スレイマン(ONEPIECE)
すれいまん
「おれは全部 国の為に殺ったんだよ 祖国を愛してた」
通称「首はねスレイマン」。かつては「ディアス海戦の英雄」と呼ばれていたが、現在は「A級戦犯」として国を追われ、闇の世界を渡り歩く恐怖の人斬りとなっている。ドレスローザのコロシアムで開催されたバトルトーナメントのDブロックに出場する。
元々は愛国者だったが戦犯となり祖国を追われたためか何処か虚無的なイメージを付き纏わせている性格。
手にしたサーベルによる戦闘を得意とし、コロシアムの実況者ギャッツによるとその構えは生気の無い亡霊のようと評された。
作中では描写されなかったが二つ名の通り首をはねることも得意技と言われている。
初登場のドレスローザ編では、ルフィの義兄ポートガス・D・エースの能力であったメラメラの実を狙い闘技大会に参加するとして登場した。
Dブロックの試合においてはレベッカとの対決をした。上記のように過去国のために敵を多く手にかけてきたが戦犯扱いされて国を追われたためか国中の嫌われ者であるレベッカには思うところがあった様で戦いを挑んだ(アニメ版では原作に追いつきそうになったための尺稼ぎとしてこの辺が深く掘り下げられている)。しかしレベッカとの戦いの最中、同じDブロック参加者の海賊キャベンディッシュが試合中に寝始めたのを見て激怒し、キャベンディッシュに襲いかかった。だが、寝ている間に現れるキャベンデッシュの第二人格ハクバに返り討ちされ戦闘不能になり敗北した。
敗北後は他の敗戦者と共にスクラップ工場に送られオモチャにされそうになったが、麦わらの一味のウソップの活躍によりそれは阻止され、以降はその恩返しのため一味に協力しドンキホーテ海賊団を相手に戦闘を開始した。しかし、戦闘の最中にドンキホーテ海賊団幹部デリンジャーの攻撃を受け戦線を離脱する。
ドフラミンゴ失脚後は美しき海賊団に戦闘員として参入し、日々キャベンディッシュの自慢話を聞いている。