんとした名前を憶えてもらってない。
また得物に魔法を動力源としたガトリング砲を愛用している。弾にも魔力を利用しているため、イメージとしてはビームガトリングガン。
ガトリングを愛用している理由は、その破壊力と派手さもさることながら、エイムを苦手としているために面制圧力の高さが気に入ったから。
彼女の協力者からの受け売りなのか、主人公のことは主に「騎士さん」と呼ぶ。
最初こそ協力者の目的のために主人公に近づいたが、その恋という感情に、そしてその対象である主人公に、次第に興味を示していく。自身も、恋すれば変われる(自罰意識から抜け出せる)のではないかと。
第2章第7話における【レイジ・レギオン】アジト内での会議シーンにてアゾールドと共に初登場。この時は顔見せ程度であったが、ランファと親しげに会話をしており、この時点で明るい性格である様子などが確認できていた。
本格的に登場したのは第4章で、そちらにてメインで登場する。
ここでは【ルーセント学院】に転入生として潜入し、同じく学院に用事があって来たペコリーヌと、その護衛として同行した主人公・キャル・シェフィに近づいた。
前編となる第1話~第5話では、担任の先生のイオや生徒のスズナおよびミサキと親しげな様子であり、教室から飛び出してしまったキャルを復帰させるために用意した歓迎会にも参加するなどしてクラスに溶け込んでいた。
また、主人公のことが気になっているようであり、水着回(プール開き)となる第4話では、魅惑的な白ビキニ姿で主人公に色仕掛けをしている。
その後、学院の生徒の様子がおかしくなり急に暴れだす事件が発生。当初ミソラは知らない振りをしていたが、イオに怪しまれたことで彼らを洗脳して操っていたことを白状。ペコリーヌたちと衝突することになる。
その洗脳方法はプールの水の浄化装置に見せかけた洗脳装置を使ったものであり、シェフィやミサキ、スズナの推理によって見つけ出され、イオの攻撃魔法で破壊された。
また白状した際は、上述した通り流ミソラという名字付きで名乗っている。プリコネRの世界の日本人名は、基本的に下の名前のみがカタカナで表記され、漢字の名字は伏せられているはずだが…?
第8,9話における戦闘では、腰に下げている人形のぺんぽこりんを巨大化させてランドソルの街中で大暴れさせたり、OP映像でも披露したガトリング砲型の杖をぺんぽこりんの上から斉射するなどの多彩な攻撃を使い、プリンセスフォームに変身したペコリーヌや変身できなかったキャルと交戦する。
ぺんぽこりんの中には綿の代わりに鉱物のような何かが詰め込まれており、ペコリーヌの「超全力全開☆プリンセスストライク」をまともに喰らっても破壊されなかったが、彼女の渾身の一撃である「超々々々々全力全開☆プリンセスヴァリアント」によって、ぺんぽこりんが倒され撤退。
しかしこの時点ではまだ本気を出してない様子であり、ペコリーヌからは「本音が全然見えなかった」と評された。
そして幕間・Ⅳでは、通信魔法にて「エリスさま」と呼ぶ人物とコンタクト。ミソラがその名前を呼ぶシーンでは第1部のエンディングにて登場した仮面の女が映し出されたため、彼女が「エリス」のようである。彼女との専用のチャンネルを持つミソラが【レイジ・レギオン】の裏のボスだったと言え、エリスが完全復活した暁には他のメンバーも始末するつもりらしい(ゼーンやアゾールドは手強いが、策は考えているとの事)。
ランファの歌魔法と自身の洗脳魔法装置の合成魔法によって主人公の夢の世界に入り、さらに駆けつけて来たコッコロやユイなどの主人公一行と戦闘に入る(結果、一時的とはいえ、和解後もコッコロとランファにわだかまりを作る原因になった)。その時に景色を「現実世界」のものに変え、その認識の違いによるエラーで主人公一行の身動きを封じた際には、「記憶の修正作用と、目にした光景がムジュンして、認識がバグっちゃってますね★」と、アストルムの真実および「あちらの世界」の事を知っているかのような口ぶりを見せた。
さらに「再構築」前のアストルムを知っているかのような発言までしたり、カリザとランファへ影響が出てない事に「あの方に選ばれる事はありますね♪」と呟くあたり、ミソラは他のメンバーですら知らない事実をまだ隠しているかのようだった。
それだけでなく、ストーリー内のセリフからユイについても何か重要な隠し事をしている様子が窺える。
第7章第8話で語られるラジラジ戦では、「スポンサー」からの助力で彼の権能を封じていた模様。
同章の幕間・VIIでは、誓約女君クリスティーナをおびき寄せ、「エリス」によって彼女を捕らえるシーンがアニメムービーで映し出された他、同時期には変貌大妃ネネカもエリスによって捕まってしまうシーンが描かれている。
第8章にも登場。クリスティーナやネネカを彼女とエリスが捕らえたことで、アストルム内にいる残りの七冠となる迷宮女王ラビリスタと覇瞳皇帝を狩るべく、ゼーンを拠点に残してランドソルへと赴いた。
第9章では、ランドソルに現れたエリスの使徒の少女を帰す行動を、ミソラを尾行したアゾールドに見られてしまう。彼がミソラの「隠し事」に感づいている事を指摘した際は、ミソラもアゾールドが「あの子」を助けるために行動している事実を把握してることを明かしたうえで、半ば脅すような形で【レイジ・レギオン】に引き続き協力をするよう進言した。
最後にアゾールドからミソラの願いについて問われた時は、「今のわたしの願いは、『恋のキューピッド』ですかね★」と茶化すような返事をしている。
第4話では、「思い出のある教室を自分の手で壊す」為に再び【ルーセント学院】へ襲撃。その際は「みーんな壊れちゃうんですからね」と、この先の展開を仄めかす様な台詞を呟いている。
そして教室に結界を張り生徒達を出られなくした所にガトリング砲を放つも、間一髪でムイミがラビリスタの転送魔法によって駆けつけて防御した事で、生徒達の一命は取り留められた。
その後、ランドソルへ帰還したシェフィも駆けつけ、「レギオンウォー」と呼ばれる戦争が幕を開けた。
また、ムイミの事を園上矛依未と呼んだり、「(シェフィがゼーンを斬ったとしたら)運命って、とっても残酷ですね」と口を零したりしてるため、やはり「あちらの世界」の事情などに関しては詳しいようである。
なおこの時ムイミの身の上について言及するも、彼女が(実験体として扱われた自分は)「かわいそうなんかじゃない」と断言すると珍しく不快感を露にし「同族嫌悪」と漏らした。
常に明朗快活、誰とでも友達になれる溌溂少女。
回転式銃を愛用し、単独で飽和攻撃を仕掛ける。
2021年8月17日に開催となる特別イベント「レギオンウォー」ではボスエネミーとして登場。
28兆のトータルHPを持っており、「ぺんぽこりんを召喚」「後方からガトリング攻撃を仕掛けて来るボス」と紹介されている。
攻撃の火力が比較的高めであり、半端なキャラではすぐに沈んでしまうため注意が必要。
バトル開始時に召喚されるぺんぽこりんも中々厄介で、前から2番目までに高火力を叩き込んでくるため、調子に乗ってアドバンス特攻のあるムイミを無策で編成していると開幕早々から沈んでしまいがち。ミソラ共々最前列への攻撃が痛いので、特に戦力が足りないプレイヤーの場合タンクキャラ2体以上で前方をきっちり固めないと戦線を保ちづらい。
アドバンス効果は【ルーセント学院】の面々に加えシェフィ・ムイミ・ラビリスタ・アキノなどが対象。特に高火力高耐久の★6アキノや、後衛から確定クリティカルを放つ★6スズナはこの戦闘において主力級。さらにムイミやラビリスタといったプリフェス限定の強力アタッカーが対象である点も大きい。ただしムイミに関しては前述の通り配置に注意する必要があり、★6アキノも装備ランク次第では結構ギリギリの勝負となるため、耐えられない場合は素直に別のタンクを彼女達の前に編成しよう。タンクキャラを2体以上必須とする関係上、無理にアドバンス対象に拘らずとも確実に勝ちに行ける編成で挑むのが無難である。
またぺんぽこりんは非常に厄介な反面、一度倒すとその戦闘では再召喚しない。そのため高火力を叩き付けて如何に素早く処理できるか重要となる。処理に手間取って本体を攻撃する時間が少ない場合は範囲攻撃持ちを使うのも手。
メインシナリオでの悪行三昧ゆえに、カリザか彼女かをわからせようとする騎士君が多発したが、その圧倒的火力とぺんぽこりんを含んだ優れた耐久性から返り討ちになる騎士君が多発。
結果、わからせをしようとする騎士君がカリザに流れカリザが真っ先に完全討伐される遠因となった。
4人の中でも頭一つ抜けた強敵との声も多く、開催初日時点ではアゾールドと並んで討伐が遅い傾向にあった。カリザ完全討伐時点では残り3人のHPはおおむね拮抗しつつアゾールドが若干多めだったが、人員がランファに流れつつもアゾールドにもある程度向かう事となり、結果としてミソラのHPが一番残っていた。このためランファ討伐後はアゾールドに人数が集中していきそちらの討伐も完了、結果的に最後まで残ったメンバーとなった。
そのミソラもアゾールド討伐後、一人だけとなったことで21日昼には一気に30%程削られつつあり、同日中ないし深夜には陥落するものと見られていた。
そして8時9分頃、遂にミソラも討伐完了。戦いはゼーンとの最終決戦に持ち越される事となる。
ゼーン戦ではMODE2でランファと共に登場、ランファの弱点である射程外編成だとミソラの攻撃を耐えにくくなり強力な組合わせとなっている。
ユニオンバーストは大量の回転式銃をミソラの背後に一斉召喚し砲撃するというものでありかなり派手。勿論発射時の掛け声「どるるるるるーーん★」も聞ける。
アドバンス効果は上述したアキノに加えリマ・カスミも対象キャラだが、この3人は一連のストーリーでミソラとの絡みは無いにもかかわらずなぜか効果の対象となっている。他のアドバンス対象キャラは大なり小なりそのボスキャラとの絡みがある人物がピックアップされているが、アキノはどちらかと言うとアゾールドとの方が関わりがあり、リマとカスミに至っては開催当時メインストーリー第2部のシナリオに未登場である。
後の第10章ではカスミが、第12章ではリマが第2部ストーリーに登場したが、アキノと同じくミソラと関連性があるような登場の仕方ではなく、依然としてこの3人がアドバンスの対象に選ばれた事に疑問が残る。
その後
ゼーン撃破後は他の【レイジ・レギオン】のメンバーがボロボロで倒れている中、彼女に関してはうなだれてはいるものの、座り込んでいるだけで傷を負っているようには見えなかったため、余力を残している素振りがありプレイヤー達からは不審がられていた。
そして決着後に一同が和解していく中、ユイから他の皆のように手を差し伸べられると、その掌に花弁を置いて「ゲームオーバーです」と一言。直後花弁から魔法が放たれ、撃ち抜かれたユイは一時的に昏倒してしまう。
更にこれまで表舞台に出てこなかった、レイジ・レギオンのスポンサーでありミソラが裏で通じていた謎の仮面の女「エリス」が、とうとう姿を表した。尚、彼女の顔を知っていたのはミソラだけだった様である。
そればかりかゼーンやランファ達が敗北を認めるよう声を掛けると、ばっさりと「【レイジ・レギオン】を抜ける」と宣言。この裏切りにはゼーン・カリザ・ランファも動揺したが、先の件で薄々と事態を察していたアゾールドは「やはりこうなってしまった」と口をこぼしている。
しかも、確定的な描写ではないもののミソラはレイジ・レギオンの元仲間達に銃撃を放った様であるが、これに関してはジュンが庇った事で事なきを得た。更にミソラは、エリスがユイと主人公を殺せない事情についても解説している。
その後は完全にエリス側の勢力として寝返り、元仲間とすらも敵対する。殿を買って出たアゾールドに対しては、これまでの礼こそ伝えたものの、エリスによって彼が始末される際は微動だもせずに空虚な笑顔で見送っていた。
裏で行っていた数々の行動や不可解な素振りから、いずれ【レイジ・レギオン】すらも裏切るのではないかと兼ねてから懸念するプレイヤーも多数存在していたが、その予感は現実の物になってしまったと言える。
しかしランファに「友達だと思っていた」と止めるよう詰め寄られると、困ったようにするばかりで彼女の言葉は否定していなかった。またランファが立ち塞がるように詰め寄った時は「そこに立たれると攻撃できない」として、友達であるという言葉を反故にせずランファに危害を加える事はしなかった。
実際、アゾールドやゼーンにとどめを刺したのはエリスであり、見捨てこそしたものの彼女自身は元の仲間たちに直接危害は加えていない。
後の第11章では、そのまま逃避行を続けた主人公一行に一瞬で追いつき、ユイの心を話術で完膚なきまでにへし折りつつ【トゥインクルウィッシュ】全員を異空間内にて監禁。
もはや勝敗は決した後のお遊びとして、主人公達と【悪魔偽王国軍】+【ヴァイスフリューゲル】の面々へゲーム勝負を仕掛け翻弄する。
しかし、それに興味を示さず無視したミヤコの行動によってユイ達が解放されてしまい、更に彼女から「かわいそうなやつ」と言われた事で、それまでのミソラの態度が一変。
支配した「使徒」の面々も呼び出してランドソルの破壊行動を始めるが、覚悟を決めたランファが裏切られたにもかかわらず親友として説得に現れ加勢し、彼女の攻撃が決め手となりミソラは敗北。主人公やペコリーヌが負けた際、まるで自分を処刑して欲しいような素振りを見せるも何かを感じたペコリーヌからお仕置きとしてげんこつを受け、処刑される所か許した事によって戦意を削がれ、洗脳されているネネカとクリスティーナに連れられて一時撤退していった。その後も今までと異なり、戦意を失いつつもミロクに協力していた。
第2部第11章幕間の「誰かの夢」にて現実世界における彼女の記憶の一端が明かされる。現実世界のミソラはサイキック能力を持った少女であり、とあるテロ組織に『異能試験体M3号』として自身の能力を応用した新型兵器のための実験台にされ、自身の能力を殺人に悪用された。
前述したムイミに対する同族嫌悪とは即ち「人体実験を受けた超能力者同士」という共通点のことと思われ、彼女が悪役という立ち位置に拘ったり、ペコリーヌに自身の処刑を望んだのもこの過去に関係があると思われる。
主人公たちに敗北後も暗躍していたミソラだったが、エリスの「最後のお願い」によってアメスを救出した主人公たちの前に再び姿を現す。
アメスの身を挺した策で逃げ出すことには成功したが、ミソラもまた空間跳躍を使用して追いかけてきていた。
そして、変身魔法を使用しただまし討ちで主人公をエリスの居城に誘拐することに成功した。
エリスがソルの塔から戻ってくるまでの間、主人公に胸中を明かすミソラ。
選択肢によって主人公が非難すると、ストーリーでの極悪非道な振る舞いにも拘わらずランファやペコリーヌを始め誰も自分を悪であると「責めてくれなかった」とフラストレーションを溜め込んでおり、現実世界では超能力を悪用されて多くの人が命を落としたことについても誰も責めてくれなかったと語っており、彼女の普段の飄々とした振る舞いの裏には誰かに「自分は悪人である」と断罪されたいという思いが隠されていると思われ、逆に主人公に説得された際、動揺する場面もあった。
それは主人公たちとの間で繰り広げられたゲームの最中に「かわいそうだ」と憐れまれた際にも「自分はかわいそうではあってはいけない」「そうでないと今まで死んでいった人が浮かばれない」などと発言していることからも窺える。
エリスがソルの塔から戻ってきて完全に役目を終えた、そう思われていた。
終炎のエリュシオンまでしばらく音沙汰のなかった彼女だが、なんとドサクサに紛れて覇瞳皇帝を開放してしまう。これは彼に同情したのもあったが、彼なら自身を理不尽に殺してくれるだろうという期待もあったからだ。
だが結局、ミソラは覇瞳皇帝に見逃され、そのまま主人公たちとエリスの決戦を見守った。そして、エリスが最後には笑顔で消滅したのを感じ取り、彼女をそこまで救った「恋」というものに、より一層の興味を持つようになった。
第3部第9章サブストーリーにて、ヨリとリベンジマッチをする。
『クリミナル ルーキー 天使たちのパラドクス』では、第2部のストーリーで手下として呼び出した「Rちゃん」「Qちゃん」「Pちゃん」こと【アルターメイデン】のメンバーがメインで活躍するのと同時にミソラも再登場した。
再びランドソルで『殺戮ゲーム』なる騒ぎを起こし、アルターメイデンとの戦いの末に敗れて姿を眩ますが…
実際の所、かつて使役していた彼女らがランドソルの人々と馴染めるよう、敢えて悪人として汚れ役を担っていたことが同イベントのED後の主人公との会話で判明するが(主人公からも「わざと負けたように見えたから」と指摘された際も否定はしなかった)、これらの真実は『私と騎士さんの2人だけのヒミツです☆』として胸に秘めたままとなっている。
つまりはやり方こそ過激すぎてはいるがミソラなりに3人を気遣っていたと解釈できなくもないと言える。
前述の過激な手段を用いて「イイコトができて、今日はわたし的には大満足です」というミソラに対し主人公は「でもあれじゃ、ミソラちゃんが嫌われる」と心配の言葉をかけるなど気に掛けている様である。
会話の内容からしてイベントストーリー自体がミソラのキャラストーリーと繋がりがあることが明確の様子。
今後のイベントでのミソラの動向や心境に変化が見られる日もそう遠くはないのかもしれない……
同イベントではレギオンウォー以来となるボス敵としても登場するが、既に仲間として実装されたキャラが敵キャラとして出現する異例の展開でもあるため、味方側のミソラは同バトルで編成不可能という特別措置がなされている。
またSPECIALバトル解放の際は、例によって緑の悪魔から魔物扱いされてしまう。
2024年6月30日より水着イベント『あつまれイイコトクラブ! ミソラの愉快な夏休み』を開催。立ち絵こそ変わっているが水着のデザインはストーリーイベントでクリスティーナを捕獲した時と変化なし。
このイベントではある人物の尽力によって、ミソラのそれまでの行動に一応の清算がなされることになった。
3部時点の裏世界で発生している事態もある程度把握しているようだが、他人に手出しをされる事は気に喰わないらしく「騎士さんとイイコトするつもり」と3部で暗躍する勢力とは敵対するつもりの模様。
通常
ユニオンバースト | ガトリング★シンフォニア | 敵3体に魔法大ダメージ(遠い敵程、ダメージが増加)+敵単体へのクリティカルダメージ小アップ |
---|---|---|
スキル | どるるる~ん★ | 敵3体に魔法中ダメージ(遠い敵程、ダメージが増加) |
えい★えい★おー! | 味方全体の魔法攻撃力と魔法クリティカルを大アップ | |
バンキッシュ・バレット | 【PSI★チャージ】状態付与※ | |
EXスキル | サイキック・サイト | 魔法攻撃力中アップ |
サイキック・サイト+ | 魔法攻撃力大アップ |
※【PSI★チャージ】…HPが毎秒回復し、ダメージスキルを使用する際、敵単体の魔法防御力小ダウン
サマー
ユニオンバースト | ジェット★バケーション | 敵単体に魔法特大ダメージ&魔法防御力小ダウン+自分の魔法攻撃力中アップ&【PSi★ストーム】を4つチャージ&行動パターン変化(【PSi★ストーム】は最大4までチャージされる) |
---|---|---|
スキル | 大玉水鉄砲★ | 敵単体に魔法大ダメージ&魔法防御力小ダウン(【PSi★ストーム】を1つ消費) |
いただきます★ | 範囲内の味方全ての魔法攻撃力特大アップ&継続TP回復状態付与&物理/魔法無効バリア展開 | |
特殊スキル | ジェット・バレット | 【PSi★ストーム】を4つチャージ&行動パターン変化(【PSi★ストーム】は最大4までチャージされる) |
EXスキル | ディストート・サイト | 魔法攻撃力中アップ |
ディストート・サイト+ | 魔法攻撃力大アップ |
通常
【魔法】
後衛で笑顔とともに破壊を振りまく溌溂少女★
最大3体に着弾するスキルとUBは【PSI★チャージ】状態で魔防ダウン効果を追加し、邪魔者たちを殲滅する。
範囲攻撃と味方の支援技を持つ魔法キャラとして実装。
カリンなどと同様、通常攻撃は一切なし。
サマー
【魔法】
後衛で夏の盛りにイイコトをする溌剌水着少女★
【PSI★ストーム】をチャージし、連続攻撃で敵を殲滅して、継続TP回復やバリアで抜け目なく味方を支援する。
イベント『あつまれイイコトクラブ! ミソラの愉快な夏休み』に合わせて登場した、期間限定ガチャの水着姿のミソラ。
ミソラは公式からも巨乳とされるキャラの1人でもあり、第6章第4話での質屋の店主から明言されている。
第11章でもシノブから「お父さん好みのプロポーション」と言う評価を出されており、ドクロ親父からも「ゆるふわ胸デカ嬢ちゃん」と呼ばれている。
第2部第4章第7話におけるセリフでは、概要に記した本名の他に、血液型はA型、かに座、好きな食べ物はラーメンと自己紹介している。名前が「ミソラ」で好物がラーメンってそういう…?
ちなみに中の人もラーメン好きで、それが高じて1年間ラーメン屋でアルバイトしたという経験の持ち主。
第2部第14章幕間では、選択肢によって、なんとミソラが主人公をエリスの元から誘拐してしまう。
主人公がこの期に及んでもミソラのことを気遣う振る舞いに感化され、後先考えず主人公を誘拐してきてしまったものの当然エリスの逆鱗に触れる行為であり、捕まろうものなら惨い殺され方をするのは必至だが、それでも主人公を連れ、愛の逃避行をするのだった。
これは一つのバッドエンドのルートではあるが、このルートを見るためにはフラグを立てなければならず、アルバム機能で14章のイベントCGの中でも最後の方に挟まれていることから隠しエンドである様子。
そのナイスバディなスタイル故、なかなかにセクシーなイラストも多く投稿されている。
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第41話 ワルいコ
前回に引き続き、ミソラの過去編から始まります。オリキャラのK2号については詳細を設定資料にあげようと思いますので気になる方はご覧ください。(過去編のために作ったキャラなのでそこまで深い設定はありません)次回を含め、ミソラのエピソードも私が書きたかったストーリーの一つです。何か矛盾点などがあれば指摘いただけると助かります。よろしければアンケートのご協力お願いします。5,394文字pixiv小説作品