概要
「ビナマキ」とはゲーム『ブルーアーカイブ』における「ビナー」と「小塗マキ」の人外×人間コンビ・カップリングである。
シナリオ上敵対する立場の二者でありながらも、一部でネタ的な人気が高い。
作中での動向
そもそもなぜこの異色の組み合わせが生まれたのかという話だが、これは「総力戦・ビナー」の攻略編成においてマキが圧倒的な採用率を誇っていることにある。重装甲のビナーに弱点をつける上にノーマルスキルの防御デバフ付与が非常に有効であることから、初期から現在に至るまで採用され続けている。もっとも総力戦コンテンツにはシナリオらしいシナリオは無く、この段階ではゲームの攻略上マキが頻繁に編入されているだけであった。
そして2023年1月、メインストーリー最終編「あまねく奇跡の始発点編」第2章および連動イベント「F.SCT攻略戦」にて2人の関係(?)が言及される。
ストーリーでは色彩化して姿を現した総力戦ボスを討伐することになるのだが、このときビナーの討伐にあたったアビドス廃校対策委員会および便利屋68のメンバーに対し、なぜかヴェリタスの他メンバーと別行動しているマキが遠隔でアドバイスを送るシーンが登場する。総力戦で幾度となくマキがビナーを討伐している現状を運営側も把握していたようだ。
同年12月アップされた『あおはるレコード』では年賀状で先生に頼んだ要望が何故か「黄色が切れそう買って~!!」というもので、ビナーを描きすぎて足らなくなったとか言われたりしている。
2024年1月に開催されたブルアカ3周年記念フェスのティザーイラストでは、会場の幕張メッセに出現したビナーをマキが嬉々として見上げている様子が窺え、生放送の出演キャストもそれについて触れるなど、公式でも「ビナーといえばマキ」と言う認識になっている模様。
余談
こうした経緯から分かるように、あくまでビナーがマキに一方的に討伐されているため、本来ビナーにとっては天敵とも言える存在であるが、二次創作ではマキがビナーに友好的・積極的に接するようなものが多い。
こういった関係からカップリングの並びとしては「マキビナ」が正しいようにも思えるが、浸透率としてはビナマキの方が高い模様。
逆にマキは生徒であり、(システム上)シャーレの先生と仲を深めることができるがビナーはそれができないということからか、ビナーが一方的にマキに好意を抱いているという二次創作も度々描かれている(この場合はカップリングの並び的にも「ビナマキ」で間違いないだろう)。
行きすぎる場合、ビナーはマキが好きだが、マキは先生とイチャイチャしてるというBSSな展開を描いている作品もある(が、その場合カップリングとして考えればビナマキ好きにとっては地雷とも言える作品になってしまうため、何らかの形で警告するなりBSS等のタグと併用することでマイナス検索できるようにする等した方が良心的かもしれない)。