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概要編集

宝のために残虐の限りを尽くし、世界のどこかに莫大な財宝を隠したといわれる伝説の海賊。現在は故人。


最期はその強欲が祟り、宝を独り占めしたせいで部下の反感を買い刺殺された。そのため遺体には刺し傷によるいくつもの穴が空いている。

当初判明していたのはこのくらいだったが、新世界編ではあの白ひげシキビッグ・マムなどと同時期にロックス海賊団の一員として所属していた事が明かされており、在りし日の彼は世界にその名が轟く大海賊だったようだ(まあ、バギーのように「カリスマはあるが当人の実力はそこまででもない」可能性もあるのだが……)。


プロフィール編集

通称キャプテン・ジョン
所属ロックス海賊団船員(生前)→スリラーバーク海賊団将軍ゾンビ(没後)
所属船スリラーバーク
初登場単行本47巻 第450話『将軍ゾンビnight』(生前の姿としての登場は第1096話『くまちー』)
CV岡本寛志 (ゾンビ)

 

ゾンビ編集

経緯は不明だがゲッコー・モリアが遺体を入手し、カゲカゲの実能力将軍ゾンビとして復活させた。

しかしの持ち主がアル中だったらしく、しょっちゅう酒を飲んでいる(飲んだそばから腹の穴から溢れてしまうので汲み直している)。ルフィ達との対決中でも構わず飲んでいたので、アブサロムからは「天下にあまねし生前の悪名が泣くぞ」と唾棄されていた。……が、1096話にて生前の本人もゾンビ同様酒をらっぱ飲みし、笑い方が「フヘヘ」であることが判明した。

 

将軍ゾンビだけに当時の麦わらの一味と渡り合えるだけの強さはあったが、オーズに叩き潰されて悶絶してるうちにモリアに影を抜かれたことで遺体に戻った。

その後どうなったのかは不明だが、ローリング海賊団や被害者の会の面々辺りがスリラーバークに埋葬してくれたのかもしれない。


ちなみに生前のジョンはに無精髭を生やしながらも結構ハンサムな顔立ちだったのに対して、ゾンビは顔のシワが目立ったり顎がものすごくしゃくれていたりする。病気か老齢でミイラのように骨と皮が浮き出るような痩身になったのか、単に遺体が劣化したのかは不明。


財宝に関して編集

兼ねてからバギーはこのジョンがどこかの島に隠したという財宝を探しまくっており、様々な島を探索していたが、間違えてトンネル工事の現場に入り込んでしまったり、海軍基地に入ってしまったりと見つからずじまい。しかも海軍基地に海賊がやって来たということで逮捕され、インペルダウン行きとなった。


スリラーバーク戦後、ルフィは彼の財宝の手がかりとなるガラスの腕輪トレジャーマークを入手。お宝には目がないナミでさえ、ただのガラスの腕輪だと思い込んで「宝石じゃないからあげる」と即答している。

ちなみにバギーはこの腕輪がトレジャーマークであることを知っており、インペルダウンでルフィと再会した際うっかり口を滑らせているが、それを知っても「エースを奪還する方が大事だから」と即決で渡している。


余談編集

ゾンビのジョンに関してだが、ゾンビの人格は入れた影の持ち主に依存する。という事は、モリアが入れた影自体も酒を呷り、「フヘヘ」という笑い方をする影だったという事になる。酒はともかく、笑い方が個々人で異なることが多い『ワンピース』において、赤の他人と笑い方が同じというのは非常に珍しい。

あるいは彼女の身に起きたことのように、肉体の方に影が引っ張られた可能性もあるのだろうか。


関連タグ編集

ONEPIECE アブサロム ロックス海賊団 ロックス・D・ジーベック

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