概要
四皇の一角「百獣のカイドウ」が得意とする技の一つ。カイドウを象徴とする必殺技であるが、使用者はカイドウだけではない。
手にした得物に稲妻のように迸る莫大な覇気を纏わせ、そのまま振り抜くという(覇気を使用している点を除けば)「必殺技」としては割とシンプルな技。
ただしその威力は絶大であり、並大抵の相手であれば一撃で仕留めてしまう、文字通りの意味での「必殺」である。
単純に威力が高いだけでなく、少し先の未来が見えるくらいに「見聞色の覇気」を鍛え上げた猛者であっても回避は困難という恐るべき攻撃速度を誇り、さらに覇気を帯びることによって悪魔の実の能力による防御もほとんど意味を成さない。
特に極めて強大な覇気を有するカイドウの場合、防具や悪魔の実の能力に「武装色の覇気」による硬化を重ねても、それさえ容易に突破するほどの規格外な破壊力を生み出す。
なお、動物系悪魔の実の性質である「身体能力強化」も加味すれば、さらに威力を高められると思われる。
カイドウの「雷鳴八卦」
カイドウがモンキー・D・ルフィを破った技であり、カイドウの恐るべき強大さをルフィや視聴者に知らしめた。
基本的に打撃が利かないはずのルフィ(それも無傷でギア4による強化状態)を(棘付きとはいえ)打撃武器である金棒の、それもたったの一撃で戦闘不能に追い込んだ。
しかも後の描写を見るに、明らかにこの時のカイドウは全力ではなかった。
さらに恐ろしいことに1042話、1047話ではこの技の強化版が登場した(本人の項目参照)。
ヤマトの「雷鳴八卦」
カイドウの娘(息子)であるヤマトも使用可能。
完全に敵対する前にカイドウから直接伝授されたのか、幾度となく繰り返されたカイドウとの衝突の中で技を盗んだのかは不明。
不意打ちながらうるティを一時卒倒させるほどの威力を誇るが、さすがにカイドウの一撃には及ばない模様(うるティ曰く「雷鳴四卦」)。