「未来永劫、主さまとともに!」
概要
CygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクターコッコロが、故郷の「エルフの里」に伝わっている特別な装束を身にまとった姿。
2021年2月15日に迎える3rd Anniversaryに合わせたイベント『絆、つないで。こころ、結んで。』に登場する衣装である。
また、2021年1月31日からはピックアップガチャにて「コッコロ(儀装束)」が実装された。期間限定で排出・ピックアップされ、ガチャで引き当てることで仲間にすることができた。2021年8月23日から31日にはコッコロ(儀装束)がプライズガチャにて復刻登場した。
当記事では、イベント『絆、つないで。こころ、結んで。』のストーリーにおけるコッコロと、ゲームキャラクターとしての「コッコロ(儀装束)」について解説する。
絆、つないで。こころ、結んで。
ギルド【美食殿】としてペコリーヌ・キャル・主人公と何気ない食卓を囲んでいたコッコロ。
しかしある日を境に、コッコロが普段使役している存在である「精霊」の力を発揮できなくなり、代わりに謎の「黒い精霊」が出現するようになる。黒い精霊の魔力はコッコロではとても御しきれないものであり、その力は一緒に戦っていたペコリーヌとキャルを傷つけてしまうほどであった。
またそれと同時に、コッコロの存在が徐々に人々の記憶の中から失われてしまう現象が発生するようになる。
最初はペコリーヌとキャルが、うっかりコッコロのことをど忘れしたかのように頭の中から抜けてしまった程度だったが、次第にコッコロがひいきにしてるお店の人々からもコッコロのことをど忘れされてしまい、普段から交流があるカリンや【トゥインクルウィッシュ】の面々も、言われてからようやく思い出すほどとなっていく。
明らかにおかしな状況となりパニックになるコッコロ。その中で現れたのは、彼女の神様として普段から託宣を与えているアメスだった。
アメスは「夢」の中にコッコロを連れ、様々な異常はコッコロの「黒い精霊」にあるかもしれないことと、その「黒い精霊」の力が増してきているという事実を伝える。
それらの話を聞いたコッコロは、主人公たちと一緒にいれば彼らとの記憶・思い出に関してはなんとか繋ぎ止めておけるというアメスの言葉を振り切り、ペコリーヌ・キャル・主人公を「黒い精霊」が傷つけることを避けるために彼女たちと別れ、ランドソルから離れることを決意する。
その日の晩、コッコロは【美食殿】としての最後の食事を味わい、主人公が寝静まった後は彼の寝床へ訪れ、花の髪飾りを枕元へ残して一人で旅に出てしまう。
翌日、コッコロの姿が見当たらずに混乱する残された3人。すぐさま彼女を捜索するも、もはやコッコロのことを覚えている者は他に誰一人おらず、いつしかペコリーヌたちも誰を探しているのかを忘れてしまい、その場で力尽きる。
その日から数日後、ペコリーヌ・キャル・主人公は3人で仲良く朝食を囲んでいた。
いつもの日常から何かが欠けたような、原因不明の違和感を感じながら……。
時を同じく、コッコロは一人で旅を続けていた。彼女は「主さま」の心配をするも、ぶっきらぼうながらも面倒見のいいキャル、料理が上手なペコリーヌならば任せられるという想いを胸に道を進む。
そして【美食殿】の3人の幸せを、彼女は祈り続けるのであった。
本イベントはプリコネRでは珍しい前後編となっており、上記に記したストーリーは前編のものである。そして、2021年2月10日に後編が公開された。
後編のストーリーの結末はぜひ自身の目で確かめてほしい。あるいは下記関連動画の方を参照のこと。
また、当イベントに合わせて実装された「コッコロ(儀装束)」のキャラクターストーリーは、後編に用意されているイベントのエンディングを閲覧することが解放条件となっており、当初は閲覧が不可能な状態となっていた。これは同時期に実装されたユイ(儀装束)も同様。
そのキャラクターストーリーの内容はイベントの後日談となっており、コッコロの故郷となるエルフの里に関するエピソードが主に描かれている。
余談だが、その凛々しくも扇情的な見た目から、儀装束版が登場していない他のキャラクターに「儀装束」を着せたイラストも投稿されている。…主にユイの方がベースになっているが。
下記関連イラストも参照のこと。
詳細なスキル
ユニオンバースト | 緑翠の絆風 |
---|---|
説明 | 自分の物理攻撃力がクリティカルした時のダメージを中アップさせ、さらに目の前の敵1キャラに物理大ダメージを与える。このスキルがクリティカルした場合のダメージは、2倍ではなく5倍になる。 |
スキル | 春疾風 |
説明 | 目の前の敵1キャラに物理中ダメージを与える。このスキルがクリティカルした場合のダメージは、2倍ではなく5倍になる。 |
スキル | 春疾風+ |
説明 | 自分の物理攻撃力と物理クリティカルを大アップさせ、目の前の敵1キャラに物理中ダメージを与える。このスキルがクリティカルした場合のダメージは、2倍ではなく7倍になる。 |
スキル | 翔る薫風 |
説明 | 自分の物理攻撃力と物理クリティカルを大アップさせ、さらにTPを小回復させる。(Lv261より物理攻撃力の上昇量が増加) |
EXスキル | 光風の天啓 |
説明 | バトル開始時に自分の物理攻撃力を中アップさせる。 |
EXスキル(★5) | 光風の天啓+ |
説明 | バトル開始時に自分の物理攻撃力を大アップさせる。 |
キャラステータス
【物理】
中衛で、尊き儀装束を纏うエルフの里の巫女。
自分の攻撃力を強化し、さらにTP回復で攻撃の手数を増やす。クリティカル時の猛攻で仲間を守る剣となる。
イベント『絆、つないで。こころ、結んで。』に合わせて登場した、期間限定の儀装束衣装のコッコロ。
今回のコッコロは初となるアタッカータイプのコッコロとなっており、それによって武器種も槍から短剣へと変更している(プリコネRの槍は防御面を重視したステータスとなっており、アタッカーとは噛み合いが悪い)。
性能としては、クリティカルダメージを重視した純アタッカー。ユニオンバースト「緑翠の絆風(りょくすいのきずなかぜ)」とスキル1「春疾風」はクリティカルダメージが5倍という驚異の性能であり、これまでの似たようなスキルを持つリノやキョウカなどと比べても高い倍率を誇っている。
また中衛の純アタッカータイプのキャラは、2021年2月時点では唯一となっている。そのため前衛を対象とする攻撃に対して強く、マジカルモニカなどを活用した中衛・後衛重視の物理パーティでは高い攻撃性能のアタッカーとして期待されている。
弱点はクリティカルを発動させないと火力が出せない点。
プリコネRには、攻撃対象の敵のレベルが自身より大きいほどクリティカルが出づらいという仕様があるため、高いレベルであるクランバトルの4段階目以降のボスに対しては厳しいか。
また、中衛という配置に拘らない場合、純アタッカーとしてはムイミを始めとしたライバルが多いため、運用する際はなるべく中衛アタッカーという立ち位置を利用したいところである。
2022年2月8日に、専用装備『大精霊の儀剣』が実装。装備すると『春疾風』の性能が底上げされる。
2022年11月15日に、『翔る薫風』のLvアップ調整が行われた。
余談
この度の実装により、通常・サマー・ニューイヤー・プリンセスフォーム・儀装束のコッコロのみパーティを組むことが可能となり、ファンの間で話題となった。
通称:「5ッコロ」。
関連動画
前編ストーリー
後編ストーリー
関連イラスト
他キャラに儀装束を着せたイラスト
他作品のキャラ
関連項目
グレア…2021年8月31日にグラブル内で実装された光属性バージョンの衣装が儀装束にかなり似てる(肩書きも「継絆の竜姫」)。