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※この記事は単行本未収録のネタバレ情報を含みます。

概要

金獅子海賊団大親分で、超人系悪魔の実「フワフワの実」の能力者。
モヒカンのように頭に突き刺さっている舵輪、両足に義足として着けている刀、「ジハハハハ」という笑い方が特徴。
かつて海賊王ロジャー白ひげとしのぎを削った伝説の大海賊であり、全盛期には大規模な海賊艦隊を率いており海賊艦隊提督とも呼ばれた。
『ONE PIECE novel A』によると、ロジャーや白ひげの他にビッグ・マムとも新世界の覇権を争っており、彼ら4人は当時の四皇のような存在とされていたという。

元々は劇場版第10作目『ONEPIECE FILM STRONG WORLD』にてメインの悪役という立ち位置だったが、実は作者尾田栄一郎が原作に登場させる予定だったキャラクター。
そのため原作漫画でも『インペルダウンから史上唯一脱獄した"空飛ぶ海賊"』として名前が登場している。
映画公開に際し書き下ろされた0巻でシキの過去が描かれた他、本編でも再三「大物海賊」として名前が登場しており、ゲスト出演にとどまっている他の映画オリジナルキャラクターとは一線を画する。
 
なお『STRONG WORLD』の世界観は前後含めた他の映画作品と大きく異なる点があり、それは作者自身が脚本を勤めたこと。映画の時間軸がスリラーバークシャボンディ諸島の間にあることも明白であり、シキは半分原作の登場キャラクターといっても差し支えはなかろう。

プロフィール

本名シキ
異名金獅子のシキ
懸賞金不明
所属ロックス海賊団船員→金獅子海賊団大親分
能力フワフワの実(超人系)
出身地不明
CV竹中直人


人物

豪胆にして狡猾、冷酷かつ残忍、そして強欲とまさに海賊らしい性分を兼ね備えており、自分に刃向かう者や重要な仕事をしくじった部下は容赦なく処刑、海賊の本分は「支配」であると豪語する程。
とはいえ新世界に名を轟かせる海賊たちを束ねるだけに海賊艦隊の提督としての器は相当なもので、部下のDr.インディゴとミニコントのようなギャグを行ったりするなど陽気なノリの良さも持つ。
そして極めて用意周到な部分もあり、センゴクガープの両名も「平穏を求めるような奴ではないが、すぐに仕掛けてくる事はない」と評しつつ強く警戒するほど。
実際、自身の作戦のためなら「よかろう、計画発動は20年後だ」とそれほどの時間を準備に費やすことすら躊躇わなかった。
さらにシキは能力の性質上天候の変化に弱く、海賊団の強化も兼ねて天候に詳しい学者などのヘッドハンティングを大事にしており、そのためなら拉致監禁も辞さない。

自らとは真逆に「自由」を愛するロジャーとは、その思想の違いから若い頃から何度も対立してきた。
その一方で誰よりもロジャーのことを認めており、ロジャーが海軍に捕まったという話を聞いた際には、その事を報告した部下を銃で撃ってしまう程に激情に駆られ、自分の手でロジャーを処刑するべく海軍本部を急襲したほど。
東の海を滅ぼすことを目標の第一歩とするが、その理由はロジャーが「最弱の海」で処刑されたことであり、つまりはシキ本人のロジャーへのこだわりの裏返しだったのである。

戦闘能力

金獅子のシキ


悪魔の実フワフワの実
解説自身及び自身の触れた物(ただし生物は除く)を宙に浮かせる事が出来る
種類超人系

自身が触れた物を自由自在に浮かばせる「浮遊人間」
自分も自在に空中を動くことが可能で、自身の触れたものならば操ることができる。

能力の覚醒の段階に達しているのかについては不明だが、その力はシキ自身の実力を表すかの如く、例え島だろうと海だろうと空中に丸ごと浮かし操ることもできてしまい、能力の範囲も何十~何百マイルにも及んでいる。
自分以外の生物を直接浮かせる事は出来ないという制限を持つが、彼の場合は船や地面といった広範囲の足場を操作する事で、事実上諸共に浮かせる事が可能。

また地面や雪を獅子の形に変えて、相手に襲いかからせて飲み込むなど、能力も極めて高い応用力が利いている。
全能力者の弱点である海水すらも意のままに操れる事は彼にとって非常に強みとなっており、ルフィと戦った時も、彼を海水で閉じ込め溺死寸前まで追い詰めた。

ちなみに自身の島船も空中を移動させている。
海軍本部を急襲した際には、軍艦を10艦以上浮かして落とすという、「警告」をやってのけている。

しかし、強者である能力者は使い手が力量や技術などに伴って多くの使用幅を広げて鍛え上げた事により、能力もより強力なものに昇華されている事が殆ど。事実、能力の使用は能力者の力でできる範囲に限られるため、それを超えるようなより力の大きい技を使用するにはそれをコントロールできるだけの力が必要になる。つまり、シキ自身が相当な実力者であったからこそ、フワフワの能力もより強力になったと言える。
さらに空中に浮かぶ以上、サイクロンなどの強風や雷をともなう悪天候には諸に影響が出るため弱い一面がある。

基礎戦闘力

元々はロジャー・ガープらと渡り合う程の実績を持っていた実力者だが、ルフィと交戦した作中のシキは老年の訪れや両足の喪失、妄執による冷静さの欠如など、弱体化の原因となる沢山の要素が複雑に組み合わさることによって、全盛期から大きく衰えている

しかしそれでも実力は圧倒的で、拳一つでルフィが複数の島々を次々と突き破りながら凄まじい速度で遠方へ吹き飛んでいく程威力は凄まじい(しかし、ゴムのルフィにダメージが一切入っていないことを踏まえると、覇気については未使用であったと言える)。
また、フワフワの能力と自身の速度を併用して活かした圧倒的な速度による空中戦を繰り広げている。

武器として名刀「桜十」と「木枯し」を扱う。
インペルダウンからの脱獄の際、両足を失ったため、それ以降は足に桜十と木枯しを義足代わりにはめており、足を使って飛ぶ斬撃を乱発することができる。シキが繰り出すその斬撃の威力は、海すら斬ってしまう程強烈な一撃となる。

  • 獅子威し“地巻き”(ししおどし“ちまき” )

地面を複数の獅子の形に変えて、土中に閉じ込める技。

  • 獅子威し“御所地巻き”(ししおどし“ごしょちまき“)
雪を複数の獅子の形に変えて、相手に襲いかかる技。

  • 斬波(ざんぱ)
足の刀から飛ぶ斬撃を放ち、斬り取ったものを操る技。
その一発の斬撃の威力としては、海を真っ二つにする程強力。

  • 獅子・千切谷(しし・せんじんだに)
「斬波」の乱れ撃ち。
乱発させた飛ぶ斬撃は、海を完全な水滴に分解してしまう程の猛烈な威力を発揮する。

活躍

(時間軸は新世界篇準拠)

かつてはロックス海賊団の船員で、壊滅後に独立したと思われる。

若い頃からロジャー白ひげと何度もしのぎを削り、ビッグ・マムと合わせて、当時の四皇のように新世界の覇権を争っていた。

今から27年前、海賊艦隊を率いて一船のみのロジャーに対し、(脅しをかける形で)彼が在処を知る世界を滅ぼす兵器と自身の兵力・計画があれば世界を支配できると持ち掛けるも、自由を愛するロジャーには断られる。
交渉決裂により、ロジャー海賊団と戦いになるも、突然の悪天候とシキに抜けた舵輪が頭に刺さり抜けなくなるという不慮の事故の結果、痛み分けとなり戦いは終わった。
後にエッド・ウォーの海戦と呼ばれる戦いである。

25年前、ロジャーは世界一周を成し遂げ、海賊王と呼ばれるようになるも、ロジャー海賊団は姿を消した。
そして24年前、ロジャーが海軍に捕まったと聞いたシキは激高。
自分が認めた男が海軍に捕まったという不甲斐ない事態に怒り、彼を殺すべく激情のままに単身海軍本部に乗り込むが、シキを止めようとするセンゴクガープと戦闘になり、マリンフォードを半壊させるほどの激闘の末に敗北、インペルダウンに投獄された。

ロジャー処刑後、インペルダウンの囚人達もまた大海賊時代とワンピースの存在に歓喜するが、シキは「宝目当てのミーハー共がのさばったって邪魔なだけだ」「本物の海賊の怖さを見せてやる」という怒りを静かに抱えていた。
投獄から2年後、海楼石の足枷に繋がれていた両足を切り落として脱獄成功“史上初のインペルダウン脱獄者”という悪名を加えて海賊に復帰した。
脱獄後は、全世界を支配する野望のため表舞台から姿を消し、固有生物が多く存在する偉大なる航路の島メルヴィユに潜伏。

メルヴィユでは、同島に生息する固有の生物達を凶暴化させる研究を部下のDr.インディゴに行わせ、その期間に必要な20年間、自らの野望を実行する準備を着々と進めていた。また、時期は不明だが、自身の能力でメルヴィユを周囲のごと持ち上げてに浮かせ、外海から隔離した。

次の活躍は2年前、生物達の凶暴化が完了したため、全世界支配の足がかりとして東の海を壊滅させて支配下に置くべく、再び表舞台に現れた。その活動の過程で麦わらの一味と遭遇し、優秀な航海術を持つナミを気に入り誘拐。

これにより一味と対峙する事になり、メルヴィユで戦いが始まった。
戦いの中では伝説の海賊と呼ばれるに相応しい圧倒的な力を見せつけて一時は一味を圧倒した。
しかし、誘拐したナミの策略によりメルヴィユが大嵐の中に突っ込んでしまったため思うような力が出せなくなり、そこにウソップと連携し、雷をまとったルフィの繰り出したゴムゴムの巨人の雷斧(ギガントトールアックス)を喰らい敗北した(ルフィに雷=電気が効かないことに気付かず、油断も重なった)。
倒される最期の瞬間、ロジャーと同じ「最弱の海」の男に再び敗れることを思い浮かべながら…。

倒された後、シキは自身の能力で浮かせていたメルヴィユごと海に墜落していった。その後、海軍兵士が「シキを捕らえろ」と動いていたが、明確に捕まった描写はない。

余談

声優

シキを演じた竹中直人とトニートニー・チョッパー役の大谷育江は『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』でも共演している。
また、竹中直人は後に『GOLD』、『STAMPEDE』にもゲスト出演している。

インペルダウンの脱獄

表面上はインペルダウン初の脱獄者と言われているが、実はその100年以上前に人知れず脱獄に成功していた「穴掘りの能力者」がいたとか…。
なので正確には力技で堂々と脱獄に成功したという意味でシキが史上初というわけである。

「勝敗=強さ」ではない

何故ルフィはシキに勝てたかについてだが、当時のシキは20年もの間姿を消して戦闘から退いており、老年ゆえに力も衰えて大きく弱体化していた。これは白ひげやゼファーなどにも言え、ゼファーは心肺機能を補うための薬物吸入を要し、白ひげは療養中であった。それに加え、シキの場合は能力の弱点を突かれてしまうという不利な条件が重なってしまったことが最大の原因と考えられる。
その一方で、シキの慢心と油断かつてはロジャーや白ひげと対等に戦ったほどの大海賊でありながら劇中では覇気を使用していないことが多く、麦わらの一味を直接仕留める機会が2度もありながらナミの確保や精神的な屈服を優先して結果的に見逃したり、最後の戦いでもルフィの身に雷が落ちたことで勝手に勝利を確信して隙を作るなど、シキ自身の油断も致命的な要因であったと言える。
特に2度目については一味の命や東の海に手を出さないことを交換条件にナミを捕らえておきながら後で実質的に反故にしており、完全にシキの慢心だった。
そしてルフィに電気が効かないことを知らなかったことを踏まえても、「見聞色の覇気」の使用を怠っていなければ見落とすことはなかったはず。

結果として、クロコダイルも同様にどんな猛者であろうと強さの弱体化は然り、さらに油断したりして、相手に弱点をつかれてしまえば強さ無関係に倒されてしまう。つまり、強さだけでなく他の要素も複雑に絡んでくるため、作者が79巻のSBSで公言している通り、どんな戦いも勝負の行方は分からないということだ。実際にモネもルフィに対して「戦闘力と勝敗は別物でしょ」と語っている。

海賊艦隊提督

全盛期には海賊艦隊提督の異名でも知られており、逮捕された際の新聞には海賊艦隊提督でニュースになっている。規模こそ違うものの、東の海の海賊クリークも同じ海賊艦隊提督の異名を持っていた。

ファンサービス?

本編では存在を示唆されるだけのシキだが、若かりし頃の黒炭オロチの前に現れた黒炭ひぐらしのマネマネの実の能力で再現された顔の一つに特徴的な眉をした長髪の男性の顔が登場している。この男性の眉の形はシキそっくりで、「若い頃のシキでは?」と考察するファンも存在する。

関連タグ

ONEPIECE STRONG WORLD 

0世代
ゴール・D・ロジャー エドワード・ニューゲート

センゴク(ONEPIECE) モンキー・D・ガープ

劇場版
シキゼファー

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