概要
『ONEPIECE』に登場する世界政府が広報(プロパガンダ)のために新聞配達を行わせているカモメ。水兵帽を被り、首から新聞の束を入れた赤いカバンをぶら下げている。
この新聞は、反政府組織や海賊であっても、金さえ払えば購入することができる。ただし、号外記事や、凶悪犯罪者の賞金ポスターなどは、空から人の住む地域へと無償で無造作にばら撒いている。
四方の海は勿論、偉大なる航路(グランドライン)も飛び回っており、航行中の船を見かけては泊まり新聞を売りつけている。ただし凪の帯(カームベルト)は海王類が大量にいて危険すぎて飛ぶことができないため、アマゾン・リリーの九蛇たちは九蛇海賊団が外来船を襲撃した時に奪い取ったり、偉大なる航路の冒険航海に出た時に購入したりしている。
またインペルダウンLv5.5番地「ニューカマーランド」においても、囚人が捨てられた古新聞を回収し回し読みするのが流行っている。最下層Lv6「無間地獄」に落とされたドンキホーテ・ドフラミンゴは図々しくも毎日新聞の差し入れを要求し、唯一の楽しみになっているらしい。
アニメのアイキャッチでは、第2部以降麦わらの一味の賞金ポスターをばら撒いている。
なお、作中では「世界経済新聞」なる新聞(愛称は情報操作新聞)が発売されているが、これもニュース・クーが配っているらしい。同社社長のモルガンズは奇しくも白い鳥(アルバトロス)の能力者である。
初期のエピソードでナミが「あんたン所の新聞もう買わないから」と嘯いているので世界経済新聞の独占ではなく競合相手もいるようで、配達ルートは世界政府が掌握しているにしろ、その新聞を制作している会社はあくまで民間というスタイル(実際、モルガンズはサイファーポールから利益相反行為を命じられた際にはタコ殴りにして追い返している)のようだ。
ゲームでは海賊向けの新聞社としてブルーベリータイムズが登場した。