Dr.インディゴ
どくたーいんでぃご
伝説の海賊"金獅子のシキ”率いる金獅子海賊団に所属する科学者で、ゴリラのスカーレット隊長と共にシキに側近として仕えている。ピエロのような姿の男である。
笑い声は「ピーロピロピロ」。
25年前からほぼ姿が変わっていないため、実は結構なオッサン。
劇場版第10作目『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』のために作者尾田栄一郎が考案したキャラクターである。
原作0話にも登場しており、シキと共に半原作キャラクターといえる(スカーレット隊長は一切原作に登場していないため完全オリジナルか)。
ケミカルジャグリング
爆発する薬品で生成された爆弾をジャグリングのように広げ、手のひらから投球マシンのように射出する。その弾速は意外にも速く、2年前のゾロをして『受けきれねぇ』と零すほど。また複数の薬品をまとめて束にして巨大な爆薬の塊にして投げつけるパターンもある、
仕込み杖を武器にして戦う一面もある。
基本的には姿通り陽気な性格で、シキやスカーレット隊長のボケに対するツッコミ役でもあり、映画本編だけでも5回(内最後の2回は続けて)はツッコんでる。
- スカーレット 「ハッ!ハッ!ハッ!」 シキ 「お!お母さん?」 インディゴ 「ゴリラだろどう見ても!」
- シキ 「お!パーマ?」 インディゴ 「雨雲だろどう見ても!」
- シキ 「え?ギター?」 インディゴ 「鳥だろどう見ても!」
- スカーレット 「ウッホホホホホホッ!ウホ!」 インディゴ 「え?『この女をオレにくれ』って?」 スカーレット 「ウホ。」 インディゴ 「話外れ過ぎだよこのエロゴリラ!!」
- シキ 「驚いた!おばあちゃんかと思った!」 インディゴ 「どんだけゴリラ顔だよてめぇの血統は!!」
歩くたびに放屁のような足音が響くのが特徴的で、シキからは呆れられている。劇中でも明言されていないが、おそらく靴にブーブークッションでも仕込んでいるのだろうが、目的は不明。
また、パントマイムでシキ達に情報提供をするも通じないことがほとんどで、通じた時は画面一面を丸ごと使って歓喜の絶叫を上げた。
例:シキ 「何が言いてぇんだ!」 インディゴ 「そういえばお見せしたいものが…」 シキ 「喋るんかい!!」
愉快なキャラとしての一面が強く描かれるが、いざという時には冷酷な悪の科学者としての一面を見せる。
0話
物語上での最初の活躍は今から25年前、船長のシキが手を組むことを断られた事をきっかけにロジャー海賊団との間に発生したエッド・ウォーの海戦に参加した。
その後(22年前)、両足を切り落として海底監獄インペルダウンから脱獄した船長のシキと合流し、薬物による動植物覚醒をシキに提案し、シキの再起計画に参加した。
インディゴの声を担当した中尾氏は東の海編のオリジナルエピソード「千年龍編」で「鎌鼬のエリック」という賞金稼ぎを演じており、後に同作でインディゴと同様のマッドサイエンティストを演じることとなる。