解説
『ブルーアーカイブ』初期より登場する委員会。
略称は『アビドス対策委員会』または『対策委員会』で、ゲームでは主に後者の名称が使用されている。
キヴォトスにおける超法規的機関、シャーレに寄せられた(劇中で確認されている)最初の依頼がアビドス高等学校の建て直しであり、そこで出会った同校最後の生徒5人全員が所属しているのがアビドス廃校対策委員会である。
砂嵐による環境の変化、更に暗躍する勢力の存在もあって廃校寸前に追い込まれており、もろもろの借金が9億6235万円と凄まじい額に膨れ上がっている状況。
メインストーリーVol.1「対策委員会編」では、そんな自転車操業もいいところの対策委員会が主役であり、先生が協力して問題解決に奔走するストーリーとなっている。
正式な生徒会が実質消滅状態の為、事実上の生徒会でもあり、委員会としての結成時期はシロコとノノミが入学した後。
活動拠点の部室は、昔オアシス砂祭りが行われていた頃の学園祭事務局を流用している。
たった五人で学校を運営し、長期にわたってヘルメット団等の侵略者とも戦ってきたからか、個々人の戦闘能力が高い少数精鋭で、ミサキから警戒されたり、マキから評価されたこともある。
ただし人数が人数だけに、他の主要学園と違って企業や組織といった政治的問題や数の暴力には満足に対処出来ず、日々議論している解決策も、メンバーからマルチ商法、バスジャック、銀行襲撃、学園アイドル等ふざけた案が出ることもしばしば。
当初は連邦生徒会非公式の委員会だったが、「対策委員会編」2章のエピローグで、先生によって正式な委員会かつ生徒会相当の組織として承認。先生が顧問を担当することになった。
しかし、生徒会自体はそのまま存続させていた為、2つの組織の立ち位置が曖昧な状態となり、続く第3章ではそれを厄介な敵に利用され、過去一ややこしい事態を招く事になる。
が、最終的にとんでもない力技で問題の1つを解決し、それすら無視される暴力の世界もある帰還者達の助力で切り抜けた。
その後はハイランダーとの提携で主要路線を復活させるなど、全盛期とは比べられないがアビドス復興の兆しも見え始めている模様。
メディアミックス
ブルアカのオリジナルサウンドトラックはVol.2、Vol.3はメインストーリーで主役となったグループがジャケットイラストを担当しているが、Vol.1に関してはシロコ単独、Vol.4は収録曲の関係で彼女達が抜擢され、その他のCDでも他の部活と共同のため、対策委員会単独での出番はない。
ゲーム以外の3Dモデルは、2021年7月24日の生放送でシロコのモデルが最初に公開された。
そこから2年近く空いて2023年7月17日の「ん、先生、ちょっと時間もらうね。」特別編でホシノとノノミが公開。
さらに2023年12月24日の「ん、先生、ちょっと時間もらうね。クリスマスだよ。」でセリカとアヤネのモデルも登場し、廃校対策委員会全員のモデルが揃い踏みとなった。
2024年1月8日からはシロコの「ん、先生~」の後任を継ぐ形でアビドス5名の当番制となっている。
- 「先生、ちょっとお時間もらいますね。(アヤネ)」
- 「先生、ちょっと時間もらうよ~…(ホシノ)」
- 「ん、先生、ちょっと時間もらうね。(シロコ)」
- 「先生、ちょっとお時間もらいますね☆(ノノミ)」
- 「先生、ちょっと時間もらうわよ!(セリカ)」
5つを統一した名称がなく、公式ではX(Twitter)のハッシュタグに「#ちょっとお時間もらいますね」の使用を推奨している。
メンバー
3年生
2年生
砂狼シロコ CV:小倉唯 | 十六夜ノノミ CV:三浦千幸 |
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行動班長である2年生。発想や行動がぶっ飛んでおり、彼女の案がこのゲームの伝説を生み出す。最終編では…?(リンク先ネタバレ注意!) | 一般委員の2年生。委員会の纏め役であるお嬢様。ちょっとばかり先生への愛が重い。 |
1年生
黒見セリカ CV:大橋彩香 | 奥空アヤネ CV:原田彩楓 |
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会計担当の1年生。ツンデレ。委員会の裏でバイトを掛け持ちしている苦労人。 | 書記およびオペレーター担当の1年生。怒らせてはいけない常識人。眼鏡を外すとかもったいない。 |
協力者
余談
『1.5周年記念ショートアニメーション』
2022年7月にブルアカサービス開始1.5周年を記念して、対策委員会を主役としたショートアニメーションがYouTube公式にアップされた。ストーリーは同時期前後に開催されていたゲーム内のイベント「アビドスリゾート復旧対策委員会」「出張!百夜堂海の家FC計画」と連動している。制作はYostar Pictures。
先述のイベントの宣伝を兼ねたアニメということもあり、ホシノとノノミが中心となっており、特にホシノは主人公のような活躍をしている。
一方で本来の主人公であるシロコの行動は控えめで戦闘も後援射撃に留まっている。
登場人物で百鬼夜行のみ修行部以外の部員が不規則なのは、イベントガチャや報酬で水着が実装されたメンバーを選んでいるため。
登場人物
アビドス高等学校
- 対策委員会
- 砂狼シロコ / 小鳥遊ホシノ / 黒見セリカ / 奥空アヤネ / 十六夜ノノミ
Lovely Picnic
ブルアカのBGMの一つ「Lovely Picnic」はゲームでも様々な場面で使われたが、シロコのコーナー『ん、先生、ちょっと時間もらうね。』ではメインBGMとして使われた。『ん、先生~』終了後のアビドス5人の交代制になってからもそのまま使用されているため、現在では事実上アビドス専用BGMのような扱われ方をしている。
しかしシロコは隙あらば先生にランニングや登山などの過酷な運動を強要してくる傾向があるため、このBGMに乗せて先生が運動に巻き込まれるというオチも珍しくない。しかも前述した通り5人の当番制になっても、シロコがホシノ回に乱入してくる形で巻き込まれた。
そのため「Lovely Picnic」は、この曲が流れてるといつシロコがどんな無茶を強要してくるか分からないと先生達を戦々恐々させる恐怖のBGMと化している。
関連タグ
アビドス生徒会:過去のアビドスの生徒会はコチラ。
他校の生徒会、もしくは生徒会相当の組織
各メインストーリーで主役グループとなる部活
アビドス廃校対策委員会 ゲーム開発部 補習授業部 RABBIT小隊 百花繚乱紛争調停委員会