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覆面水着団

ふくめんみずぎだん

「目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く」
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???「銀行を襲う」


概要編集

ブラックマーケットの闇銀行を襲った正体不明の強盗団。

それぞれ数字の描かれた覆面を着用し、店内の防犯システムを掻い潜りながら、ものの5分で1億を奪い逃げおおせたプロフェッショナル。どんなに強大な敵が相手でも臆せずケンカを売る真のアウトロー。英訳はそのまま「Masked Swimsuit Gang」。


目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く」をモットーとし、アイドル活動の傍らで夜になると正義の怪盗として悪人を倒す副業を行なっている。

正装は「スクール水着に覆面」だが、緊急事態の場合は学校の制服に覆面を被っただけの姿で活動する。


……などという事は無く、アビドス高等学校対策委員会が闇銀行を襲撃した際にノリで決まったチーム名。


背景編集

諸事情からアビドスは莫大な借金を抱えており、毎月の利息だけで数百万にも上る金額を返済しながら、廃校に抗い続けていた。

遂には学校を直接制圧しようと武力集団が押し寄せるまでになるも、救援要請に応じたシャーレからの補給もあって僅かに体勢を立て直したメンバーは、抜本的な資金調達の手段を模索。

そんな中で、会議中に砂狼シロコが提案した手段こそが銀行強盗である。


セリカが唆されたらしい不審な商売はもちろん、ホシノの他校バスジャック計画、ノノミのスクールアイドル「水着少女団」計画と一緒にシロコの銀行強盗計画もアヤネに却下されるのだが……。



まさかの実現編集

アビドスを襲った一団の武装からブラックマーケットに手がかりがあると踏んだ一同は、自分たちが返済したお金が犯罪の温床である闇銀行に流れている現場を目撃する。

時間の惜しい状況で、正攻法に訴えても確実な証拠を掴めない――シロコからの再度の提案に意を決した一同は、彼女が用意した覆面を身に着け、アヤネの号令のもと「覆面水着団」としての初陣へと赴く。


また、個人的な目的でブラックマーケットを訪れトラブルに巻き込まれていたところを助けられたヒフミも途中から同行しており、ホシノに言いくるめられた彼女もなし崩しに「リーダー」として襲撃に協力させられる羽目になった。


本来はお金の流れが記された集金表さえ入手できれば良かったのだが、強盗に慌てふためいた行員は渡されたカバンに大量の現金も詰め込んでしまい、結果的に集金表に加えて1億もの大金を奪取する事に成功する。

追っ手を撒いた後、ホシノの「こんな手段に頼る人間になるべきではない」という意見の下、現金は返済に充てず他所で処分する手筈となった。


だがそこへ、当の銀行で融資を断られた直後に鮮やかな強盗劇を見せつけられて感動に打ち震えるアルが追いついてくる。

「これこそが真のアウトロー」と目を輝かせるアルにせがまれ、ノリノリで「覆面水着団」の設定を語るノノミに続き、ホシノも出まかせのモットー(上述)で場を盛り上げると、一同は颯爽と立ち去っていく。

覆面水着団がうっかり置き忘れていった1億入りのカバンは、成り行きで便利屋68の手に渡り、その後、彼女らもうっかり爆破してしまった柴関ラーメンに弁償代として匿名で置いていく事になる。


無法地帯の闇銀行を僅か数名で襲撃し、追跡を振り切って行方を眩ませた命知らずの強盗団の噂はキヴォトスを駆け巡り、他校の生徒水面下で動く勢力にもその存在は知れ渡る。

同時に、某学園生徒会の主要メンバーの耳に“5号”の件が入ったことで、両者の友情に亀裂が入る遠因ともなってしまった。


また、流布の過程でチーム名が独り歩きしたのか「水着に覆面を被った犯罪集団」という内容で噂されており、その実在すら疑われる都市伝説と化している。


メンバー編集

逆だったかもしれねぇ…

変身中はメッセージウィンドウに併記されている生徒の肩書・所属先が「対策委員会」から「覆面の女子高生」に変わる。

黄色い覆面がトレードマークの後方支援担当。横長の耳が飛び出している。覆面水着団の命名者。


ピンクの覆面がトレードマーク。アホ毛が飛び出している。余裕のある態度で相手にプレッシャーを与えるタイプ。


青い覆面がトレードマーク。獣耳が飛び出している。元々他の銀行の襲撃計画を立てていた創設者で、予め全員分の覆面を用意していた。


  • 3号「クリスティーナ」

緑の覆面がトレードマーク。シニヨンが飛び出している。語尾は「だお♧」。襲撃中でもニコニコしていて逆に怖い。


赤い覆面がトレードマーク。ツインテールが飛び出している。脅し文句はそこそこ様になっている。


なんとなく腰の低いリーダー。なぜか覆面が紙袋で、番号は手書き。ほんのりたい焼きの香りがする。


関連画像編集

アビドス覆面水着団・イン・ザ・サマー!Masked Swimsuit GangTRICK!!


余談編集

  • PVでは覆面水着団の描写はないものの、よく見るとティザーPVでヒフミのロッカー内に5号の覆面があるのが確認できる。
  • アロナはどの学校が似合うか」という妄想をした際のアビドスでの姿は、水色の覆面にAと書かれ、リボンが飛び出した出で立ち(アロナちゃんねる#2)。
  • シロコとお揃いのブルーの覆面にS(SenseiのS)と書かれた先生用の覆面も登場。(アロナちゃんねる#19)。
  • エイプリルフールのネタとして、国内版の公式がこんなものまで作ってしまった。
  • 2022年に『ブルアカ』の初figmaとなるシロコのオプションにも当然の如く2号の覆面姿が付属する(ちなみに直販特典は目閉じ照れ顔)。ねんどろいどシロコも予定されているが、こちらでも付属するのではないかと予想されている。→やっぱり付属した(外部リンク)
  • 夏イベント「夏空のウィッシュリスト」にてヒフミが、続く「アビドスリゾート復旧対策委員会」にて対策委員会が水着姿を披露した事で、メンバー全員の水着姿が出揃った。各自で用意した水着のため、スクール水着は無し。
  • 覆面水着団としての出動は「リゾート復旧」から連続するイベント「出張!百夜堂 海の家FC計画」から。百鬼夜行連合学院の相談を受けた先生の目の前で、とある事情からお祭り運営委員会を襲撃する始末である。なお、水着姿のヒフミとの共演は今のところ無し。
  • 2023年1月の「ブルアカふぇす!」会場では、チェリノの肖像画とプリン2つ、フブキのドーナツ、テストの答案用紙となど共に、彼女らの覆面と奪った札束入りの鞄が実際に作られ展示されていた(後方支援のアヤネの覆面とヒフミの紙袋は除く)。
  • 2023年のグローバル版エイプリルフールでは、レゴブロック風の姿で登場(もう一つはKAITEN FX Mk.0発売の嘘ネタ)。
  • カフェに置いておけるアビドス系の家具には各自の机があり、後に追加された家具モーションのうち、シロコのモーションは机の中から覆面を出そうとして慌てて仕舞い直すという仕草になっている。
  • TVアニメ4話公開を記念して、ブラウザ専用ミニゲーム「目指せ1億!覆面パズル団」が期間限定で公開された。内容はマッチ3パズルゲームで各員にスキルが設定されており、ボムはコハルのセイなる手榴弾、リザルト画面ではアルの変顔が印刷されたレシートがボイスと共に排出される。ノーマルステージを全てクリアすると「outlow mode」が開放され、スコアアタックに挑戦できる。
  • グローバル版公式配信にて「キヴォトス人は他のキヴォトス人のヘイローを識別できない」という設定が明かされている。先生視点では覆面水着団も覆面だけではヘイローが出てしまっていて身バレが心配だが、ヘイローが出ている事による他の生徒からの身バレの心配は無いようである。

関連タグ編集

ブルーアーカイブ 銀行強盗


ピクシブ百科・ネタバレ注意アイコン

【警告】ここより先、メインストーリーVol.3「エデン条約編」3章及びFinal.「あまねく奇跡の始発点編」3章のネタバレがあります。
















メインストーリーVol.3「エデン条約編」3章において、まさかの再出動となる。


ゲヘナトリニティを襲撃する「エデン条約機構(ETO)」を名乗るアリウス分校に対抗すべく、同じく「ETO」を宣言しシャーレを中心としたトリニティとゲヘナの連合が参戦するのだが、その際にヒフミを支援すべく対策委員会一行が登場した際には覆面水着団の恰好であった。

そしてアズサのもとにたどり着いたヒフミは彼女の前で5号の恰好となった。


アズサはその立場故に普通の生徒であるヒフミと共に居る事はできないと拒絶したのだが、ヒフミは自分も犯罪集団として知られている覆面水着団リーダーのファウストという事を明かした。

巡り巡ってヒフミの立場を危うくした一件であったが、これまた巡り巡ってアズサを救う一手にもなったのである。


ちなみに覆面水着団の事を明かした際にはその場にいたアリウススクワッドは突然の不明勢力の乱入に混乱気味であった。


そしてFinal.「あまねく奇跡の始発点編」3章にてアトラ・ハシースの箱舟内にて発見されたシロコはなんと覆面をしての登場であった。

覆面はバックに入れて持ち歩いており、状況こそわからなかったようだが襲撃を受けている事から脱出時に高そうなものを奪っていくつもりであったようだ。


エピローグではこの覆面はもう一人のシロコことシロコ*テラーに、彼女がなくしてしまった、かつてホシノと出会った日にもらったマフラーの代わりに渡された(このときシロコは「銀行を襲おう」と言いかけており、シロコ*テラーに「ホシノ先輩に怒られる」と却下されている)。

彼女もまたこの覆面をかつて使ったことがあるらしく、連邦生徒会の秘密金庫までも襲撃したことがあるそうな。


この覆面はもう一つの「対策委員会のみんなと繋がっている証」であり、「みんなとの思い出が詰まった、大切なもの」であり、そして「これがあれば、どんな銀行だって襲える」アイテムなのだとか…


こうしてブルーアーカイブの第一部は終焉を迎えるのだが、シロコやブルアカの象徴的エピソードとなった真のアウトローによる銀行強盗は、ストーリーのオチをも飾ったのであった。


その後、「対策委員会編3章」でシロコ*テラーが再登場した際にもこの覆面は大事にされており、この世界のシロコに「シロコ(テラーの方)もアビドス廃校対策委員会、そして覆面水着団の一人」と言われた際にシロコ*テラーがこの覆面を被る一幕も。

一方で、終盤に登場したある高価な鉱石を即席で回収しようとした時にはこの覆面を袋代わりに使っており、彼女もまた砂狼シロコであることを多くのプレイヤーに印象付けた。なお、通常版シロコとシロコ*テラーの同時編成で戦闘に勝利すると…?

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