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ゼーン(プリコネ)

8

ぜーん

ゼーンはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクターである。所属ギルドは【レイジ・レギオン】。

当記事は本作品におけるメインストーリー第2部のネタバレが含まれています。

プロフィール

年齢21歳
身長???
体重???
誕生日8月8日
血液型B型
種族ドラゴン族
ギルドレイジ・レギオン
趣味詰め将棋、体調管理、キャンプ
CV古川慎

概要

ゼーンはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。

メインストーリー第2部より登場する。

無印版では登場しない、Re:Diveの新規キャラクター。

人物

ギルド【レイジ・レギオン】のギルドマスターを務める寡黙な口調の青年。

ギルドの目的として七冠(セブンクラウンズ)」を狩ることで各々の「願い」を叶えるというものがあり、それによって各七冠の身柄を狙う敵対勢力として現状は描かれている。

ゼーンは本作の主人公と同じく、何らかの原因によって過去の記憶を失っており、それを取り戻すことが彼の「願い」となっている。

しかし、ゼーンの場合は他メンバーほど願いに対する切実さは無いらしく、記憶を取り戻す手段も他に無いとは限らないため、仮に自身の願いを叶える分の席が無いとしたら他のメンバーに譲ることも構わないようである。過去には何かを強く願っていたようだがその記憶を失ってしまったため、その願いは次第に「仲間の願いを叶えること」へ変化していく。

種族は現状希少なものとして扱われている「ドラゴン族」となっており、ドラゴン族が持つ能力である「覚醒」も、戦闘で追い込まれた際は使用している。

ただ、物語の比較的早い段階で登場したドラゴン族である【ドラゴンズネスト】のメンバーは「世界の再構築」が行われる前のランドソルの記憶を保持しているようだが、ゼーンの場合はその辺りの記憶も失っているようで、自身の出所が分かっていない。その特徴は後に登場したドラゴン族であるシェフィと一致しており、シェフィもゼーンと対峙した際は浅からぬ関係性を感じ取っているようだが…。詳細はネタバレ防止のため後述する。

得物の武器は「魂喰い(データロガー)」という名前を持つ大剣。その名称からただの大剣ではないと推測されるが、現状それ以外の詳細は不明。

戦闘の実力はラビリスタから「一騎当千とはキミのことだね」と評されるほど高く、「蛮牙竜咬(ブルートバイト)」などの強力な攻撃技を扱う。その大剣を使った力押しの戦法を好み、よく用いている。

会話の中には時おり「王手飛車取り」や「穴熊」といった将棋に関する言葉が出てくる。

本編での動向(ストーリー)

第1章第9話にて、一時的に身を退いたカリザの前に現れたシーンが初登場。主人公一行を攻撃しようとするカリザに対し、「路傍の石を石と思うな」「迂闊な気持ちで蹴とばそうとすれば足に食らいつかれる」と忠告をした。

第3章では、王宮内に幽閉された覇瞳皇帝の身柄を狙うためランドソルへ赴く。

道中では【サレンディア救護院】に向かって急ぐペコリーヌジュンと遭遇。ゼーンの目的地が王宮であると気づくと彼女らはゼーンを止めようとするが、圧倒的な実力差でジュンや王宮騎士団の兵士、プリンセスフォームに変身したペコリーヌですら一蹴する一騎当千ぶりを見せつけた。

その後ついでのようにゴウシン議長や彼が率いる兵隊を難なく退けて王宮の入り口へと到着すると、待ち構えていた迷宮女王ラビリスタと邂逅。

「願い」のために覇瞳皇帝を狙うゼーンと、王家の威信を利用したいために覇瞳皇帝を防衛するラビリスタとの戦闘の火蓋が切られた。戦闘シーンの一部はアニメムービーとなっており、ラビリスタのオブジェクト変更による攻撃に対抗するシーンなどが描かれている。

しかし時間稼ぎを終えたラビリスタは、覇瞳皇帝が幽閉されている位置をオブジェクト変更した後に撤退。ゼーンは覇瞳皇帝も迷宮女王も仕留められず仕舞いとなった。

第7章第8話で語られるラジラジ戦では、詰みの一手を引き受けた模様。

第3章以降しばらく大きく動くことはなかったが、第8章にてメインで登場。

ランドソルから行方不明になった誓約女君クリスティーナ及び変貌大妃ネネカを奪還するために、【レイジ・レギオン】の拠点となる砦がある島へと辿り着いた主人公一行の前に立ちはだかる。

「プリンセスフォーム」へと変身して先手必勝の戦法で攻撃するヒロイン達だが、ゼーンは自身が持つ能力「覚醒」を使用。一行を追い詰めるが、シェフィと小競り合いをした際に怯んだことがきっかけとなりヒロイン達から総攻撃を食らう。ゼーンは覚醒が解除されるも、残された力で反撃を行いヒロイン達のプリンセスフォームも解除する。

そして彼女達にとどめを刺そうとするが、主人公が間へ入りゼーンへ攻撃。消耗しすぎたことで動けなくなったことで、主人公に押し出されて断崖絶壁の下にある海へと落下してしまった。

その後しばらくの間消息が絶たれたが、【レイジ・レギオン】と主人公達による戦争「レギオンウォー」にて他のメンバー4人が倒された後、遅れてゼーンもランドソルに出現。主人公によって海に落とされたもののランドソルまでは泳いでやって来たようで、カリザから「海水浴してんじゃねーよっ!!?」と大文字で突っ込まれた。

決戦後についに膝を付き、思想上和解は不可能と判断したホマレによってトドメを刺されそうになる。実際にゼーンも降伏はしない心積もりではあった。

しかしペコリーヌがそれに反対し和解をするための説得を行う。単なる良心に依るだけの説得ではなく囚われたネネカやクリスティーナの情報を聞き出す必要がある事や、ゼーンとシェフィに本人に記憶は無いながらも関係性がある可能性を互いに認めているという理由もあった。

特にシェフィとの関係性を放置したまま処分は出来ないという事がゼーンにとっては決め手となり、他のメンバーと共に和解に応じることを決意。主人公が差し伸べた手を取り負けを認める。

……が、直後にスポンサーであるエリスが登場。ギルドマスターのゼーンであっても名前しか知らなかった彼女の登場やあちら側に立って立ち回るミソラの姿に敗北を認めるのではないのかと困惑するもつかの間、「レイジ・レギオンの敗北」は認めた上でレイジ・レギオンの脱退を宣言したミソラに銃口を向けられる事となる……

レギオンウォー

一騎当千、万夫不当の実力を揮う寡黙な剣士。

覚醒することで、龍は更なる高みへと昇る。

2021年8月17日に開催となる特別イベント「レギオンウォー」ではボスエネミーとして登場。

他メンバー4人とのバトルの後に解放される最終決戦でのバトルなため、王都終末決戦における覇瞳皇帝戦と同様のポジションとなっている。

ゼーンとの戦いは3段階に及ぶバトルとなっている。まず前座として【レイジ・レギオン】の他メンバーとの再戦が行われ、MODE1ではカリザ&アゾールドと、MODE2でミソラ&ランファと戦い、これらを倒したMODE3にてゼーンとの直接対決を迎えることになる。

ユニオンバーストはゼーンの物理攻撃力と残りHPに応じた物理割合ダメージを全体に与えるのだが、これにゼーンの「覚醒」をイメージしたTP上昇・行動速度・物理攻撃力を大アップさせるバフが加わることでかなり強力なボスとなっている。

それらのバフは発動するたびにアップする上に、3回目の発動時はTPがマックスまで回復するため、無策の状態で挑むと

  1. 割合ダメージのUBで自軍のHPが削られる
  2. 3回目のバフが発動、さらにUBを使用されHPがほぼ下限まで削られる
  3. HPが消耗した所を全体攻撃でまとめて倒される

といったコンボで全滅しがちとなる。スタン効果を持つ全体攻撃スキルも頻度が高くかなり厄介。

ただしそれでもフルオートかつ安全にワンパンできるパーティは存在する。百科事典サイトという関係上詳しい攻略法は割愛するため、興味のある人は探してみよう。

ストーリー中にゼーンは「蛮牙竜咬(ブルートバイト)」「蛮牙竜吼(ブルートハウル)」「絶牙竜咬(ブラストファング)」という名前の技を披露するが、ユニオンバーストを発動させる時は実際に「絶牙竜咬(ブラストファング)」の技名を叫んでいる。前者2つに関してもスタン攻撃とバフスキルのどちらかに対応していると思われるが、そちらは技名を叫ばないためどちらに対応しているのかまでは不明。

また大ボスというだけあって、ゼーンのユニオンバーストは他の4人と違い、覇瞳皇帝同様に専用のカットインアニメーションが用意されている。

余談であるが、シナリオ上でも小細工を大量に仕掛け、実際の戦闘でも味方に防御ダウン等魔法的な技を大量に仕掛けてきた覇瞳皇帝とは真逆の、物理一辺倒のパワータイプのボスである。

関連イラスト

関連項目

プリンセスコネクト!Re:Dive / レイジ・レギオンレギオンウォー

カリザ / ランファ / ミソラ / アゾールド…同じギルドに所属。

シェフィ…同じく記憶を失ったドラゴン族。彼女とはとある関係が示唆されているようだが…。

ユーリ同社作品中の人が同じ。

プリコネRでのストーリーボスキャラクター

覇瞳皇帝ゼーンミロク

ネタバレ

ここから先は特に物語の核心に触れる部分に触れます。

シェフィのキャラクターストーリー第4話やメインストーリー中に挿入される「あちらの世界」こと「現実世界」におけるシーンでは、シェフィの現実世界の姿である阿賀斗紫布菜とのやり取りにて、現実世界のゼーンと思わしきセリフが見られる。

キャラストーリーにおけるそのセリフの人物に対して紫布菜は「兄さん」と呼んでおり、実際に声はゼーンのものとなっているため、実はゼーンとシェフィは兄妹であることが示唆されている。第8章の幕間の中におけるやり取りではさらに紫布菜が「善兄さん」と呼んでいるためより確信的となった。

また、ゼーンとシェフィが兄妹であるとするならば、現実世界におけるゼーンの本名は「阿賀斗善」になるのだと思われる。

そしてエリスがシェフィを攻撃した際に彼女を庇ったゼーンは斃れてしまう

この際にシェフィの記憶も取り戻され、「兄さん」と叫んだ事で彼らが兄妹であることも確定となった。

その後の生死は不明。シェフィ達はアゾールドによって逃されたが、斃れたゼーンも一緒に転送出来たのかも分かっていない。

以下第2部10章ネタバレ注意。

その後第2部10章10話にて再登場。

11章にて9章の地点で死亡していたことが判明。その遺体はドラゴン族の肉体が失われることを惜しんだミロクの手によって生ける屍とも呼べる傀儡として使われその姿は半分怪物に等しい姿となっており無我でシェフィに襲い掛かってきた。

また再会以前にシェフィこと阿賀斗紫布菜を助ける目的でアストルムを始めたことも明らかになった。

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