ゴムゴムの銃乱打
ごむごむのがとりんぐ
手が分身したかと見紛うほどのスピードで敵をぶん殴るモンキー・D・ルフィの代表的な技。
主に手数が必要な敵や数が多い敵集団相手に使用する。多くの派生・発展技がありそちらを利用することもよくある。
初出となったのは東の海編(シロップ村)でのクロネコ海賊団との戦闘で、ジャンゴの催眠により予期せず強化されたルフィは同じく強化されたクロネコ海賊団の戦闘員に対して使っている。この他にも雑兵を蹴散らしたり、決め技となったりと様々な場面で使用されている。
- ゴムゴムのスタンプ銃乱打(ガトリング)
足で放つ「ゴムゴムの銃乱打」。マリンフォード頂上戦争では直接打撃が通りにくい自然系能力者の三大将相手に、軍艦のマストを蹴り飛ばして攻撃していた。
亜種バージョンとして、両足でこれを繰り出し攻撃を防ぐ「たこスタンプ」も登場(ドレスローザ編で使用)。
- ゴムゴムの暴風雨(ストーム)
クロコダイル戦で初使用。
まず「ゴムゴムの風船」のように大きく息を吸い込んでから体をひねり、それを開放することで上空に浮かび上がるエネルギーを生みだす。浮かび上がった上空で敵に対して突き上げる(もしくは突き飛ばす)勢いで回転しながら銃乱打を打ち込む。
これを食らったクロコダイルは地下の正殿から岩盤をぶち抜いて空高く打ち上げられた。
その後スリラーバークではナイトメア・ルフィの状態で横向きに放つ亜種バージョンが登場。モリアを一時ダウンさせる程のダメージを与えるも、倒しきるには至らなかった(というかモリアがタフすぎた)。
- ゴムゴムのJET銃乱打(ジェットガトリング)
ただでさえ超スピードの銃乱打をギア2で更に加速させる。その速度は凄まじく目で追うことも困難。ルッチは鉄塊で凌ごうとするも、圧倒的な手数によって壁に叩きつけられ、ダメ押しのごとき連打を浴びて壁ごと吹っ飛ばされた(アニメ版ではこれの前に「最大輪・六王銃」の衝撃波で壁にヒビが入っていた)。
- ゴムゴムの雨(あめ)
インペルダウン職員相手に初使用。「ゴムゴムの暴風雨」とは逆に上から下に向かって突き下ろす勢いで殴りつける技。回転しながら殴るところは暴風雨と同じ。
- ゴムゴムの鷹銃乱打(ホークガトリング)
武装色で硬化させた腕で放つゴムゴムの銃乱打。
- ゴムゴムの象銃乱打(エレファントガトリング)
魚人島にて箱舟ノアを止める際に初使用。ギア3で巨大化させた拳に武装色を纏った「ゴムゴムの象銃」の銃乱打バージョン。TVスペシャル『エピソードオブルフィ』ではビリッチ相手に片手で放っている。
- これに先駆ける形で、ゲーム「ギガントバトル2 新世界」では「ゴムゴムの巨人のJET銃乱打」として登場。名前からしてギア2と3の複合技と思われるが、象銃乱打はギア3単体の技である。
- ゴムゴムの巨人の銃乱打(ギガントガトリング)
ゲーム「海賊無双」シリーズのオリジナル技。ギア3で放つゴムゴムの銃乱打。
この作品ではエースの魂と共にこれを繰り出し、大将"赤犬"(サカズキ)に一矢報いた。
- ゴムゴムの猿王銃乱打(コングガトリング)
ギア4状態で放つゴムゴムの銃乱打。似たような技の「ゴムゴムの猿王群鴉砲(コングオルガン)」が横一列で同時に放つのに対し、こちらは従来の銃乱打のように対象一体を滅多打ちにする技になっている。
- ゴムゴムの白い銃乱打(ドーンガトリング)
ギア5状態で使用。腕力を強化した拳に武装色を纏って放つ。
エッグヘッドで交流を結んだ人物たち、そして2年前に一味を救ってくれた恩人を苦しめた全ての元凶に向けて放った。
- ゴムゴムの花火(はなび)系
空島編で使用。両手に加えて両足でもひたすら乱れ打ちを繰り出す亜流技。
力を抜いて(アニメ版では大きく息を吸い込み、吐き出しながら力を抜く)タコのようにだらりと手足を伸ばす「ゴムゴムのたこ」から、壁に向かってひたすら打ち込む「たこ花火」、巨大な金塊がくっついた右腕で放つ「黄金牡丹」がある。
- ゴムゴムの黒い蛇群(ブラックマンバ)
ギア4・スネイクマンの状態で放つ超速乱れ打ち。
スピード特化の形態故にパワーは幾分劣るものの、すさまじい速さで繰り出される連打は回避や防御が困難。