モーリー(ONEPIECE)
もーりー
「やだもー どこ見てんのよー!!」
恰幅の良い体格に口周りや顎にヒゲを蓄えている威圧的な風貌だが、その言動はまるで女子高生をおもわせるオカマ口調という、強烈なギャップの持ち主。
衣装は上半身は半裸、下半身は赤いチェック柄のミニスカートにルーズソックス、ローファーという出で立ち。スカートの中を覗かれることを嫌っており、敵から指摘されたりリンドバーグの起こした突風で翻った際には咄嗟に手で隠すなど恥じらう姿を見せている。でも乳首は丸出しなんですが…。
頭にはサボや他の軍隊長らと共通し、ゴーグル付きの帽子(彼の場合は深緑色のソフト帽)を着用している。また、背中にはジェットパックのようなものを背負っているが、これで飛行が出来るのかどうかは今のところ不明。
ちなみに巨人族としては最小クラスに小柄な人物だったりする(巨人族の最低身長は12m)。
一人称は「アタシ」。笑い方は「フハハハハハハハ」。
口調に反してその声は桃ひげ曰く「いいオッサンの声」であり、実際にアニメ版でも低音ボイスに定評がある人が起用されている。
偉大なる航路(グランドライン)ルルシア王国の港町にて、黒ひげ海賊団傘下の海賊“桃ひげ”による襲撃の際に能力で敵の足場を崩し、ベティ、カラス、リンドバーグと共に立ち上がった街の人々に勝機を与えた。
世界会議では、天竜人への宣戦布告と同胞バーソロミュー・くまの解放のためサボ、カラス、リンドバーグと共にマリージョアに潜入する。
単行本91巻SBSにてモーリーの過去と能力が明らかとなった。
かつては凶悪な海賊で、100年以上前に海底監獄インペルダウンに収監されるも、自身の能力で穴を掘り人知れず脱獄。その時にできた空間にイワンコフがニューカマーランドを建国した。つまり、イワンコフが言っていた「穴掘りの能力者」とはモーリーのことである。
その後、とある事件に巻き込まれ、最近革命軍に入隊した。
ちなみに、オカマの性質上イワンコフとは意気投合したようだが、イワンコフはモーリーがインペルダウンの「穴掘りの能力者」であったことはまだ知らない。
また、モーリーが100年以上前に脱獄したと考えると、インペルダウンの歴史上最初に脱獄したとされる金獅子よりも遥か昔に脱獄したこととなる。
尤も、モーリーは密かに脱出したらしいので政府側には気づかれておらず、対してシキは堂々と脱獄してみせた為、史上初の脱獄者と見なされたのも仕方ないだろう。