【注意】
この記事には鋼の聖女と聖なる学舎の異端児以降のイベント及びクロエ(聖学祭)キャラストーリーのネタバレ要素が含まれています。
プロフィール
年齢 | 17歳 |
---|---|
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
誕生日 | 5月20日※ |
血液型 | 不明 |
種族 | ヒューマン |
ギルド | 不明 |
趣味 | 不明 |
CV | 山村響 |
※コラボ歩数計の文字盤より推測
概要
マリアはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
『鋼の聖女と聖なる学舎の異端児』でゲーム内に登場した。無印版では登場しない、Re:Diveの新規キャラクター。
聖テレサ女学院の高等部2年生。クロエとは同い歳で、1年生の時は同じクラスだった事もあり、お互いに面識がある。
人物
雰囲気通りの真面目で堅い性格をしており、周りからは「シスター・マリア」と呼ばれている。
学院では当代の生徒会長をしており、なかよし部や一般生徒の黒いローブとは対照的に白いローブの制服を身に纏っており、黒いリボンを身に付けている。生徒会役員はこの制服で統一されているらしい。
規則に厳しく、学院内での規律と秩序を保つ事を何よりも優先し、一切融通のきかない石頭である事を己に課している。
細かな言い間違いに対してさえ見逃さず注意換気をする為、一般生徒たちは元より、自らを頼る同じ生徒会メンバーからも内心面倒臭がられている。
副会長であるトミヱからは先輩後輩の間柄だが、その徹底した正義に惚れ込まれて崇拝されている様子。
その厳粛な佇まいから周囲に「鋼の聖女」と畏怖されており、チエルからはやべーやつと認識された。
女学院の教務主任であり、なかよし部の実質顧問でもあるマザー・ヒルダとは実の親子関係にある。
二人きりの場合でも学院内では基本的に教師と生徒の関係で接しているが、話に熱が入ると親子同士の砕けた会話になる。また、仰天した際の絶叫やリアクションが親子で全く同じ。
聖学祭当日、体操着を忘れるというポンコツぶりを披露したが、母親が届けに来ても、落ち度を認めず拒否し、制服のまま対抗リレーに参加するなど意地っ張り。
本当の姿
かつては今程厳粛な佇まいではなかったようで、融通がきかず頑固で意地っ張りなのは生まれつきであり、クラスでも少し浮いた存在であったが、内面は年頃の女の子である。
一年生の時に同じ一匹狼で孤立しがちだったクロエに親近感と憧れを持っていた、というより誰よりも彼女の魅力に先に気が付き、隠れファン1号になってしまった。母親のマザーに毎日のように嬉々と話をしたり、疎遠となってからも彼女のことを聞き出そうとしていたらしい。(その影響か素の状態だと口調や挙動がクロエに近くなる)
実際に主人公と二人きりになった時は不意を突かれクロエのように絶叫したり、教科書を忘れたクロエと教科書を共有した事を主人公に自慢しており、クロエの情報を根掘り葉掘り聞き出そうとしていた。ただ、彼女のクロエを見る目は、アイドルを神聖視するそれに近いものであり会話のタイミングがまだ敵対時だった事も相まって、クロエと主人公が仲がいい事には否定的な立場を取っていた。
一方、当のクロエは出会った当初から彼女に睨まれるような目でガン見されていたため、気にはかけていたが苦手意識があったらしい。(睨んでいた理由はクロエの姿を捉えるのに必死だったのと、近視なのに眼鏡を普段からかけるのを嫌がっていたため)
聖学祭でメイド服を着たクロエの写真を撮っていた。
さらに誰も居ないところでこっそり写真を愛でても居た。
しかし、クロエが"なかよし部"という居場所を得た事への嫉妬と風紀に対する保護者・OBからの圧力による板挟みで、「規律の為に手段を選ばず悪を断罪する」という歪んだ思想を持つようになってしまい、聖テレサでも異端であるなかよし部を解体するという暴挙に出るに至る。
端的に換言すると「嫉妬とストレスでグレた」。
…と、思われていたが、『真冬の真夏と聖なる学舎の異端児』にて、【なかよし部】メンバーの退学をOG会から執拗に迫られていた事が判明しており、マリアなりに彼女達を守ろうとしていたという側面もある。
好き勝手なことばかり言って仕事を押し付けてくるOG会には内心苛立ちを隠せずにおりOG会がいなくなった際はヤンキー並みにキレる苦労人な一面も。
ストーリー
『鋼の聖女と聖なる学舎の異端児』にて初登場。
物語開始早々に【聖テレサ女学院(なかよし部)】に一方的な解体命令と、学校の内外においての同行の禁止を言い渡す。
それに抗議したなかよし部の面々であったが、過去の問題行為(森の臆病者や授けの財団での校舎全壊を含めた事件)を指摘され、一蹴されてしまう。
但し、上記の二件に関しては本来であればなかよし部は冤罪どころか寧ろ被害者側である(多少なりとも下賤な思惑はあったが)。
ユニとの交渉の末、聖学祭で決着をつける事になるが、故意にチーム分けでなかよし部が不利になるように仕向け、更にマリア(生徒会)側のチームが有利になるように外部へ働きかけるなど権力や財力を使い、なかよし部を追い詰めた。
しかし数々の暴挙に出たマキャベリストぶりの結果、最終的に自分だけが孤立してしまった状況に虚しさと罪悪感を感じる事となり、クロエやマザーから諭された事もあり多少は考えを改める。
なかよし部が予想以上の奮闘(と妨害工作)により逆転勝利を果たした事もあり、解体案件は当面延期という形で終息した。(但し、部活動として認可が降りたという訳ではなくあくまで"放置"するだけである)。
その後聖学祭終了後はマリアなりに歩み寄ろうと待ち伏せていたが、成り行きでなかよし部の打ち上げに奢らされる形で連行された。
ちなみに、「クロエ(聖学祭)」の第3話は実質マリアのストーリーとなっており、彼女のクロエに対する愛の重さを窺える。
『真冬と真夏の聖なる学舎の異端児』では、またも【なかよし部】の命運を握る重要な立場として暗躍する事になる。
余談
規律と風紀を守る為に異端児であるなかよし部を解体しようとしたと言えば聞こえはいいが、元を辿ればクロエへの重すぎる感情が大きな要因となっており、見方を変えればクロエ1人を守る為に生徒会の権限を利用し莫大な資金を使い、生徒や職員、外部のプロや芸能人すら巻き込んで、「なかよし部を名乗る帰宅部」を全力で排除しようとする狂行に及んだ、紛うことなきテレ女のやべーやつである。
常時ではないが、眼鏡をかけている時がある。
なかよし部担当ライターの王雀孫からは「特定の条件下で眼鏡を着脱している」と明言されており、実際にイベント内でかなり分かりやすく書かれている。
眼鏡を外す理由は相手の顔をまともに見て喋れない悪癖の所為であり、相手の顔を正確に認識できないようにすることで話せるようになることから。
これが災いしたのか、聖学祭終了間際、学園の危機の際に敵の接近を許してしまいピンチに陥ってしまう。(クロエに庇われ事なきを得たが)
立ち絵で長剣を携えているが、マリアの戦闘描写が無かった為戦闘力は不明。
マリアがなかよし部のメンバーを呼称する際は、基本名前+学年(チエル一年生、クロエ二年生、ユニ三年生)だが、クロエに限り、気が緩んだ時に一度だけ「クロエちゃん」呼びになった。(内心ではクロエや生徒会メンバーを"ちゃん"付けで、ユニや上級生には"先輩"付けで呼んでいるようである)
イベントでの初登場ながら、なかよし部に匹敵する強い個性を持っており、クロエのキャラストーリー丸々1話使って掘り下げが行われたり、プレイアブル未実装ながらコラボ歩数計が出るなどかなり特殊な優遇をされている。
上記にもある通り、続編の『真冬の真夏』においては実質、宣伝大使として奮闘する【なかよし部】サイドと、【なかよし部】を巡りOG会との駆け引きをする【マリア】サイドに分かれており、『聖なる学舎の異端児』シリーズにおいては二連続で重大な配役を任される程の待遇である。
可能性の話だが、今後なかよし部4人目の正式なメンバーになる、もしくはマリアが中心となる新ギルド実装フラグがイベントを通して立っている。
4thプリフェス生放送のコーナー『もっと知りたいプリコネ!』において、髙野プロからクロエ&マリアのコンビ実装もしくはEXキャラでのマリア実装を強くプッシュされており、ディレクターからも「マリアは人気がある」という旨の回答があり、メインストーリーには関わらないが作中で重要な立場にいる共通点があるカリンがEXキャラで実装されている事からも、EX枠で実装される可能性が高くなっている。
関連項目
プリンセスコネクト!Re:Dive / 聖テレサ女学院(なかよし部)
クロエ…同級生でありお互いに近しい存在と認識している。
ノゾミ…聖学祭における生徒会の隠し玉、マリアにとっては意図していない形になってしまったが。
シノブ…聖学祭で外部から呼んだ助っ人。
クロマリ(プリコネ)…クロエとのカップリングタグ