曖昧さ回避
- 漫画『ぬらりひょんの孫』の登場人物→茨木童子(ぬら孫)
- ゲーム『モンスターストライク』に登場するモンスター→茨木童子(モンスト)
- ゲーム『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント→茨木童子(Fate)
- 漫画『左門くんはサモナー』の登場悪魔→茨木童子(左門くんはサモナー)
- ゲーム『陰陽師(ゲーム)』の登場人物→茨木童子(阴阳师)
概要
平安時代に京都を荒らし回ったとされる鬼。日本三大妖怪の一柱である酒呑童子の右腕的存在。「羅城門の鬼」と同一視されることもある。
摂津国水尾村(現・大阪府茨木市水尾)のある農家に人の子として生まれた。
母の胎内に16ヶ月もいたので、生まれた時には歯がはえ揃っており、すぐに歩き始めたという。
難産だったために母は出産後すぐに亡くなり、父が童子を背にもらい乳をするため村中を廻った。童子の飲みっぷりはすさまじく、たちまちお乳が上がってしまうので、誰も相手にしなくなったといわれる。
父はある日、童子を籠に入れて九頭神の森に捨てた。その後床屋の主人に拾われ、床屋として育てられた。その過程で血を舐めたことにより鬼の姿に変貌したとされる。
その後、鬼であることを自覚したのち比叡山に移り住み、酒呑童子の元に下った。
美男子だった、実は女性だった、酒呑童子の恋人だった等のユニークな説も存在する。
源頼光と頼光四天王の活躍により、酒呑童子一味は壊滅したが、茨木童子だけは生き延びている。
頼光四天王のうち、特に渡辺綱との因縁が深く、一味壊滅後もたびたび対峙している。
ちなみに「童子」という名前だが、実際に子供というわけではなく髷を結わえていないいわゆる大童髪からそう呼ばれている。
この髪型だとたとえ大人でも童子と呼ばれ、当時の身分の低い雑役などに多く見られていた。
茨木童子をモチーフにしたキャラクター
- 茨木華扇(東方project)
- 茨木童子(ぬら孫)(ぬらりひょんの孫)
- ヤバイバ(百獣戦隊ガオレンジャー)
- 角行鬼(東京レイヴンズ)
- 茨木童子(モンスト)(モンスターストライク)
- 大江和那(パワポケ10)
- 茨木童子(Fate)(Fate/Grand Order)
- 茨木童子(左門くんはサモナー)(左門くんはサモナー)
- 酒呑童子の娘鬼刃姫(千年戦争アイギス)
- いばらき童子(大阪府茨木市観光協会のマスコット)