「母ーたん母ーたん おで!!! “白しげ”のむすこだよな!! しげ 白いし!!!」
※この記事は単行本未収録のネタバレ情報を含みます。 |
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プロフィール
本名 | エドワード・ウィーブル |
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CV | 塩屋浩三 |
肩書き | 元王下七武海 |
自称 | 白ひげJr |
懸賞金 | 元4億8000万ベリー→ |
出身地 | 偉大なる航路 |
年齢 | 35歳 |
誕生日 | 12月10日(エドワード(10)・ウィーブ(12)ル) |
身長 | 680cm |
星座 | いて座 |
血液型 | S型 |
好物 | 母ーたんのキャビアおにぎり |
一人称 | おで |
家族 | エドワード・ニューゲート(父)、ミス・バッキン(母)(真偽不明) |
武器 | 薙刀 |
覇気 | 武装色、見聞色 |
初登場 | 単行本80巻 第802話『ゾウ』 |
概要
元「王下七武海」の一人で、頂上戦争後に加入した。自称“白ひげJr.”。
自称“白ひげの愛人”であるミス・バッキンを母に持つ。
人物
一人称は「おで」。母親のミス・バッキンを「母ーたん」と呼び、「白ひげ」の事は「父ーたん」と呼んでいる。また、呂律が悪く、ハ行の発音が出来ない為、代わりにサ行の発音で喋っている(例:白ひげ→白しげ)。
白ひげを凌ぐ程の巨漢であり、体の一部にツギハギの様な傷跡を持つ。
母に吹き込まれてしまった為に、自分を“白ひげ”の実の息子と思い込んでいる。一応は白ひげと同様に白い三日月型の特徴的なひげではあるものの、外見的に白ひげに似た部分は殆ど無く、また頭もあまり良くない為に白ひげ海賊団の残党達からは白ひげの息子と認められてはいない(但し、厄介な事に肌色・髪色や体躯、腕の太さ等は少し似ている為、血の繋がった息子とまではいかずとも、遠縁等の可能性は否めない)。
かなり短気な性分なようで、口論になれば自分から殴り掛かる事もしばしばあるらしい。
また、ウィーブル自身は『父』と言い聞かされている白ひげの事を慕っているようで、父親の白ひげを殺害した“黒しげ”を「ぶっころしてやるんだど!!」と熱い涙を流してその決意を母に語る程度には仇を取る事を望んでいる。
戦闘能力
武器は白ひげと同様に薙刀を扱い、またその実力は黄猿から強さだけなら若い頃の白ひげの様だと評されており、実際に大規模な戦闘で町ごと吹き飛ばして、民間人にも甚大な被害を及ぼす程である(この為、海軍の一部の兵からは「“七武海”とてこれに目をつぶっていていいものか…」と疑問視されている)。
経歴
頂上戦争後に王下七武海に加盟した(加盟の理由などは今の所不明)。
本人は白ひげの仇である黒ひげへの仇討ちを望んでいるが、王下七武海に加盟した後は(白ひげの莫大な遺産目を狙う)母であるミス・バッキンに誘導されて、マルコを始めとする白ひげ海賊団の残党達を探し出そうとしており、その最中にA・O海賊団を始め16人の船長を討ち取っている。
第2部 最後の海・新世界編
ドレスローザ篇
A・O海賊団を町ごと全滅させた後、ドフラミンゴがルフィに討たれた報を新聞を通じて知り、マルコ達の居場所を知っているかもしれないルフィに興味を抱き、命を狙う。
尚、白ひげが財産の殆どを故郷であるスフィンクスの存続に使っていた事については知らない(もしくは耳を貸そうとしていない)模様。
世界会議篇
聖地マリージョアで行われた世界会議にて、王下七武海制度の撤廃が決定。味方であるはずの海兵達に取り囲まれ動揺したが、母から「やっちまっていいよ!!」と指示されるや否や、すぐに全員を殺す決意を固めた。
ミス・バッキン
(3コマ目の老婆)
「そいで アタシは!! “白ひげ”が愛した女っ!!」
「しっかりおし!! この『アタシの宝物』!!!」
ウィーブルの母親で、「白ひげの愛人」を自称する旧海賊。
白ひげ海賊団を「ただの家族ごっご」と言い放ち、白ひげが残したハズの“莫大な遺産”の正統な相続人は、実子であるウィーブルだと主張する。
マルコによると、40年近く前に白ひげと同じ船に乗っていたらしい。同時期に白ひげがロックス・D・ジーベック率いるロックス海賊団に所属していた事から、彼女もまたロックス海賊団のメンバーだった可能性が示唆されている。
見た目は成金趣味のような派手な格好の小柄な老婆と言った感じだが、旧海賊だけあってそれなりに修羅場は潜っていたらしく、王下七武海の制度が撤廃され海軍に取り囲まれても、大して動じてはおらず、逆に動揺していたウィーブルに「やっちまっていいよ!!」と啖呵を切っている。
プロフィール
本名 | バッキン |
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自称 | 白ひげの愛人 |
年齢 | 76歳 |
身長 | 68cm |
誕生日 | 4月12日 |
血液型 | S型 |
好物 | アボカド、アイスクリーム |
CV | 鈴木れい子 |
余談
- 登場と困惑
七武海への加入時期や他の候補の経歴との兼ね合いから、劇場版第12作目『ONEPIECE FILM Z』で語られた、ゼファーの教え子を(2人を残して)皆殺しにした上で彼の右腕を斬り落とした犯人かつ、その犯行ののち七武海に加入したという海賊である可能性が高い(但し、後述するように『Z』は原作漫画とは直接繋がらない、パラレルワールドでのエピソードである可能性に注意)。
新世界編が開始してローやバギー等、新たな七武海のメンバーが明らかになっていく中、読者は未だ紹介されていない最後にして『Z』でもその強さの片鱗が語られた七武海のメンバーの登場に大きく期待していた……が、いざウィーブルが登場すると自称・白ひげの息子と言う経歴や、不細工な容姿とおつむの悪さ等から落胆した声が多かった。
しかし、単行本83巻の質問コーナーSBSにて「ウィーブルが白ひげの息子はない」という投稿がされると、原作者の尾田栄一郎氏は「キミの意見、僕の思うツボです」とコメントしている。
加えて、「偉大なる座談会(グランド・トークショー)」(東京ワンピースタワー2017年8月23日開催)では、担当編集者・杉田卓氏(ドレスローザ後半~ゾウ編担当)が、このキャラについて尾田氏から「『ウィーブルは「イケメン出しますよ!」って予告されていたキャラ」だと明かしており、「エドワード・ウィーブルがイケメンで格好良いと分かるエピソードが出てくる」とのこと。
登場が最低なまでに不評である事は、尾田氏の想定した感想である事と、この不評を覆し得るエピソードの予定がある事が判明しており、今後の活躍が期待される。
尚、前述の映画の犯人と同一人物の場合、白ひげがまだ健在であった9年前には既に海賊として活動しており、何らかの悪魔の実の能力を有していることになる。
但し、同作は原作者自らが制作に携わっているとは言え、原作の物語とは展開に矛盾が生じている為、ホールケーキアイランド編終了時点では、パラレルワールドでのエピソードだと見なさざるを得ない(原作では魚人島→新世界海上→パンクハザード→ドレスローザ→ゾウ→ホールケーキアイランド……まで切れ目なく物語が続いており、『Z』のエピソードが展開されるような余裕がない)。
その為、今後映画との関わりや詳細が原作中で明かされるのかは不明である。
ただ、一応同作の詳細な時間設定は劇中で明らかにされていないので、「原作がまだここまで至っていない」と言う可能性もゼロではない。
実際、原作本編においてはホールケーキアイランド編終了時点でも、麦わらの一味がまだクザンと直接再会していない、懸賞金等の細かい設定を除けば、現状は『Z』の物語の前だとしてもそこまで大きな矛盾は生じない。
更に、原作では現状七武海に欠員が生じており、仮にウィーブルが『Z』での事件の犯人でなかったとしても、その犯人が今後七武海に迎えられると言う事も考えられなくはない。
……が、956話で七武海制度自体が撤廃されてしまった為、今後ウィーブルと『Z』の関係についてどうなるのかは分からなくなっている。
- 声優
関連イラスト
関連タグ
ONE PIECE 海賊 王下七武海
エドワード・ニューゲート 白ひげ海賊団 ロックス海賊団
コビー、ヘルメッポ、ハンニャバル:何れも序盤の低い評価を一変させたキャラクター達で、上記の「ウィーブルはイケメン出しますよ!」発言から、「彼等に近い言動を見せるのでは?」と推測される。