概要
名前の読みが異なるが、これはアストルムのキャラを作成する際に名前を打ち間違えてしまったため。元の名前が可愛くないため「キャル」という名前は気に入っているらしい。
「きるや」という名前については日日日執筆のドラマCD第2弾で、執事喫茶でのアルバイト時に源氏名として使われている。このことから考えると本来は男性用の名前であるらしい。
この辺り、男性でありながら女性風の名前を付けられた千里真那と対照的である。
中学2年生。在学校は不明。遠方から主人公の地元にある塾に通っているらしい。
両親が新興宗教にハマり、虐待に近い束縛と強制を受けるという非常に酷い家庭環境で育ったため、性格がかなり荒んでいる。
口癖になっている「ぶっ殺すぞ!」という言葉は母親からの罵倒が移ってしまったものである。
常にピリピリしておりキャルの時より口調にトゲがあり、彼女を最初に見たアメスは、彼女をヤンキーそのものと評した。
学校でも両親の悪評やその攻撃的な性格が原因で孤立していたらしく、いじめに近い状態に陥っていた様子。そのためか学校に対して軽いトラウマを抱えている。
抑圧された環境で自身を否定されながら育ったために自己肯定感がかなり低く、またそれらから自力で抜け出そうとする反骨心も持ち合わせては居ない。
加えて相当な不幸体質でもあり、何度も財布を落としてなくしている。
日々の生活に希望を見出せずにいたが、あるときゲームの開発者であり、富豪でもある千里真那の存在を知る。雑誌の写真や母親の発言から彼が自分の親戚かも知れないと思い、次第に不幸な自身を成功した彼に投影することで自己依存するようになる。匿名でmimiがプレゼントされたこともあって少しでも近づきたいがために彼が開発したゲームであるアストルムを始めた。
とは言っても親の監視を躱したりバイトや家事などの多忙な日々の合間を縫ってプレイすることが難しいため、千里真那に近づくどころかレベル上げすら満足にできてなかった模様。一時期は主人公とリアルで会った時にとっくの昔に辞めたと語ってた程だが『ミネルヴァの懲役』開始時にはプレイしていたのか事件に巻き込まれることになった。
⇒本編での彼女についてはこちらを参照。
遠縁の兄妹?
前述の通り母(CV:大津愛理)の発言から千里真那についての情報を集め始めた希留耶だが、その等の発言が「遠縁の『兄妹』」という公表されていない真那の性別を知っているような言い回しをしている。(そのため雑誌で顔を知っている希留耶も半信半疑であった)
……がそれを語っているキャラストーリー8話のあらすじでがっつりキャルの兄と明記されているためほぼ事実である。
血が繋がっていること自体は第三者の発言から確かなこと、それぞれの家庭事情、また真那が自らの手で実家を処したという発言から正確な関係は腹違いの兄妹なのではないかという考察がある。