概要
同作の主人公である"麦わら"ことモンキー・D・ルフィ非公認の、麦わらの一味を中核とする海賊団連合である。
"新世界"ドレスローザでのドンキホーテ海賊団との戦いで共闘した海賊、犯罪者、傭兵、武闘家などにより構成されており、総勢約5600人・総船数70隻の大所帯である(キャベンディッシュの追っかけを除く)。
大船長であるルフィはこの大船団を公認しておらず、傘下入りを希望した者達が勝手に船団結成を宣言しているだけである。これは「自由」が信条であるルフィが大所帯の海賊団のトップとなることを「窮屈」と考えているからで、傘下達もそれに理解を示している。
しかし、傘下達は自分の自由を突き通すルフィに対して「それなら自分達の自由も認められるはず」という理屈から傘下としてルフィに勝手に忠誠を誓い、結果ルフィの意に反して大船団結成となった。
ただし、ルフィは大船団や大船長(大頭)という形式を認めないだけであって、仲間や友達になる事は認めている。そのため「俺は手を借りたい時に呼ぶからお前らも助けて欲しい時に俺を頼れ」と形式に拘らず仲間として認める発言をしている。
結成時の所属メンバーには小人、巨人、手長族、足長族と様々な人種が入り混じっている。
そして、このグループの結成が、仮称だが「五皇」という前代未聞の勢力図の結成の一因となった。また、ドレスローザでの共闘の根幹にウソップの活躍もあり、ウソップなしでは成し遂げられなかったのだ。
この後しばらくして、盟主である麦わらのルフィが四皇入りを果たしたことにより、彼らももれなく四皇の一角をなす大勢力となった。
現状判明している人物の懸賞金額の総計は103億8000万1000ベリー。元四皇"ビッグ・マム"率いるビッグ・マム海賊団を上回り、現在作中で判明している中では最高額の百獣海賊団に次ぎ二番手となった(ちなみに百獣海賊団はワノ国にて同船団大船長ルフィをはじめとした海賊同盟に敗れ完全崩壊した)。
ナワバリ
リュウグウ王国
ワノ国
組織構成
大船長
“麦わら” モンキー・D・ルフィ
- 役職・肩書:大船長、麦わらの一味船長、四皇
- 悪魔の実:ヒトヒトの実幻獣種モデルニカ(ゴムゴムの実)
- 懸賞金:30億ベリー
大幹部
麦わらの一味のクルー総勢9名。ワノ国以後はモノローグ上ではあるがゾロ以下9名が「大幹部」と称される。
保有船「サウザンドサニー号(1隻)」。
本名・異名 | 役職・肩書き・種族 | 懸賞金・悪魔の実 |
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ロロノア・ゾロ
| 剣豪
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ナミ
| 航海士
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ウソップ
| 狙撃手
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ヴィンスモーク・サンジ
| コック |
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トニートニー・チョッパー
| 船医
| |
ニコ・ロビン
| 考古学者
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カティ・フラム
| 船大工 |
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ブルック
| 音楽家
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ジンベエ
| 操舵手 |
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麦わらの一味傘下
中核である麦わらの一味を除いた傘下の海賊団には通し番号がある。ただし、これは結成時にくじ引きで決められたものであり、番号による優劣は存在しない。
美しき海賊団
通し番号1番。総勢75名。
保有船「眠れる森の白馬号(1隻)」。
本名・異名 | 役職・肩書き・種族 | 懸賞金・悪魔の実 |
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キャベンディッシュ | 船長
|
|
スレイマン
| 戦闘員
|
|
バルトクラブ
通し番号2番。総勢56名。
保有船「ゴーイングルフィセンパイ号(1隻)」。
八宝水軍
通し番号3番。総勢約1000名。
本名・異名 | 役職・肩書き・種族 | 懸賞金・悪魔の実 |
---|---|---|
サイ
| 第13代棟梁
|
|
ブー | 第13代副棟梁 | |
チンジャオ
| 第12代棟梁 → 隠居人 |
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ベビー5 |
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XXXジム格闘連合→イデオ海賊団
通し番号4番。総勢4名。
保有船「船名不明(1隻)」。
トンタッタ族トンタ兵団→トンタッタ海賊団
通し番号5番。総勢200名。
保有船「ウソランド号(1隻)」。
本名・異名 | 役職・肩書き・種族 | 懸賞金・悪魔の実 |
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レオ
| 船長
|
|
| ||
|
| |
| ||
|
未来の巨兵海賊団→新巨兵海賊団
通し番号6番。総勢5名。
保有船「ナグルファル(1隻)」。
本名・異名 | 役職・肩書き・種族 | 懸賞金・悪魔の実 |
---|---|---|
ハイルディン
| 船長 | |
スタンセン | 船大工
| |
ゲルズ | 船医
| |
ロード | 航海士
| |
ゴールドバーグ | コック
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ヨンタマリア大船団
通し番号7番。総勢4300名。
保有船「ヨンタマリア号(1隻)、サンタマリア号(5隻)、ニタマリア号(50隻)」。
なお、先に麦わらの一味と同盟を結んでいたトラファルガー・ローのハートの海賊団については両者があくまで対等な同盟関係であることと、ワノ国編ラストでカイドウを倒すと言う目的が達成された事で同盟が解散した為、これには含まれない。
余談
SBSによって判明した幼少期は、
愛馬ファルルと共に歩いている姿。後に表紙連載でもキャベンディッシュが当時の事を回想している。
アイスキャンディーを食べて「あたり」の棒を引いている。この頃から運は良かった模様。
棍棒を持って修行している。
この頃から格闘家を目指していた事が窺える。
栗の実を持っている。ノーランドのリスペクトと考えられる。
背中に剣を携えている。後にシャーロット・リンリンの過去回想にて幼少期の姿が作中に登場。
静かに読書をしている。