「これはどうも困った芸者だな」
「言い訳を聞こう ただし一回のみ」
概要
ワノ国を統治する将軍黒炭オロチに仕える忍者隊『オロチお庭番衆』の隊長。サングラスをかけ、頭頂部・耳たぶ・顎髭が異常に長いのが特徴。
プロフィール
本名 | 福ロクジュ |
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年齢 | 61歳 |
身長 | 221cm |
所属 | オロチお庭番衆隊長 |
出身地 | 偉大なる航路 新世界 ワノ国 |
誕生日 | 3月29日(福耳=2,9,3) |
星座 | おひつじ座 |
血液型 | X型 |
好物 | 大福 |
得意技 | 耳たぶクラッカー |
初登場 | 単行本92巻 第931話『おそばマスク』 |
CV | 尾形雅宏 |
活躍
過去
20年前までは花のヒョウ五郎と共に裏から光月家を支えていたが、光月おでんがカイドウのもとへ討ち入りを決行する頃には部下のお庭番衆たちと共に黒炭家(黒炭オロチ)に寝返る。おでんの処刑時には民衆に真実を明かす元同胞のしのぶを嘲笑する様子さえ見せた。
現在
黒炭オロチが開いた宴では、芸者に扮して歴史の本文を探しに忍び込んだニコ・ロビンを捕まえようとする。実際それは成功したかに思われたが、そのロビンはハナハナの実で作られた分身であったため本体を取り逃がした。
その後は情報(判じ絵の札と月の印)をもとにオロチの命で反逆の意思を持った侍たちを悉く捕まえる。小紫の葬儀の直前には、丑三つ小僧を捕らえたことをオロチに報告した(ただし、それは偽者だった)。
偽者の丑三つ小僧を処刑した後、ロロノア・ゾロたちが現れて暴れ始めたため部下を差し向ける。後日、オロチへの反逆者を取り締まるため花の都の警備を強化。忍者達を都中に配備した。
火祭りの夜は例年通りオロチやオロチに仕える者たちと共に鬼ヶ島に赴く。
主君であるオロチに対する忠誠心は大したことないようで鬼ヶ島でオロチがカイドウに殺されると他のオロチ派閥の者と同様あっさりカイドウに鞍替えした…………かと思いきや首を斬られた黒炭オロチは実は生きており福ロクジュもオロチに仕え続けていることが判明。
福ロクジュはカイドウにも部下にも切り捨てられ落ちに落ちたオロチを単身で支え続けるつもりのようだ。
オロチが今度は赤鞘九人男に殺される(首を斬られる)と因縁のある雷ぞうと交戦。得意技の耳たぶクラッカーを披露して互角に渡り合う。その後城の火事が広がり時間がなくなっていく中、お互い金縛りの術に掛かってしまい、どちらが炎に耐えきるかの耐久勝負になる。
そしてビッグ・マムが最悪の世代の二人に敗北したのと同時に、福ロクジュは炎の熱に耐えられず絶叫しながら倒れ、決着となった。
余談
- モデル
- 階級
百獣海賊団の一般幹部である真打ちからは様付けで呼ばれてることから真打ちよりは格上であると思われる。金色神楽の本来のスケジュールでは大看板3人と乾杯する予定であったため、大看板並みの立場なのかもしれない。
- 雷ぞうとの対決
上述の通り福ロクジュは討ち入りでは因縁のある雷ぞうと戦っているのだが、戦いがかなり長引いている。後に始まった麦わらの一味の両翼と百獣海賊団の大看板の戦闘のほうが先に決着がついており、この対戦カードがここまで長引くことを予想した読者はあまりいないだろう。
- 雷ぞうとの因縁
103巻SBSによると、病弱な「福み」という妹がいたが、雷ぞうに惚れていた福みが病死するまで彼の名を何度も呼んでいたのを恨み言葉と勘違いし(真相は、雷ぞうと福みは両想いで有り、ある任務中副みを救出した際に雷ぞうは福みにキスされそうになったが、ウブ過ぎた雷ぞうは福みを跳ねのけて怪我させてしまい、福みに合わせる顔が無いと判断した雷ぞうはそのまま逃亡した)、雷ぞうを一生許さないと憎悪するようになり、この怒りで福ロクジュの頭部と福耳が伸びたとされている。