「精々念入りに、首でも洗って楽しみにしてるがいい!今度こそ徹底的に思い知らせてくれるわ!キキキキ、キャハハハハハ!!!」
プロフィール
学園 | ゲヘナ学園 |
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部活 | パンデモニウム・ソサエティー |
学年 | 3年生 |
年齢 | 18歳 |
誕生日 | 3月19日 |
趣味 | 計略、悪巧み、イブキと遊ぶこと |
身長 | 169cm |
CV | 浅川悠 |
デザイン | 春夏冬ゆう(※) |
イラスト | DoReMi(※) |
※『ブルーアーカイブ オフィシャルアートワークス』より
人物
ゲヘナ学園の生徒会「万魔殿(パンデモニウム・ソサエティー)」の議長、いわゆる同学園の生徒会長。
すらりとした体形に長い銀髪や鋭い目など、容姿だけなら男装の麗人を思わせる美形の部類。
だがその実態は「自由と混沌」を校風とする学園の生徒会長だけあって、生徒の問題行動を放置するどころか、自ら「キキキ」と笑い他校を巻き込む事件を起こすトラブルメーカー。
政治にほとんど関心を持たないゲヘナ生徒では極めて珍しい「権力欲」の持ち主。それもとびきり強烈で自分がトップにいないと気が済まず、野望はなんとキヴォトス全土の征服。
それに加えて悪の総帥チックな策謀を好み、しょっちゅう怪しげな笑いを浮かべ何かを画策するが、部下のイロハから間違った認識を冷静に突っ込まれて「何ィ!?」と叫ぶ展開になる事が多い。
このせいか「風貌は宝塚歌劇団、性格は吉本新喜劇」と呼ばれることも…。
イブキに甘いところは他万魔殿メンバーと変わらず、その溺愛ぶりは3rd PVでは雪が降る中自分のコートの中にイブキを入れてあげたり、自分が食べたプリンがイブキのものであると知った瞬間怒涛の勢いで反省し許しを乞い始めたりするほど。
何故彼女が生徒会長になれたのかとファンは度々考察するが、逆に彼女ぐらい強メンタルな人物でもなければ、普段から問題だらけなゲヘナを纏める胃に穴が開きそうな役職には就けないのではないか?とも言われている。……が、今のところは明確な理由等は語られていない。
前述のとおりゲヘナでは政治に対し関心が薄く投票率が異常に低い(3.8%)ため、隙間産業的に潜り込んだと考えるのが順当であろう。事実学園内でのマコトの知名度はきわめて低い。
なおこのことについて「どうせほとんどの生徒は政治なんて分からない!つまり、生徒が政治をああだこうだと考えるよりも、関心など持っていない方がしやすい!」とは本人の弁であるが、巨大なマコト像をそこら中に建てたり万魔殿の宣伝チラシをばら撒いてこの結果であるため、真相は推して知るべし。
なお絆ストーリーに語られる彼女の活動は、「自分の伝記の出版」「万魔殿グッズの販売」「キヴォトス一高いマコトタワーの建設」「リゾート施設の建設」などで、バカではあるが地元の人との交渉やゲヘナ愛などリーダーとしての器のようなものを感じる。
また、彼女は他の生徒会長たちと比べてかなり外交に積極的で、レッドウィンター連邦学園や百鬼夜行連合学院などと友好関係を築いている。
風紀委員会……特にヒナに対して異様とも言える敵対心を燃やしており、風紀委員会の予算を横領する、業務ノルマを数倍に増やすなど権力を笠に着た嫌がらせを行っている他、マコト自身のせい負ったイブキの怪我の責任すら被せようとする等、悪辣な手段も厭わない程。
ヒナの過剰業務の一因となっており、何故マコトがここまでヒナを敵対視するのかは現状不明。
メインストーリーVol.3「エデン条約編」では戦乱を狙うアリウス分校にまんまと乗せられ、トリニティを目障りな風紀委員会共々潰そうと侵攻するが、「アリウスはトリニティ以上にゲヘナを嫌っている」という前提も把握していなかったか、当然のように裏切られ酷い目にあった。トリニティの弱体化には成功したが、アホとしか言いようがない。
半ばギャグ世界に生きてる為か、本来ならば死亡不可避の事態に対して髪がアフロになる程度だったが。
最終編「あまねく奇跡の始発点編」では連邦生徒会の緊急会議に出席。先生が不在であったことやトリニティの内輪揉めを見せられたため全くやる気も危機感もなかったが、後にイブキから「忍術研究部を助けに行きたい」とお願いされるや否や行動開始。部下たちを引き連れ、共にサンクトゥム攻略戦へはせ参じた(ちなみにその時使用した戦車の名前は「超無敵鉄甲『虎丸』」で、イロハがEXスキルで呼び出す戦車と同じである)。
上記のように、基本的に考えなしで行動するおバカキャラであるのだが、
- 連邦生徒会も存在を把握しきれていないアリウスと(ヒナやアコにも一切悟らせず)個人的にコンタクトを取り会場を爆破
- 忍術研究部の戦っている場所を即座に把握し救援に駆けつける
- ヒナの苦手とする物の把握
- 風紀委員会にスパイを侵入させる
など、抱えている情報網はやたら優秀。
上述の緊急会議においても、彼女だけは卓上の書類を少なくとも手を付けた跡があり、態度に関わらずそういった情報収集には手を抜かないある意味抜け目ない一面が見える。
「キキキッ……このマコト様の情報網を甘く見てもらっては困る」
……本当にこの点においては優れているのが困る。
それを活用するのがマコトであるため、大抵は自爆か空振りで無駄遣いに終わるオチが付くが。
総じて自分がトップであるための策謀・謀略には非常に精力的だが、うまい話に後先考えず飛びついては騙される、ゲヘナにとって要であるはずの空崎ヒナを「自分が名実ともにトップになる」為だけに排除しようとしてその後の悪影響は考える気も無いなど、地位と野望に比して視野が全く足りていないのが現状。
が、「マコト様の辞書には反省も後悔も無い」と自ら言うように常に根拠のない自信に満ちており、その諦めの悪さやビッグマウスも相まって、一部の不良には妙なカリスマらしきものを発揮することがある。
なお、本人の絆ストーリーではライオンマル(本名『エンペラー・ライオンマル・ジュニア3世』)と名付けた猫を引き取るが、自身は重度の猫アレルギーだったため家飼いは断念せざるを得ず、万魔殿の本部で世話する事になった。
どうやら猫からライオンになるまで育てて万魔殿のシンボルにするつもりでのネーミングだったらしく、彼女の独特なセンスが垣間見える。
「対策委員会」3章では、ヒナ共々先代生徒会長"雷帝"と浅からぬ縁があった背景と、"雷帝の遺産"と呼ばれし数々の開発兵器を捜索・処分していることが判明。
マコトの性格なら自分の物として横領したがりそうなものだが、劇中では逆に惜しむ素振りすらなく真剣な姿勢で破壊処分に当たり、同席していたヒナにも嫌味ひとつ無いという、平時とまるで違う振る舞いを見せた。
そのため二人の間には雷帝絡みによる何かがある可能性が濃厚となっている。
衣装
ドレス
イベント「陽ひらく彼女たちの小夜曲」にてパーティに出席した際に披露した姿。
髪型はポニーテールに変わり、角にも装飾品がついているなどかなり気合が入っており、「黙っていれば美人」というユーザーからの評価をより盤石にした。
ちなみに手にはウイスキーグラスを持っているが、中身は紅茶。
武器
固有武器「唯我独尊」のモデルはWA2000。
ゲーム中の立ち絵は見切れていて見えないが、公式アートワークス等で見れる立ち絵の全体図で確認できる。
当銃は特殊部隊向けに開発されたセミオート式のスナイパーライフルでコンセプトを同じくしたPSG1と共に発表されたが、公式採用されたのはPSG1の方である(また作中でPSG1をモデルとした銃を使用している生徒は2名いる)。
性能
通常版
「キキキッ…全弾発射!……あれ?ぎ、逆!?」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
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☆☆☆ | 貫通 | 特殊装甲 | SPECIAL | BACK | アタッカー | AR |
3周年イベントより限定枠として実装。
EXスキルは榴弾砲の発射を命じ、円形範囲内の敵に対してダメージを与える。
コストは6と少々重いのがネックだが、範囲が凄まじく広い。
また、範囲内に存在する敵の数によって威力が変動する特殊な仕様があり、変動は「5人以下」「6~10人」「11人以上」の三段階で行われ、人数が多いほど強力になる(11人以上且つレベル5で987%)。なお、威力の変動はヒット毎に再計算される。
円形範囲はでっかく「万魔殿」と描かれた万魔殿のロゴマークにもなっている。
ちなみに発動時はマコトがフィールド上に現れるが、攻撃終了時に自身にも弾が直撃し例のアフロ姿を晒す。
カットインもドヤ顔で命令を下した後、地図を逆さに読んでいたことに気づき慌てふためくという彼女らしい内容となっている。
ノーマルスキルは55秒毎に円形範囲内の敵に防御デバフを付与する。
効果時間は35秒間とそこそこだが倍率は最大15.8%と少々物足りない。育成コストを割かずに済むスキル枠と割り切る方が良いだろう。
なお、ヒナ(通常版orドレス版)と同時編成していた場合、ノーマルスキルが発動するとヒナがものすごく嫌そうな顔をする特殊演出が発生する。
パッシブスキルは攻撃力の増加で、固有武器の凸で更に攻撃力を加算する。
サブスキルは味方の貫通特効を最大30.2%上昇させる。
貫通の範囲攻撃持ちということで、主な戦場は総力戦ケセドとなる。
高火力&高命中で機械兵集団を一掃できるのは非常に強力であり、Tormentの前半戦をマコトほぼ一人で壊滅させることも可能……どころかTAを度外視した安定攻略であれば真剣に選択肢に入るレベル。
育成もマコト単騎を行うなら固有武器星3が必要だが、ストライカーにもアタッカーを配置するのであれば特に星上げが必要ないのもありがたい。
他にもEXスキルで範囲攻撃を行えるスペシャル枠であること、そしてノーマルスキルでデバフの付与が可能であることから大決戦グレゴリオが登場した際にも活躍するのではないかと目されている。
また、初心者にとっては屋内適性Sの広範囲アタッカーという点が特別依頼・拠点防衛の攻略に大いに役立つため、任務攻略でも頼れる存在となるだろう。
一見性能が似通ったナギサとは防御力デバフを付与する共通点がある一方、火力と属性特攻を積む貫通属性のマコトに対し会心強化と味方の治癒を兼ねる爆発属性のナギサという具合で、微妙に重ならない部分がある。
余談
マコトは3年生ながら3月生まれの18歳であり、同じく3月生まれ18歳のカヨコと同じく留年疑惑がある。