ピクシブ百科事典

ヤマト(ONEPIECE)

やまと

ヤマト(YAMATO)とは漫画『ONEPIECE』の登場する画面右の人物。
目次[非表示]

概要

四皇百獣のカイドウの息子
第978話で間接的に存在が判明、979話で名前が登場した。

カイドウの息子という立場上、百獣海賊団の面々からは「ヤマト様」「ぼっちゃん」と呼ばれており、彼らに対してそれなりの権限を有しているように思えるが、父カイドウや飛び六胞たちとは不仲なのか、呼び捨てで「ヤマト」と呼ばれたり、ときには「バカ息子」と罵られているなど、敬意や友好といった感情は向けられていない模様。
“火祭りの夜”当日、一味の本拠地である鬼ヶ島で宴が催されている現在失踪中のようで、とある「重大発表」を控えるカイドウのために飛び六胞たちは「大看板への挑戦権」を報酬にした上で連れ戻すよう指示される。この際ブラックマリアは「手ごわい」としており「高い戦闘力か厄介な能力」を持っていることを示唆させた。

そして983話でついにヤマト本人が登場。
うるティと闘うルフィを助けつつ、そのまま彼を小脇に抱えて逃亡。移動中に自己紹介をしながら「君を待ってた」という意味深な言葉と共に好意的な態度を示した。

人物

乱髪と顎髭の付いた般若の面を被っており、ザンバラの長髪をなびかせるその姿は夜叉を思わせる。髪色は毛先に向かうに従って、銀→エメラルドグリーン→水色へとグラデーションしていくという、珍しいものとなっている。

衣装は和装で、両胸に紋所が施された上着と袴、仁王襷のような帯を腰に巻いている。また、両手首には鎖の途切れた枷を嵌めているが、これはサンジがジェルマ王国で嵌められたリングや、ルフィが囚人大相撲をしたときの首輪と同様、逃亡を図るor外そうとすると爆発するカラクリ仕掛けとなっているらしい。

そのシルエットは何処と無くかつての九里大名光月おでんを彷彿とさせるが、得物は父カイドウと共通して金棒(ただし父の得物よりも細身)を携えている。ルフィと比較してもかなりの長身で、3mほど(ジンベエとほぼ同程度)あると見られる。

一人称は「僕」で、少年のような穏やかな口調を用いており、ルフィも勝手に連れ出されはしたが「殺気は感じねェ」と評する。しかし戦闘力はかなり高いようで、父と同様の必殺技“雷鳴八卦”も体得しており、一味では大看板に次ぐ実力者と目される「飛び六胞」の一人であるうるティを不意打ちとはいえ一撃でノックアウトした。タフさが売りの『動物系古代種』の能力者である四皇幹部を、(すぐに回復されたとはいえ)反撃も許さず一撃でKOしたことから、少なくとも『四皇幹部にも引けを取らない戦闘力』を持っていると言えるだろう。
また、逃亡中に抵抗したルフィの“ギア3”による攻撃も軽く金棒でいなしてみせている。

真の姿

※この先、ネタバレあり


























「光月おでんは男だろ!?だから僕は男になった‼」

ヤマト



実はこのヤマト、カイドウの子供なのは本当だが「息子」ではなく「」であった。
本編20年前の光月おでんの公開処刑を目の当たりにしており、その見事な最期に感銘を受けた彼女は、以降おでんに憧れるようになった。そのために自ら「光月おでん」を名乗り、彼と同じ性別、つまり男として生きるようになった模様。 ただし、『おでんに憧れているから男として生きているだけ』なので、トランスセクシャルとは限らない。

面を外し、袖を破いて女性らしい姿を顕にしてからも、依然としてルフィには「僕」や「息子」という言葉で己を表し、父のカイドウや百獣海賊団の面々も(意志を汲んだのか根負けしたのか、あるいは別の理由なのかは不明だが)「カイドウの息子」として扱っていることなどから、彼女(彼)が女性でありながら男性として扱われているのは周知の事実である模様(平たく言えばボクっ娘)。

また、ルフィの戦闘を見てエースを思い出す」と発言していることから、エースとも面識がある模様。時期的にはエースがスペード海賊団船長として九里に流れ着いた頃と思われ、その発言から彼とは戦闘もしくは共闘し、友好的な関係になった過去があると推察される。ただし、後述の通りヤマトは20年間、鬼ヶ島に監禁されており、島の外へは出ていない。そして、スペード海賊団はルフィが旅立つ3年前に結成しているので、ヤマトとエースは『鬼ヶ島で出会った』ということになるだろう。つまり、『エースは鬼ヶ島を訪れている』ということの証明といって差し支えないはずである。

「(おでんに憧れて)男になった」と自称するだけあっておでんへのリスペクト精神は随所に散見され、ルフィに対しては「君のほうが“おでんっぽい”かもな」といった表現までしている。こうした表現をしているあたり、彼女にとって『光月おでん』とは、『正しさ』『自由』『信念』『明るく楽しい人柄』『強さ』『カリスマ性』といったものを一語に集約した、『象徴的な存在・象徴的な言葉』なのだろう。

航海日誌を手にしてからは、おでん同様に海への浪漫を抱いている節があり、ルフィの情報を把握していたのも、『エースの弟のキミなら僕を船に乗せてくれるはず』と、期待を抱いていたためらしい。

一方で、父であるカイドウのことは、憧れのおでんを死に追いやった張本人として毛嫌いしており、ワノ国改め「新鬼ヶ島」の将軍に勝手に指名した父に対して「クソオヤジ」「牛ゴリラ」と罵っている。

プロフィール

本名ヤマト
年齢28歳(20年前8歳だったことから計算)
武器金棒
誕生日11月3日
星座さそり座
一人称
覇気武装色(自然系の能力者と交戦し、ダメージを与えている描写有)
初登場単行本97巻(数字を逆にすると偶然にも父カイドウの初登場巻は79巻) 第983話『雷鳴』


能力

ブラックマリアから「手ごわい」と評された通り、その戦闘力は飛び六胞たちにも引けを取らず、金棒を得物に戦う女戦士。少なくとも、ルフィの“ギア3”を容易く凌いだり、古代種の能力者にも匹敵する実力を持ち合わせている様子。

武装色の覇気(流桜)を習得している描写があるが、その技術のひとつである『内部破壊』には至っていない。

また、ササキの装甲部隊に追い詰められた際に「グルル…」と喉を鳴らしながら鋭い牙を覗かせており、彼女も父や大看板たち同様に“動物系”悪魔の実の能力者である可能性がある。

  • 雷鳴八卦(らいめいはっけ)

金棒を野球バットのスイングのように振るい、相手に思い切り叩きつける技。父カイドウと同名の技で、恐竜形態に変身したうるティを一撃で昏倒させたが、程無くして復活した彼女からは「あんなの“雷鳴卦”だよ!!」と、カイドウの半分程度しか威力がないように言われていた(そう言いつつも直後に吐血していたが、カイドウのそれと比べると、確かに威力には相応の差がある)。

  • 鳴鏑(なりかぶら)
金棒に覇気を込め、飛ぶ気弾のようなものを打ち放つ技。地下に落ちるヤマトが、八茶だけでもどうにかしようと、逃げつつ使用した。落下中の不安定な姿勢で放ったにも関わらず、その衝撃は八茶の顎から脳天まで到達しており、大ダメージを受けた八茶は頭頂部や口から煙を出して気絶した。

来歴

過去

20年前、当時8歳。花の都で行われた光月おでん(および赤鞘九人男)の釜茹で刑による公開処刑の場に立ち会っており、おでんが身を挺して家臣たちを救った上で威風堂々と果てた姿に強く感銘を受ける。同時に、彼を死に追いやった父たちや現将軍黒炭オロチ一派への反感を抱くようになった。

その後、おでんのかつての領地である九里を訪れ(このとき生前の居城であったおでん城は崩落している)、おでん自らの半生を書き記した「航海日誌」を拾う。彼の豪快な人生と「大切な事」が記載されたその日誌は彼女にとって聖書(バイブル)のようなものとなり、ますますおでんに心酔。遂には自らを“光月おでん”と名乗るようになる。

以降、ヤマトは亡き赤鞘九人男(実際は生きているが)に代わっておでんの遺志を受け継ぎ「ワノ国を開国する」と決意し、カイドウが追い求める“真実”について記されている日誌についても決して明かさず、現在まで大事に隠し持っていた。もし、この日誌がカイドウの手に渡っていた場合、そこから程無くしてカイドウが海賊王になっていた可能性すらある。

ヤマトの『光月おでんへの憧れ』は、父であるカイドウからも反感を買い、幼少期からよく殴られていたとも語っている。また、勝手に島を脱出しないようにと、爆弾を仕掛けた手枷が嵌められてしまったとのこと。ヤマト本人は、『実の父が我が子を本気で殺す筈がない』とその爆弾については単なるハッタリではないかとも思っていたようだが、同時に悪名高い“百獣のカイドウ”ならばやりかねないとも考え、自ら外す踏ん切りを付けられず、以降はその言いつけに従ってワノ国を離れずに過ごしたという。この経緯から、4年前にワノ国に漂着したポートガス・D・エースの船に乗り込むことも諦めざるを得なかったが、彼に弟がいることを知ってからは、今度こそ船に乗せてもらおうと“麦わらのルフィ”の情報を追い続けていたという。

ワノ国篇

20年後の現在、鬼ヶ島で催されている“火祭りの夜”の大宴会において、重大発表のために息子の出席を待つカイドウの意に反し姿をくらませていた。同じ頃、おでんの妻光月トキの計らいでそれぞれの時代を生き延び再集結した赤鞘九人男と、彼らを助けるために集ったワノ国の領民や海賊たちによる同盟軍が鬼ヶ島に奇襲を仕掛けていた。

先んじて宴会場で戦闘を開始したルフィの姿を確認したヤマトは、“飛び六胞うるティからの大技を見舞おうとしていたところを救援し、彼の身を担いでその場から逃亡。同時に自身が「カイドウの息子」であることを明かす。

カイドウの元を目指していたルフィは(敵意がないことは察したようだが)素性も定かではない相手に目標から遠ざけられる事態に抵抗し、一時的にヤマトと拳を交えることになる。
ヤマトはルフィの攻撃をいなしながら何とか説得を試みるが聞き入れられず、ついには“ゴムゴムの象銃”を叩き込まれてしまう。ヤマトはこれも傷一つなく耐えてみせ、その衝撃による爆発を追手を撒くために利用し、ルフィを連れて屋根裏に逃げ込んだ。

ルフィから信用を得るため、ヤマトは自身がルフィたちに味方する経緯として先述の航海日誌を見せると共に、面を外して女性としての素顔を明かし、改めてルフィに共闘を志願する。また、このとき先程のルフィの力を称賛すると共にまだ本気ではないということも見抜いてみせ、さらには彼の義兄でもある「エース」の名を挙げ、彼を驚かせた。

ヤマトは改めて、自身が父カイドウを倒してでも“自由”を手にしたいという心情を語り聞かせ、ルフィもその言葉を信じて彼女の手枷を外そうとしたが、その最中、カイドウは予定を前倒しにして「重大発表」の内容である“新鬼ヶ島計画”の全貌を語り出していた。



これ以降は、単行本98巻以降のネタバレのため、単行本派の方は注意して下さい。















海軍にて四皇である自身らにも匹敵する新戦力の準備が進められている現状を説明し、その上で同じく四皇のビッグ・マムと共闘し、「古代兵器」を手にして本格的に“ひとつなぎの大秘宝”を獲りに行くことを宣言。その上で、自軍のさらなる軍備拡大のためにオロチの部下たちに海賊への鞍替え要求と、花の都含むワノ国全土を工場化し「新鬼ヶ島」を建国することを明かした。
当然、将軍であるオロチは反発するが、即座にカイドウ直々に斬り捨てられてしまう。続け様にカイドウは、実子であるヤマトを新たな将軍に指名する。それはヤマトにとって『おでんの仇・ワノ国の怨敵であるカイドウの悪事の片棒を担ぐこと』『ルフィの船に乗って冒険に出ることが叶わず、父の道具として生きること』と完全に同義である。

その為、ヤマトも「なってたまるかァ!!!クソオヤジ!!!!」と怒りを顕にし、父が演説するステージに向けて駆け出し、ルフィもそれを追ってカイドウの元を目指した。途中ルフィから、先程有耶無耶になってしまった手枷を今度こそ外そうと呼び止められ、爆発する可能性を考慮して、破壊した手枷を瞬時に遠方へと投げ捨ててもらった。予想通りというべきか、手枷には本当に爆弾が仕掛けられており、ステージ側に投げられた手枷は大爆発を起こした。僅かながらも信じていた『親の情』を裏切られたヤマトは涙ながらに再び激憤し、改めてカイドウを討つことを決意した。

この大爆発と同じタイミングで、カイドウは背後から奇襲を仕掛けた錦えもんら九人の侍の捨て身の攻撃を受けステージから転落。これを合図に、カイドウ一味に紛れ込んでいた同盟軍も戦闘を開始した。ヤマトは、ルフィからの指示を受けておでんの後継者であるモモの助を守る役目を請け負う…のだが、『おでん』である自身が『息子』であるモモの助を助けるというシチュエーションに舞い上がってしまったのか、モモの助(と彼を保護したしのぶ)に対して「僕は光月おでん!!!」と叫びながら駆け寄るという奇行に出てしまい、当然ながらおでん本人を知る二人からは警戒(というかドン引き)され逃走されてしまう。

しばらくはモモの助たちと逃走劇を繰り広げていたが、その間、大看板2人と飛び六胞たちは作戦を変更し、暴れる侍たちの戦意を削ぐために彼らの総大将でもあるモモの助を討ち取ろうと動き出す。指令を受けたササキが真っ先にモモの助たちを発見し、配下の装甲部隊を率いて二人を砲撃するが、ヤマトが彼らを庇って被弾。瀕死の二人を守るために戦闘を開始する。カニ、クワガタ、ハリネズミといった頑強な外皮を持つ動物の能力を持つギフターズたちを相手に善戦し部隊を半壊させるが、動けない二人を庇いながらの戦闘は流石に無理があり、徐々に体力を削られ形勢を返されつつあった。

そこへ、ナンバーズの八茶を連れて逃げ回っていたフランキーと遭遇し、八茶の振り下ろした金棒によって出来た大穴でモモの助たち共々地下へと転落、フランキーに事情を伝えてササキたちのことを頼み、そのまま三人は下の階に逃亡した。この時、ヤマトはフランキーの懸賞金の額を正確に暗記していた。

余談

  • 登場時の反響

「カイドウの息子」が存在するという事実が判明した当初、読者の間でも様々な推論が飛び交っていた。ワノ国篇は当初から「光月家のスパイ」「行方知れずの最後の同心」など主要人物たちの正体探しが数多く展開されていたことから、こうした前例に倣って「既に登場したキャラクターが実はカイドウの息子だったのでは?」という推察が大半を占めていた。
一部で有力視されていた説話として「カイドウとビッグ・マムが実は元夫婦で、二人の子供が現在後者の海賊団に在籍している」というものや「処刑されたおでんが実は生きており(もしくは作中の何らかの法則により転生しており)、記憶を失って「カイドウの息子」として保護されていた」というものなどがあった。

  • 性別問題について
父親であるカイドウを始め百獣海賊団のメンバーは彼女を「カイドウの息子」として扱っている為、ネットでは百獣海賊団はそういうことに寛容と言われている。
一方で、カイドウが新たな将軍にヤマトを指名していることなどから、跡継ぎとなる我が子が「男」であるほうが体制が良いと考え、男の名前を付けて、敢えて男児として扱っていたのではないかという意見も。
余談だが、同じくワノ国篇にて登場した赤鞘の一人菊の丞も彼女とは似た議論が展開されている。
それにしても、龍の力を持つ四天王と対峙する、麦わら帽子を被った主人公と同じことがいえるのは何かの偶然なのだろうか?

  • 仮面の理由
ヤマトは当初、般若の面を被った姿で登場しているが、次の回ではアッサリと仮面を外して素顔を明らかにしている。これは単純に「息子と謳っておいて実は女性だった」と驚かせるためだけの演出と言ってしまえばそれまでだが、ワノ国篇に入ってから天狗山飛徹(天狗の面)、菊の丞(鬼の面)、小紫(狐の面)…と、同様に面を被った人物が多く、彼女の面についても何かしら伏線が含まれているのではないか?とも目されている。

  • 読者からの反応
登場当初こそは、鬼娘のボクッ娘で男装の麗人の箱入り息子のお嬢様にして敵のボスの「息子」、という属性てんこ盛りの美女と言うことから、萌えキャラクターとして人気になったが、自分がおでんになると言う発言をずっと繰り返しており、余りにもぶっ飛んだ内面からルフィをはじめとする作中のキャラから「何を言っているのか分からない」とツッコミを絶えず受けており、読者からもかなり電波系に際どいキャラクターとして扱われるようになった。さらには、「こんな大変な娘を持ったカイドウにはさすがに同情する」と言う、変な形でのカイドウの好感度を上げる結果になった。
また、一部の読者からは「光月おでんは概念」「ロジャー(海賊王)は目指してもロジャー(本人)にはならないルフィの方がおでん度が高い」と言った、おでんに対する謎の理解度の高さが上がった。

関連タグ

ONEPIECE カイドウ(ONEPIECE) 光月おでん
男装の麗人 鬼娘 ボクッ娘 漢女

お玉:彼女もワノ国でエースとは深い関係を持つ。

ヤマトタケル日本神話における皇族の男性。彼の有名なエピソードとして「女装して敵軍の宴席でカワカミタケルを討った」というものがあり、本作のヤマトのモデルとおもわれる。 
ヤマト(アニポケ)ヤマトという名前の女性キャラ繋がり。
柳生九兵衛鶫誠士郎神刀朧…男装の麗人かつスタイルも良い美少女繋がり。
イエロー・デ・トキワグローブ…男装の麗人だがぺったんこ。麦わら帽子を被った主人公という点ではむしろルフィに通ずる部分がある。
山王連合会:某ドラマ・映画に登場するメインのギャングチームで、同じくヤマトというメインキャラクターが所属しているが、こちらは男性。また、リーダーを務める人物と関わりが強いことも共通している。
ルキナ:男装、仮面で素顔を隠す、名前を借りると共通点が多数。しかしどれも経緯は異なり、女性らしい姿になった後、一人称や髪は大きく変わる。

関連記事

親記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「ヤマト(ONEPIECE)」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2624872

コメント