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六式

ろくしき

六式とは、「ONE PIECE」に登場する武術である。
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概要

極限まで肉体を鍛え上げた者のみ体得できる特殊な体技の総称。
「指銃・鉄塊・紙絵・剃・月歩・嵐脚」の6種類が存在し、これら全ての技を会得した者を「六式使い」と呼ぶ(全てを完全に体得していなくても、習得した数に応じて「〇式使い」と呼ばれる事はある)。基本となる上記の6種の他、体得者個人の能力や発想力によって様々な応用や発展技が開発されており、細分化すると把握しきれないほどのバリエーションが存在する。
熟練の六式使いの戦闘力は文字通りの「百人力」であり、単独での格闘戦はおろか中遠距離戦さえも徒手空拳だけで対処し、あろう事か空中戦までその身一つで華麗にこなす、まさしく「超人」である。

主に世界政府の直下機関に所属する人物や政府関係者の一部が使用する。特にCP9はこれ等の体術を基本の戦闘術としており、武器や防具の類、悪魔の実の能力などを一切使わずとも恐るべき戦闘力を有する。
海軍本部に所属する海兵にも少なからず習得者がおり、中将クラスになるとCP9と同等以上に六式を使いこなす者もいる。また「六式使い」には至らずとも、コビーたしぎなど六式の一部を習得できている海兵は大佐クラスにでもいる。

基本的に覇気とは無関係であり、覇気の扱いを体得していなくても六式を習得する事は可能。しかし、無関係だからこそ覇気を併用すれば威力はさらに上がる(ヴェルゴシューゾ他参照)。
また、能力を得た者の身体能力が純粋に強化される傾向がある動物系の悪魔の実とはシナジーが高く、特に鋭い爪や強靭な筋肉を有する肉食の動物系との相性は抜群。

なお、六式自体はあくまで「体術」なので、それらを使いこなせるほどに鍛え上げられた(または強化された)肉体や才能を持っているならば、六式そのものの概要や理屈を詳しく知らなかったとしても(極論、見様見真似であっても疑似的に再現する事が可能である。実際、ルフィギア2によって身体能力を強化した際にブルーノの「剃」を見様見真似で再現、サンジはカマバッカ王国での地獄の日々にて我流の「月歩」と言える技「空中歩行」(スカイウォーク)を体得し、両者ともに完全に自分の技としてものにしている。

種類

指銃(シガン)

指の先に力を集約させ、弾丸のような速さで相手に撃ち込む攻撃技。
要するに極限まで威力を高めた一本貫手。その威力は人体を容易に貫くほど強力。ゴムのような柔軟性や弾力性に富むものには通用しにくいが、鋭い爪を持つ動物系の能力者であればその心配も無い。
バリエーションとしてはかめはめ波のように合わせた両手の全ての指を同時に叩き込む「十指銃」、威力はそのままに遠距離の相手を打ち抜ける「撥」、猛スピードで連射して相手をハチの巣にする「黄蓮」や「斑」などがある。また、本人の持つ能力と併用すれば髪の毛でも同様の技が可能。

獣厳(ジュゴン)

指銃のスピードで放つパンチ。作中ではフクロウが使用。

鉄塊(テッカイ)

全身に力を込め、肉体そのものをの甲殻に匹敵するほどに硬化させる防御技。武装色の覇気と違って黒色のオーラは纏っていない。
刃物銃弾さえも通用しない圧倒的な防御力を誇り、熟練度を上げればさらに強度は増す。また、発動時の肉体の硬度を利用した攻撃型の派生技が多く存在する。しかし基本的に発動中はほとんど体を動かせないという弱点がある。また、電撃高熱などによる特殊なダメージには相性が悪い。
バリエーションとしては体を回転させる勢いを利用して硬化したまま相手に迫る「輪」、相手の攻撃に合わせて発動し、相手の武器などを破壊するカウンター技「空木」、徹底的に防御力を突き詰めた「剛」などが存在する。

鉄塊拳法

ジャブラのみが体得している体術。前述した鉄塊の「発動時は動けない」弱点を克服し、全身に鉄塊を掛けたまま自在に活動する事を可能とした体術。全身が硬化した状態なので、防御力もさることながら攻撃各種も重みを増している。

紙絵(カミエ)

敵の攻撃から生じる風圧に身を任せ、紙の如くひらりと相手の攻撃をかわす防御技。
鉄塊を「剛」とするなら、こちらは「柔」の防御技。特に打撃攻撃との相性が良い。一方で相手の攻撃を「紙一重で避ける」という特性に加え、鉄塊と併用する事はできないため、攻撃範囲を読み違えるとダメージを受けてしまう恐れがある。また、当然満足に体を動かせない状態では使用する事ができない。
派生技や応用技は少ない。ルッチは「紙絵武身」という技を使用しているが、これはどちらかというと「六式」ではなく「生命帰還」の応用技である。

剃(ソル)

その場から消えたかのように見えるほど瞬間的に加速する移動技。
原作の初期に登場したキャプテン・クロの使用する高速移動術「抜き足」に似ている(速度的には同等レベル)が、移動中の方向転換なども自在に行える(当然それだけの動体視力は必要)。発動の瞬間に地面を10回以上蹴っているらしく、その様子を見る事ができたルフィはギア2による肉体強化も併用する事で技を盗む事に成功した。

月歩(ゲッポウ)

強靭な脚力によってを蹴り、格ゲーの二段ジャンプの如く宙に浮く移動技。
ゲームとは違って体得者の体力が持続する限り使用制限は無い。上級者ともなれば足踏みするように空を蹴り続けてホバリングしたり、場合によっては疑似的な「飛行」さえも可能となる。
サンジがカマバッカ王国で会得した「空中歩行」と同一の技で、ルフィがギア4状態で行う空中移動も原理としてはこれに酷似している。

剃刀(カミソリ)

ルッチが使用した体術。「剃」と「月歩」を融合したような移動技で、鋭い軌道と恐るべきスピードで空を駆け抜ける。

嵐脚(ランキャク)

凄まじい速度で脚を振り抜き、蹴りと同時に扇状の鎌風(飛ぶ斬撃)を放つ攻撃技。
蹴り自体よりも鎌風による中遠距離攻撃が主であり、その威力は本物の刀剣類にも匹敵、熟練者であれば石材や鋼鉄をも切り裂く。ちなみに鎌風を刀で受け止めると太刀音が鳴る。基本的にどんな体勢からでも繰り出せる上、体術でありながら遠距離にも対応できるため汎用性が高い。時には紙絵や鉄塊では対処しきれない攻撃を捌くために使われたりもする。
その汎用性の高さからか、派生技のバリエーションはかなり豊富。一直線に突き進む斬撃を放つ「線」、相手の頭上から巨大な斬撃を打ち下ろす「白雷」、体ごと回転させた遠心力を利用して特大の斬撃を巻き起こす「周断」等々。地味に劇中にて現職として登場した(スパンダム以外の)CP9全員が一回以上繰り出した唯一の六式である。特にカクはこの嵐脚を最も得意としており、自前の長ドス二刀流に両足からの嵐脚を加えて「四刀(流)」を自称している。

番外


手合(てあわせ)

六式を利用した「遊技」。相手から攻撃を受ける事でその者の体術のレベルを測定し、『道力』(ドウリキ)と呼ばれる単位で指数化する。武器を持った衛兵1人の戦闘力を10道力とし、歴代最高値はロブ・ルッチが叩き出した4000道力。スパンダムによれば500道力もあれば十分に超人の域にあるという(ちなみにスパンダムは9道力)。なお、あくまで体術のレベルだけを測定するものであり、武器や悪魔の実の能力が加わるとなればその数値は絶対的なものではなくなる。

六王銃(ロクオウガン)

六式の全てを極限まで高めた者のみが使える究極奥義。両手の握り拳を相手に当て、衝撃貝(インパクトダイアル)の数倍の威力に匹敵する衝撃相手の体内に送り込む。防御不可能なまさに一撃必殺の技。

関連項目

ONEPIECE 覇気 海軍(ONEPIECE) CP9 生命帰還

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