概要
活動内容には学園の予算管理、他学園との外交や外部企業などとの契約、学校規則の制定などが含まれるほか、修学旅行の計画や公共施設の拡充など、学生の福利厚生にも力を入れている。
しかし、議長のマコトが行動力こそ高いものの目立ちたがり屋な上に騙されやすい性格のため、万魔殿を巻き込んだやらかしを起こすことが多く、その後始末も生徒会の活動に含まれているといえる。
一応、行政処理や外交などはきちんと実施しており、「やる気にさえなれば」十二分な成果を挙げるため、有名無実化はしていない。これでも生徒会長は厳正な選挙によって選ばれた民主的な組織である。
もっとも、大半の生徒が政治に興味をもたないため投票率は3%だが。
なお、イブキが絡む企みには他メンバーも悪乗りする傾向があり、「万魔殿新聞」や「週刊万魔殿」の発行によるプロパガンダとイブキの可愛らしさの喧伝といった活動も確認されている。
また、戦車や榴弾砲など自前の戦力も有しており、普段は治安維持は風紀委員会に丸投げしているが、自治区の危機などには防衛戦に参加することもある。
イベント「不忍ノ心」では百鬼夜行連合学院に外交使節として赴いており、忍術研究部の活躍もあり、百鬼夜行連合学院とは友好的な関係を築くきっかけとなった。その後もイベント「にぎにぎとゆきゆきて」ではゲヘナの修学旅行先に百鬼夜行連合学院が選ばれるなど縁がある。
ミニストーリーではレッドウィンター連邦学園の生徒会レッドウィンター事務局との外交活動(?)も描かれており、破天荒な学園のトップ同士のトンチキな交流が描かれていた。
風紀委員会との関係
万魔殿はゲヘナ学園の最高権力を握る組織ではあるものの、同学園では政治に興味がない不良や自由人が多いためか殆どの生徒から相手にされておらず、むしろ一般生徒への干渉が多い風紀委員会の動向ばかりが注目されている。
これに関連して、マコトは風紀委員会(特に委員長の空崎ヒナ)を一方的に敵視しており、ことあるごとに面倒な業務を丸投げしたり、何かしら理由をつけて予算を削減しようと嫌がらせをしている。
ただ、やりすぎると学園最強のヒナが(物理的に)殴り込んでくるので、組織的には風紀委員会が下部にあたるものの、立場的には対等と言える。
3周年記念イベントでは、マコト以外のメンバーに風紀委員会への敵対心は殆ど存在しないことが描写され、イブキやイロハはヒナに対して友好的だった。
一方、普段は犬猿の仲のマコトとヒナでも、元生徒会長の雷帝なる人物とは何らかの因縁があるらしく、その雷帝絡みの案件では一致して、事態の対処に当たる姿も描かれている。
メンバー
ライオンマル
マコトの飼い猫。マコトが重度の猫アレルギーだったため現在は万魔殿で飼育されている。
正式名は「エンペラー・ライオンマル・ジュニア3世」。
モブ
親衛隊や近衛兵団的立ち位置。黒髪おかっぱで、風紀委員会モブに似ているが、こちらのほうが長身で大人びたイメージを持つ。寮長などもこのモブの立ち絵が使われている。
またモブとは別に専用にデザインされた4名がエデン条約偏やイベント「陽ひらく彼女たちの小夜曲」のスチルに登場している。
既に卒業したゲヘナの会長なる人物。アビドス高等学校と協力関係を結び巨大列車砲の開発に関わっていた。キヴォトスの技術ではありえない技術を持っていた謎の多い人物。
超無敵鉄甲虎丸
主にイロハが戦車長として搭乗している様子が普通だが、イブキが同乗することも多い。
パトロールに使われており、砲身に「巡回中」の掛札がぶら下がっている。
命名はマコトだが、イロハにとってこの名称は小恥ずかしいらしく、単に虎丸と呼んでいる。
余談
- タイトル画像やPVなどで、虎丸の車体に「万魔展」と書かれたものがあったが、2022年3月のメンテナンスで「万魔殿」に修正されており、表記ミスであった模様。
- パンデモニウム・ソサエティーという呼称が長い・読みづらい・書きづらいの三重苦な事や、万魔殿(ばんまでん)が多くのIMEが変換に対応していないというのもあって、一部先生からは「まんまどの」「パンティー」等あんまりな愛称で呼ぶ者も存在する。
- なお、ロリであるイブキがメンバーから溺愛されている為か、一部では万魔殿をロリコンと見なすものもいるとか。
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