イデオ
いでお
「義理人情が… 男の世界…!! …先に 倒れた奴らに面目ねェ」
「みんなでやんのさ… 一人の勝利なんて… この世にゃねェんだよ ボーズ!!!」
偉大なる航路"新世界"の国ドレスローザで、自然系悪魔の実メラメラの実をかけた闘技大会に参加する格闘家として登場したボクサー。XXX級ボクサーで、「新世界セントラル格闘会」を2連覇した強者である。
実は手長族であり、出っ張って見える肩も手長族の関節一個分が出っ張った物である。
名前及び特徴的な両肩のフォルムのモデルはイデオンである(後述)。
妙に上に飛び出した肩を持っており(前述の通りその正体は腕の一部である)、そこから強力なパンチを繰り出す。パンチは繰り出された瞬間爆発に似た衝撃を発生させ、その威力は巨人族の巨体を弾き飛ばす程である。畳んでいる腕を完全に開放するとかなりのリーチになり、相手の間合いの外からでも殴り飛ばせる。
強くなる事に執着している。また、ホビホビの呪いから救出してもらった麦わらの一味の為にドフラミンゴを討ちとろうするなどの義理堅い面や、「一人での勝利は存在しない」という考えを持っているなどのスポコン精神を感じさせる一面もある。
初登場のドレスローザ編では、ルフィの義兄ポートガス・D・エースの能力であったメラメラの実を賞品とした闘技大会に参加者として登場し、予選Cブロックに出場した。チンジャオの覇王色の覇気にも倒れず、サイと互角の戦いを繰り広げたが、ルーシー(ルフィ)と激突しようとしたチンジャオに殴り飛ばされ、そのまま場外に追いやられて敗北する。
その後、他のトーナメント参加者と共にシュガーの手で玩具にされてしまうが、ウソップ達の活躍で呪いから解放され、その恩を返すために麦わらの一味や同じ目的を持ったコロシアムの戦士達と共に打倒ドフラミンゴの為に動く。向かってきた大量のドンキホーテファミリーの構成員を返り討ちにする活躍を見せた。
しかしブルーギリーを破った直後のデリンジャーと交戦し、必死に食い下がるも倒されてしまった。その後しばらく戦線から離脱した状態だったが、最終局面直前でマンシェリーのチユポポで一時的に復活し、鳥カゴの被害を抑えるために僅かな時間ながら尽力した。
ドフラミンゴ失脚後はブルーギリーと「XXXジム格闘連合」を結成、その代表枠に収まり、美しき海賊団やバルトクラブなどと同様に麦わら大船団に加わり、アブドーラ&ジェットと共にドレスローザを後にした。