概要
トリニティ総合学園の部活の一つで、文字通り放課後にスイーツを食べることを活動内容としている。
現在判明している部員は創立者の栗村アイリ、伊原木ヨシミ、柚鳥ナツ、杏山カズサの四名。創立者のアイリが上下関係を好ましく思っていないため部長は存在しない。
友達としてのお互いへの信頼は厚く、ナツをして「私たちの結束は揺れなかったし、それはこの先もないだろう(イベント「甘い秘密と銃撃戦」にて)」とまで断言せしめるほど。
煽りに煽ったり、ハードなツッコミ(物理)を入れたりといった場面もあるが、それもまた彼女たちの強固な信頼関係があった上での日常的なコミュニケーションといえよう。
同じ食べ物系の部活で、ゲヘナ学園の美食研究会や給食部があるが、テロリストとして悪名高い前者や、学園の運営組織じみた面がある後者とは異なり完全に無名で、名を広める意味も存在しない。
実際トリニティの政治には疎く、あれだけ大きな話題になったエデン条約やティーパーティの凋落といったニュースも全く届いておらず、そもそも同生徒会の名前すら知らなかった面子も居たほど。
非日常が日常なキヴォトスや謀略が渦巻くトリニティでは逆に珍しい程、極めて平和かつ真っ当な同好会で、純粋な仲のいい友人グループという形の集まりとなっている。ただれっきとした部活で部室と部費は支給されている模様。
ただし、降りかかる火の粉自体はキッチリ払うタイプで、限定ショコラアイスの販売を潰した上アイリにも手をあげた過激派のデモ隊には腹を立て、ある意味妥当な銃撃戦に持ち込んでいる。
「人は糖分が不足すると思考が停止する」「つまりこれから起きることは全部チョコレートが悪い」という大変デタラメな口実はナツの弁だが、糖分欠乏症に陥った獣は何よりも恐ろしいのである。
ちなみに戦闘力はキヴォトスのネームドの学生集団の中では低めで、先生の指揮があればスケバン集団を蹴散らすことは可能だが、素の実力では正義実現委員会のモブたちに制圧されて捕まってしまう程度しかない。相対的に(ゲリラ戦のエキスパートと協働とはいえ)正実モブ達を半壊させた自称・平凡な生徒がおかしく見えてしまうことに…
また平和すぎて忘れがちだが、彼女たちはお嬢様学校であるトリニティの生徒であり、アイリがバンドをやろうと言い出した時には、備品感覚で数万円する楽器を買い揃えられるほどの経済力を有している。
ちなみになぜか一時期剣先ツルギが体験入部していた。
関連タグ
宇沢レイサ…前述のイベント「甘い秘密と銃撃戦」のメインキャラ。物語の構成上放課後スイーツ部(主にカズサ)との絡みが多かったためか、彼女も交えた5人で描かれたイラストも多い。