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何が滅ぼうとも 敵に“仲間”は売らんぜよ!!!

満月がキレイぜよ

ペドロよう見ちょれ 酒でも飲みもってにゃあ

けんどのうベロ男!!ゆガラの見る月は今宵限りぜよ!!!

概要ぜよ

新世界”に存在する幻の島ゾウ獣人民族・ミンク族の指導者の一人で、ネコの獣人。

「侠客隊(ガーディアンズ)」と呼ばれる戦士たちの大親分にして神聖なるくじらの森の守護者で、モコモ公国の国長で“昼の王”とも呼ばれるイヌアラシと同等の権力を有する“夜の王”。

かつてイヌアラシとは親友の仲だったが、とあることが原因で仲違いし、現在では目が合えば殺しあうほどまで険悪な関係になってしまったが、実力は伯仲し決着がつかない。そのため、イヌアラシは昼の時間(朝6時~夕方18時)に、ネコマムシは夜の時間(夕方18時~朝6時)を過ごすようになった。

また、かつて二人はモモの助の父でもあるワノ国「九里(くり)」の大名・光月おでんの直近の家臣団『赤鞘九人男』の一員であり、錦えもんカン十郎、そして雷ぞうとは同じ家臣団の仲間であることも明かされた。

プロフィールじゃき

本名ネコマムシ
異名ネコマムシの旦那くじらの森の守護神夜の王
年齢40歳
身長522cm
肩書きモコモ公国国王
所属ワノ国光月家家臣「赤鞘九人男」、元白ひげ海賊団船員、元ロジャー海賊団船員
覇気武装色見聞色
出身地偉大なる航路 新世界 ゾウ モコモ公国
種族ネコミンク
誕生日11月22日(いいにゃんにゃん)
星座いて座
血液型S型
好きな食べ物ラザニアかまぼこ
嫌いな食べ物熱い食べ物
趣味ナイトプール
イメージ動物猫(山猫
初登場単行本81巻 第809話『ネコマムシの旦那』
CV池田勝関根有咲(幼少期)

人物ぜよ

容姿

イヌアラシ共々同族よりも遥かに大柄(座高だけで長身な錦えもんの上背を上回る)で威厳と威圧感に溢れており、その様相のため、主に敵から化け猫化け物呼ばわりされることも多い。衣装はラクダシャツに腹巻き、股引を着用した上に派手柄の羽織を肩にかけ、首には御守りを下げている。

百獣海賊団の魔の手によって左腕を切断されてしまったが、鬼ヶ島の決戦以降は銃を義手として装着している。

性格

語尾に「~ぜよ」と付けて喋るなど、常に土佐弁を用いる。笑い方は「ゴロニャーッニャッニャ」。上述の容姿とこの口調が相まって任侠映画のヤクザを思わせる。

見た目に違わず気性が荒い部分もあるが、それはあくまでも敵対者に対してであり、その実は忠義に厚く、親分肌で面倒見が良く、他のミンク族同様に茶目っ気もある。ネコのミンクなのでネコジャラシボールを見るとはしゃぐ一面もある。こうした活発でじっとしていられない性分に加え、注射が大の苦手という子供っぽい部分もあり、チョッパーから傷の治療を受けた際には、主治医たる彼の「安静に」という言いつけを守らずにおもちゃで遊んではしゃいだり、勝手に出歩いたり入浴したりするなどの行動が目立ち、度々叱責を受けているが、謝罪はしつつも改める様子はない。一言で言うと『大人げない大人』あるいは『可愛い猫おじさん』である。

戦闘能力ぜよ

基礎戦闘力

戦闘の実力は、猛者として名高いミンク族の中でもイヌアラシ共々ずば抜けており、この二人を止められる存在はいないとまでされている。

巨大な身体に関わらず非常に俊敏であり、動物系悪魔の実獣化したジャックですら投げ飛ばす怪力を有する。四皇カイドウの懐刀である彼ですらこの二人には手を焼き、最終的には毒ガスを使用せざるを得なかった。

持久力も相当なものであり、ワノ国の決戦ではカイドウに負傷させられたあとにシャーロット・ペロスペローと互角の戦いを繰り広げられる程である。

月の獅子

雪は"風花"

"満月"がよう見えゆうぜよ!!!

ミンク族の戦士たちは満月の夜に月を見ると月の獅子に変身することができ、戦闘力が大幅に向上する。それはネコマムシも例外ではなく、作中では鬼ヶ島の決戦でその姿を披露。

その実力はジャックやペロスペローを相手に一方的な戦いを繰り広げられる程であり、イヌアラシと二人がかりならジャックを僅かな時間で撃破できる。この戦闘を見たカイドウもネコマムシたちを「強い」と評価している。

  • 赤猫踊(あかびょうぶ)

月の獅子に変身した状態で電撃を纏った爪を下から殴りつける技。

  • おでん一刀流 猫笑衝突(ネコニコバーン)

月の獅子に変身した後、右腕を振るい爪で相手を切り裂く。

作中ではペロスペローの飴でできた義手の右腕と斧を粉砕し、戦闘不能に追い込んだ。

技名の由来はそのまま「猫に小判」から。

アニメでは小判が舞い散ったような演出がなされた。

経歴じゃ

過去

かつてイヌアラシとは大親友の仲だった。

幼少期、まだ世間知らずだった二人はモコモ公国とかつて同盟関係だった光月家に会おうと、無謀にも子供二人だけで小舟に乗り、ワノ国を目指して外界へと旅立つ。当然、航海術も(ましてや“新世界”の海の知識も)持ち合わせていなかった二人の船は直様難波してしまうが、奇跡的にも目的地であるワノ国の九里ヶ浜に打ち上げられる。

ミンク族など見たことがなかった九里のゴロツキたちは、先に二人を発見したカッパ(魚人)の河松共々磔にし、3名をいたぶってからかいはじめる。そこへ偶然にも漁をしていた九里大名・光月おでんが通りすがり、その姿を理由に相手を蔑むゴロツキたちに制裁を加えて説き伏せ、ネコマムシたちを保護した。彼の城でしばし各々の身の上を語ったネコマムシたちは、帰る場所もなかったために以降はおでんを頼り、そのまま家臣団に加わった。

後におでんは、海外からやってきた海賊白ひげ”ことエドワード・ニューゲート率いる「白ひげ海賊団」と出会い、海外への憧れから彼の船に乗って航海の旅に出ることを目論む。結果、無理矢理船に乗り込もうとしたおでんとそれを止めようとしたイゾウ、そしておでんの行動を先読みして白ひげの船に密航していたイヌアラシとネコマムシの4名は、そのまま数年間、ワノ国を離れることになる。

後に、「古代文字を解読できる能力」に目を付けたゴール・D・ロジャーから誘いを受けたおでんは、航海中に夫婦となったトキや二人の子供たちであるモモの助日和と共にロジャー海賊団に加わり、イヌアラシ・ネコマムシもやはり密航しておでん一家についていった。このときイゾウは白ひげ一味への愛着もありそのまま船に残り、一年後の再会を約束した。

ロジャーたちの“最後の島”上陸の1年程前、『ロード歴史の本文(ポーネグリフ)』を解読するために奇しくもワノ国へ向かう一行だったが、この際トキが長旅の疲れと緊張の糸が切れたことで体調を崩して寝込んでしまう。病状の心配から、彼女たち妻子はここで船を下りることを決め、イヌアラシとネコマムシも、妻子の警護や仲間の家臣団への説明のためにこれに連れ添った。おでんも当初は共に船を下りることを考えていたが、その旅の目的でもあった「海外と光月家の繋がり」の答えが今一歩のところまで迫っていることや、トキからの強い後押しもあり、彼のみ故郷の土を踏むことなく、他の船員が石碑の文字を写し終えるとそのままワノ国を出航した。

また、このときネコマムシたちはロジャーたちに自身らの故郷モコモ公国に宛てた手紙を託しており、結果的に当時の国主である ひつギスカン公爵からの信用を受け、石碑の眠るくじらの森への案内を受けることができた。

25年前、最後の島への上陸を果たしたおでんはようやくワノ国に帰国。

おでんが長年不在であった間、新たにワノ国の将軍(国長)となった黒炭オロチと、それに結託した“百獣のカイドウ”率いる百獣海賊団による悪政で国は衰退の一途を辿っていた。オロチの掲げたとある約束から、一度は怒りを鞘を収め、彼の言いつけ通り5年間裸踊りに徹したおでんであったが、その5年後、とうとう彼の討伐を決意。ネコマムシたちも『赤鞘九人男』として従軍した。しかし、その道中の「兎丼(うどん)」にて待ち構えていたカイドウとその部下1000人の前に善戦むなしく敗北。この三日後、花の都においておでん一行の公開処刑が決定付けられる。

おでんの計らいにより、なんとか処刑を免れたネコマムシたち家臣団は、主君の妻子だけでも救わんとおでん城を目指す。しかし、主君を守れなかったことが原因なのか、ネコマムシはこれまで大親友だったイヌアラシと激しい口論となり、大喧嘩を始めてしまう。このせいで、カイドウとオロチが差し向けた追手の攻撃を咄嗟に避けきれず、二人は打ち倒されていった。

その後、瀕死の状態でゾウに戻ってきたネコマムシたちだったが、とうとうイヌアラシと絶交。以降は、互いに顔を合わせるだけで殺し合いをするようになり、イヌアラシと会わないようにネコマムシは部下の“侠客隊(ガーディアンズ)”共々18時~翌朝6時の間だけ活動するようになり、くじらの森の守護者として森のミンクたちを治めていた。

ゾウ編

ワノ国の忍者雷ぞうを探していたジャックの襲撃時も部下を率いて夜間の戦闘を主導しジャックを苦しめたが、毒ガス兵器の攻撃を受けて拷問で左腕を切断された。しかしジャックがJOKER救出のために撤退し、その後ゾウにやってきたサンジ一行に発見・保護され、船医のチョッパーの治療を受けて一命を取り留める。

後にサンジたちと合流した麦わらの一味と同行していた錦えもん、カン十郎、そしておでんの息子・モモの助と再会する。モモの助の涙ながらの懇願を経て20年間不仲であったイヌアラシとも和解し、共にミンク族を率い、麦わらの一味やハートの海賊団、ワノ国一行と「忍者海賊ミンク侍同盟」を結び、四皇・カイドウの討伐とワノ国解放のために共闘することとなる。その盟約に基づく計画に従い、ネコマムシは行方不明となっている元白ひげ海賊団一番隊隊長“不死鳥マルコ”を捜索すべく、侠客隊の精鋭を従えてゾウを後にした。

ワノ国編

開幕前

白ひげの故郷であるスフィンクスという村で医者として生活していたマルコと再会したネコマムシは、同じ海賊団として冒険した当時を懐かしみながらしばしの談話を交わし、白ひげが横死したマリンフォード頂上戦争後のマルコたちの動向を知らされる。マルコたちが先の戦争で白ひげを直接的に殺害した黒ひげ海賊団との落とし前戦争で敗走し、イゾウ含む他の船員たちとも散り散りになってしまったことが伝えられた。また現在も、白ひげの故郷であるこのスフィンクスに、自称“白ひげの息子”エドワード・ウィーブルが財産を求めて向かっているため、この場を離れられないとも説明された。

こうした事情を踏まえた上でネコマムシは、お互いにそれぞれの接点を持つルフィが、光月家と共にカイドウを討つため動き出したことを伝え、協力を志願。マルコ自身も同じ船員だった光月おでんの無念を晴らすことにも、亡き兄弟分であるエースの弟を助けることにも賛同するが、上述の事情もあって同行することを断念し、代わりに「遅れるが必ず行く」と伝言を託した。

第三幕

決戦当日である火祭りの夜、ネコマムシとマルコは偶然にも同じタイミングでワノ国に到着。先に敵の本拠地である鬼ヶ島に向かっているイヌアラシたちとの通信で現在の戦況と錦えもんの作戦を伝えられたネコマムシは、イゾウと共にマルコに運んでもらい、島の裏門前に着陸する(マルコはその後、海で発見した怪しい影を止めるべくそのまま飛び去っていった)。20年振りに集結した赤鞘の同心たちとの再会を喜びあったのも束の間、内通者であったカン十郎改め“黒炭カン十郎”が、百獣海賊団の軍勢と自ら能力で生み出した首なし武者2体と共に一行の前に立ちはだかる。

モモの助が宴会場のメインステージで磔にされ処刑目前であると煽り立てられるも、赤鞘たちは飽くまでも冷静に眼前の敵軍と対峙し、戦いを挑んだ。

(なお、このときネコマムシは欠損した左腕に銃、イヌアラシは左脚にサーベルを装着した二刀流と、それぞれ新たな武器を披露しており、互いに「いいな」「ええにゃあ」と褒め合っていた)

遂に始まった決戦では屋上に赴き、イヌアラシと共に月の獅子になってモコモ公国を滅ぼしたジャックに雪辱を果たす。続けて始まったカイドウとの戦いでは、月の獅子の状態による自身の引っ掻き技で立ち回るも、カイドウに致命傷は与えられずに敗北。遅れて屋上に駆けつけたルフィたちにカイドウの相手を託し、ローの能力で城内に避難させられる。

その後、何者かの手当てを受けたことで僅かながら回復し、戦線への復帰を決意。自身はシシリアンからペドロの死と仇の存在を聞かされたことでライブフロアに向かい、ペドロの死の遠因である仇のシャーロット・ペロスペローを襲撃。ドーム入口までふっ飛ばした後は月の獅子になり交戦を開始。一度は月が隠れてしまうも、屋上で戦っていたルフィとカイドウによって天が割れ、月が復活。再び月の獅子になり、猫笑衝突でペロスペローを撃破した。

ワノ国決戦後は、モモの助を守るために王位をキャロットに譲り、イヌアラシと共にワノ国に残った。

余談じゃきに

名前の由来は、アニメ版でブルックの声を担当するチョー氏の妻・チョー子女史の作曲した楽曲『ねこまむしの旦那に会いに行こう』であると作者が公言している。これはチョー夫妻にとっても嬉しかったようで、814話「“ネコマムシの旦那に会いに行こう”」の掲載された少年ジャンプを大量に購入したりタイトルにもなった81巻を複数買ったりしている

また、「ラザニアが好物」という設定はアメリカの漫画『ガーフィールド』が由来とおもわれる。

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